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ここに地終わり海始まる 下 単行本 – 1991/11/1
宮本 輝
(著)
初めて訪れた、青春。
「純粋培養」された志穂子は、ひとを愛する喜びと苦しみを知り、ひとりの女性として歩み始める……。生命(いのち)の歓びを謳(うた)う、長篇ロマン!
「ここに地終わり 海始まる」の若い主人公を幼児から18年間も結核という病気で封じ込めたのちに、大都会の汚濁の渦に放り出したのは、私が、この小説の主人公を豊かな人格をもつ幸福な女性にしたかったからなのですが、はたして、彼女が幸福になったのかどうかは分明ではありません。なぜなら、私は彼女を「過程」、もしくは「途上」で置き去りにして筆を擱(お)いたからです。幸福を願いつつ、小説の幕をおろしました。──「あとがき」よ
「純粋培養」された志穂子は、ひとを愛する喜びと苦しみを知り、ひとりの女性として歩み始める……。生命(いのち)の歓びを謳(うた)う、長篇ロマン!
「ここに地終わり 海始まる」の若い主人公を幼児から18年間も結核という病気で封じ込めたのちに、大都会の汚濁の渦に放り出したのは、私が、この小説の主人公を豊かな人格をもつ幸福な女性にしたかったからなのですが、はたして、彼女が幸福になったのかどうかは分明ではありません。なぜなら、私は彼女を「過程」、もしくは「途上」で置き去りにして筆を擱(お)いたからです。幸福を願いつつ、小説の幕をおろしました。──「あとがき」よ
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1991/11/1
- ISBN-104062052725
- ISBN-13978-4062052726
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1991/11/1)
- 発売日 : 1991/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4062052725
- ISBN-13 : 978-4062052726
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,162,584位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,809位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。
広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため二年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』『にぎやかな天地』『骸骨ビルの庭』等著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単行本でしたので、とても読みやすく、綺麗な状態で、気持ちよく読みました。
2003年5月21日に日本でレビュー済み
読後に、イメージとして志穂子は菅野美穂だと思った。それも思いっきり初期の頃の菅野。「イグアナの娘」に出演していた時の菅野のはとても純粋な、まだ幼さの残る少女、感受性のものすごく強い少女という感じがする。
ただ、相手の梶井が浮かばないんだよね。だれも思いつかない・・・。
なかなかいいドラマになりそうだと思うんだけど、どうでしょうか?
ただ、相手の梶井が浮かばないんだよね。だれも思いつかない・・・。
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