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わが荷風 (講談社文芸文庫) 文庫 – 2002/12/10

5.0 5つ星のうち5.0 6個の評価

荷風の生涯と作品の全貌。読売文学賞受賞作永井荷風の愛読者を自認した著者が、作品の背景を自ら歩き確認する方法で、荷風の生涯と作品の全貌にふれ、荷風像を丹念に追求し明らかにした画期的な荷風評伝。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2002/12/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/12/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 328ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061983164
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061983168
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 6個の評価

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野口 冨士男
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態の商品でした。値段の設定も良心的で、満足しました。
2013年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙ほか大変綺麗なものでした。ほとんど新品同様でした。まだまだ入手したい本もありますので、今後とも宜しくお願いします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月15日に日本でレビュー済み
野口冨士男という作家がいました。本書は、同じ東京生まれの著者が、荷風ゆかりの地を訪ね「目で確かめたものからまた作品の世界へ戻っていくという往復運動」によって書き上げた永井荷風論です。

明治44年生。戦前から小説を書き始め、昭和40年、在野でありながら大著「徳田秋声伝」も上梓。緻密で硬質な文章が特色です。

その8年後から書かれた本書でも、その緻密さが十二分に発揮されています。荷風文学における風景描写の重要性はつとに知られるところですが、筆者は、戦後の東京に戦前の「帝都」の名残を見いだしつつ、小説の舞台となった土地と作品世界をつきあわせる。そして「断腸亭日乗」やそのほかの作品の背後に隠された作家の意図、心情を探っていきます。

時代状況を当時の歴史書にあたり、「日乗」に書かれた日時をつきあわせては作品との異同を探る姿勢はまるで警視庁鑑識課w 韜晦の作家永井荷風の実像に迫らんとする執拗な筆致はスリルに満ちています。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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