二十数年まえ、職場のおじさんが「これ、面白いで」と、貸してくれました。
読み始めると夢中に。早く帰宅して続きが読みたくてウズウズしたものです。
文庫になったのを見つけ懐かしくなって購入しました。
本の内容と関係ないのですが本書を手にとると、お母様が満州国で映画館を営まれていたこと、洗濯物が凍ってしまうことなど、楽しそうに話して下さったおじさんの笑顔が蘇りました。
ノンフィクション。誰しも人生ノンフィクション。
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ワイルド・スワン(上) ハードカバー – 1993/1/19
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激動中国、祖母・母・娘 親子三代七〇年 現代中国を舞台に、祖母・母・娘の親子三代七〇年にわたる、激動の大河ドラマである。彼女たちの笑いや涙、怒りとともに時が静かに優しくそして力強く流れる。
- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1993/1/19
- ISBN-104062056534
- ISBN-13978-4062056533
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商品の説明
著者について
【ユン・チアン】
1952年中華人民共和国四川省宜賓市生まれ。14歳でしばらく紅衛兵を経験したあと、農村に下放されて農民として働き、「はだしの医者」、機械工場の鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、のちに講師となる。1978年にイギリスへ留学。ヨーク大学から奨学金を得て勉強を続け、1982年に言語学の博士号を取得。中華人民共和国からの留学生でイギリスの大学から博士号を取得したのは張戎(ユン・チアン)が初めて。現在はロンドンに住み、ロンドン大学の東洋アフリカ研究所で教鞭をとっている。
【土屋京子】
翻訳家。1956年愛知県生まれ。東京大学教養学部卒業。英字誌編集者を経て、現在に至る。訳書に『地球を救うかんたんな50の方法』『人生を成功させる7つの秘訣』『ZAPP!』『大接戦』(いずれも講談社)など。
1952年中華人民共和国四川省宜賓市生まれ。14歳でしばらく紅衛兵を経験したあと、農村に下放されて農民として働き、「はだしの医者」、機械工場の鋳造工、電気工を経て四川大学英文科の学生となり、のちに講師となる。1978年にイギリスへ留学。ヨーク大学から奨学金を得て勉強を続け、1982年に言語学の博士号を取得。中華人民共和国からの留学生でイギリスの大学から博士号を取得したのは張戎(ユン・チアン)が初めて。現在はロンドンに住み、ロンドン大学の東洋アフリカ研究所で教鞭をとっている。
【土屋京子】
翻訳家。1956年愛知県生まれ。東京大学教養学部卒業。英字誌編集者を経て、現在に至る。訳書に『地球を救うかんたんな50の方法』『人生を成功させる7つの秘訣』『ZAPP!』『大接戦』(いずれも講談社)など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1993/1/19)
- 発売日 : 1993/1/19
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 380ページ
- ISBN-10 : 4062056534
- ISBN-13 : 978-4062056533
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,729位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,430位英米文学研究
- - 32,170位社会・政治 (本)
- - 49,479位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・サノーさん一言コメント
「祖母、母、姉、著者、三代にわたる中華の白鳥が体験した、権力と支配の荒波。近代中国のDNAを知る」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「中国史上、もっとも記録が少ない時期を克明に記録し、知られざる中国という国家の成り立ちを知る一冊です」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):まず、注意したいのは、満州国成立以前の結婚適齢期は15歳だということだ。
ウノーさん(以下ウ):だから、祖母も母も活躍期が長いというか、現在のイメージだと理解できない「濃密な人生」が書かれています。
サ:つい、現在の年代感覚で連想してしまうと、違和感が出てしまう。
ウ:満州国による日本の支配を体験し、国民党の台頭を知り、共産党に入り、幾多の生死の境目を潜り抜けてきて「党員幹部」となった「母」の年齢が20代だったりしますので、注意が必要です。
サ:そこを意識すると、著者の義理の祖父である「夏先生」だけが上巻では「イメージ通りの老人」だな。
ウ:物語は支配者が変わるたびに翻弄される人々と、家族が生き延びるために死力を尽くす親と子が軸です。
サ:権力による暴力、支配による殺生、その矛盾が描かれるが「夏先生」だけは医を仁術とし、人を助けるスタンスを貫いた人物として書かれている。
ウ:著者が好きだったことはもちろんですが、実際に人々を多く救う行為が、その人生を助けるという摂理だと感じました。
サ:その観点からいえば、この物語は「因果応報」の実例なのかもしれない。
西欧の中国進出と撤退、日本の支配と敗戦、国民党の台頭と腐敗による敗退、共産党の台頭と弾圧、それの史実は、全て、人間の弱さや欲望や暴力が「因」となり、「果」としての死や悲しみが確立したと考えられる。
ウ:理解したのは、中国が脈々と受け継いできた「DNA」とそれに対する恐怖です。
サ:支配する側とされる側、そこで起こる軋轢や腐敗、それに対する反動が「毛沢東」という現実を生み出し「全体の幸福」を目指すための規律と法律、制度へと至ったわけだ。
ウ:「あの」大弾圧の種となるもの、素地となったものを初めて知りました。
サ:自分たちに流れるもの、自国が繰り返してきた「過ち」に対する恐怖なんだ。
ウ:著者の父が「革命意欲低下」のレッテルを張られたときから、束の間の家族の平穏と幸せが始まっているのも、強烈なアンチテーゼです。
サ:父親が「家族よりも大事」だとしてきた「思想」から離れたとき、残ったのが家族であり、人としての本来の「幸福」だったのだと思う。
【了】
「祖母、母、姉、著者、三代にわたる中華の白鳥が体験した、権力と支配の荒波。近代中国のDNAを知る」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「中国史上、もっとも記録が少ない時期を克明に記録し、知られざる中国という国家の成り立ちを知る一冊です」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):まず、注意したいのは、満州国成立以前の結婚適齢期は15歳だということだ。
ウノーさん(以下ウ):だから、祖母も母も活躍期が長いというか、現在のイメージだと理解できない「濃密な人生」が書かれています。
サ:つい、現在の年代感覚で連想してしまうと、違和感が出てしまう。
ウ:満州国による日本の支配を体験し、国民党の台頭を知り、共産党に入り、幾多の生死の境目を潜り抜けてきて「党員幹部」となった「母」の年齢が20代だったりしますので、注意が必要です。
サ:そこを意識すると、著者の義理の祖父である「夏先生」だけが上巻では「イメージ通りの老人」だな。
ウ:物語は支配者が変わるたびに翻弄される人々と、家族が生き延びるために死力を尽くす親と子が軸です。
サ:権力による暴力、支配による殺生、その矛盾が描かれるが「夏先生」だけは医を仁術とし、人を助けるスタンスを貫いた人物として書かれている。
ウ:著者が好きだったことはもちろんですが、実際に人々を多く救う行為が、その人生を助けるという摂理だと感じました。
サ:その観点からいえば、この物語は「因果応報」の実例なのかもしれない。
西欧の中国進出と撤退、日本の支配と敗戦、国民党の台頭と腐敗による敗退、共産党の台頭と弾圧、それの史実は、全て、人間の弱さや欲望や暴力が「因」となり、「果」としての死や悲しみが確立したと考えられる。
ウ:理解したのは、中国が脈々と受け継いできた「DNA」とそれに対する恐怖です。
サ:支配する側とされる側、そこで起こる軋轢や腐敗、それに対する反動が「毛沢東」という現実を生み出し「全体の幸福」を目指すための規律と法律、制度へと至ったわけだ。
ウ:「あの」大弾圧の種となるもの、素地となったものを初めて知りました。
サ:自分たちに流れるもの、自国が繰り返してきた「過ち」に対する恐怖なんだ。
ウ:著者の父が「革命意欲低下」のレッテルを張られたときから、束の間の家族の平穏と幸せが始まっているのも、強烈なアンチテーゼです。
サ:父親が「家族よりも大事」だとしてきた「思想」から離れたとき、残ったのが家族であり、人としての本来の「幸福」だったのだと思う。
【了】
2019年8月5日に日本でレビュー済み
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中国人の感覚、表向きな表現と内心のギャップ、中国の歴史的経緯を学べます。
内容は、生の激動の中国を生きた人の本音がうまく描写されて、とても素晴らしいけど、
図とか挿絵を挿入して、外国の人でも、制度、地名、地理が分かりやすくしていただけるともっと素晴らしいと思います
内容は、生の激動の中国を生きた人の本音がうまく描写されて、とても素晴らしいけど、
図とか挿絵を挿入して、外国の人でも、制度、地名、地理が分かりやすくしていただけるともっと素晴らしいと思います
2018年12月18日に日本でレビュー済み
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迫る、ノンフィクション。
ずいぶん前に一度読んでいたのを、今回、Kindleで購入し、再読しました。
やはり、あらためて、スゴイ……のひと言につきます。
上下巻とも一息に読み切りました。
淡々としながらも、壮絶で生々しい描写に、戦慄が走ります。
濃く、重く、壮大で過酷な、中国の歴史の一幕。
著者の家族をはじめ、係わる人々の人間性に強く胸を打たれました。
ぜひ、お勧めです。
もちろん、☆5つ。
ずいぶん前に一度読んでいたのを、今回、Kindleで購入し、再読しました。
やはり、あらためて、スゴイ……のひと言につきます。
上下巻とも一息に読み切りました。
淡々としながらも、壮絶で生々しい描写に、戦慄が走ります。
濃く、重く、壮大で過酷な、中国の歴史の一幕。
著者の家族をはじめ、係わる人々の人間性に強く胸を打たれました。
ぜひ、お勧めです。
もちろん、☆5つ。
2017年11月14日に日本でレビュー済み
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この作品を何で知ったかはもう憶えてないが、7年ほど前だったか初めてこの作品を読んだ。
最近、政治関係の本を読みあさっていたら、急になぜか、著者の名前や作品の名前が頭に浮かんできて、再び読みたくなった。
漠然と心に残っていて、強烈なインパクトを受けた印象が当時あり、それが今でも心の片隅に残っていたらしい。
10年経って再び読んでも、食い入るように読んでしまうリアルな内容と筆致の力強さを改めて感じる。
著者の文章は、その時その時の情景が非常に想像しやすく、頭にすんなり入ってくるが、混乱を極めた時代の中国を描いているだけに、むごたらしく悲しい情景描写も決して少なくはない。それでも次を読み進めたくなるのは何故だろう。
ノンフィクション作品としては抜群の作品。日本が満州を統制していた頃の中国~後の中国共産党に至る過程を、一家三代に渡って描いた本作品はトップレベルの出来映えではないかと思う。
(私個人としては、この作品を是非とも映画化してほしかった)
最近、政治関係の本を読みあさっていたら、急になぜか、著者の名前や作品の名前が頭に浮かんできて、再び読みたくなった。
漠然と心に残っていて、強烈なインパクトを受けた印象が当時あり、それが今でも心の片隅に残っていたらしい。
10年経って再び読んでも、食い入るように読んでしまうリアルな内容と筆致の力強さを改めて感じる。
著者の文章は、その時その時の情景が非常に想像しやすく、頭にすんなり入ってくるが、混乱を極めた時代の中国を描いているだけに、むごたらしく悲しい情景描写も決して少なくはない。それでも次を読み進めたくなるのは何故だろう。
ノンフィクション作品としては抜群の作品。日本が満州を統制していた頃の中国~後の中国共産党に至る過程を、一家三代に渡って描いた本作品はトップレベルの出来映えではないかと思う。
(私個人としては、この作品を是非とも映画化してほしかった)
2015年10月4日に日本でレビュー済み
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パール・バックの「大地」の後に読みました。「大地」がフィクションのためいきなりドラマティックであるのに比べると、中国人作家によるノンフィクションであり、特に上巻は祖母や母の話が中心だということもあって退屈な感じから始まりました。しかし、下巻からは重苦しい中にも精一杯生きる中国の人々の息を飲む展開です。まだそれほど時代が経っていないとは思えないと思いながら、今でも思想や言論に制限のある中国という国を、その歴史から理解できた観があります。
2011年1月10日に日本でレビュー済み
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トップは従順な民を作ろうと、支配し、迫害、粛清を繰り返し、
人々も自己保身のために隣人であろうとも密告します。
中国の人々が歩んできた苦難の歴史に触れ、
絶えずさらされている死の恐怖から逃れるためには
体制に飲み込まれるしかないのか・・・。
祖母の時代の纏足の話から始まって、
共産党員の両親の苦悩、
著者の体験する文化大革命の名の下に人を貶めあう社会
その残虐で過酷な時代を
著者は「あのような時代であっても崇高な人間性を保って生きた勇気ある人々に敬意をこめて」描いたそうです。
凛としていた祖母の生き方、高級幹部を両親に持つ彼女にしか知りえなかった多くの真実を、
冷静な分析・観察をもって描かれた傑作です。
知ることができてよかった。
人々も自己保身のために隣人であろうとも密告します。
中国の人々が歩んできた苦難の歴史に触れ、
絶えずさらされている死の恐怖から逃れるためには
体制に飲み込まれるしかないのか・・・。
祖母の時代の纏足の話から始まって、
共産党員の両親の苦悩、
著者の体験する文化大革命の名の下に人を貶めあう社会
その残虐で過酷な時代を
著者は「あのような時代であっても崇高な人間性を保って生きた勇気ある人々に敬意をこめて」描いたそうです。
凛としていた祖母の生き方、高級幹部を両親に持つ彼女にしか知りえなかった多くの真実を、
冷静な分析・観察をもって描かれた傑作です。
知ることができてよかった。
2014年2月24日に日本でレビュー済み
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私は中国在住でして、未だに読んでいませんが、今から読むのが楽しみです。