久しぶりに森瑤子さんの本が読みたくなりいくつか購入したうちの1冊です。
森瑤子さんの小説やエッセイに出てくる食事があまりにも美味しそうで、レシピが知りたくなり購入しました。
オイルサーディン丼は簡単なのに絶品!
ぜひお試しください。
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森瑶子の料理手帳 単行本 – 1994/3/1
森 瑶子
(著)
グルメ作家・森瑤子が自ら作った料理を集成。
氏の作品に出てくる料理、家族のために工夫したふだんの料理、好きな男たちに捧げる料理など、さまざまな状況で生まれた数多くの料理を、最初で最後の大公開。
氏の作品に出てくる料理、家族のために工夫したふだんの料理、好きな男たちに捧げる料理など、さまざまな状況で生まれた数多くの料理を、最初で最後の大公開。
- 本の長さ119ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1994/3/1
- ISBN-104062059924
- ISBN-13978-4062059923
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
筋がね入りの食いしん坊作家、森瑶子がみずから作った味の傑作集。小説やエッセイに登場した華のある味、好きな男たちに捧げるエンタテイニングな料理、小味のきいたお惣菜と酒の肴の数々を紹介します。
著者について
本名・伊藤雅代。1940年11月4日静岡県生まれ。6歳の頃からヴァイオリニストを目指し、58年東京芸術大学音楽部器楽科に入学。ヴァイオリンの練習に明け暮れる日々の予定だったが、楽器よりも人間に興味が湧き、卒業と共にヴァイオリンから離れる。コマーシャル制作会社で働くなどした後、イギリス人、アイヴァン・ブラッキン氏と結婚。三女の母となる。78年、処女作『情事』で第2回すばる文学賞を受賞、文壇にデビュー。洒脱な乾いた文体で成熟した女の性愛や男女の機微を描き、ベストセラー作家になる。プライベートでは、おしゃれを楽しみ、素敵な食いしん坊。そんなプライベート森瑤子の食いしん坊ぶりをまとめたのが本書。時には大笑いしながら、時には必死の形相でキッチンに立ち、料理を作っていただいた。本書の料理撮影終了後、病を得て入院し、1993年7月に死去。本書への最後のメッセージは「この本を楽しみにしている男友達が大勢いるのです。」
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1994/3/1)
- 発売日 : 1994/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 119ページ
- ISBN-10 : 4062059924
- ISBN-13 : 978-4062059923
- Amazon 売れ筋ランキング: - 547,330位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 76,324位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森さんの小説やエッセイにて描かれるお料理はビジョンが鮮やかに描かれながらも美味しそうなので是非ともレシピを知れたらと。読んでみましたが、確かにゴージャスな料理や簡単なようで丁寧な下ごしらえに繊細さが溢れた料理、手間と工夫が凝らされているレトルトアレンジレシピにうっとりする反面。レシピやエピソードの隙間から森瑤子としてのきらびやかさとこういう言い方は何ですがルーザー外人である夫、アイヴァン氏と奔放な娘たちに翻弄され馬車馬のように働いた伊藤雅代としての森さんの人生が垣間見え、胸が痛くなりました。特に森さんが理想とする朝ごはんがえぼ鯛の干物にご飯にお味噌汁というのが、アイヴァン氏の要望でイギリス料理ばかり作ることが多かった森さんの切実な「本当に食べたいもの」だったのではないかと思い、心がきりきり痛みます。そして、イギリス料理紹介のくだりで、森さんの夫であるアイヴァン氏の好物が、イギリスでも下層ワーキングクラスの食べ物だとされるチップバティ(フライドポテトのサンドイッチ)だと明かしているのは、編集者による森さんを搾取していたアイヴァン氏への恨みと森さんの仇討ちと思うのは考え過ぎでしょうか?
対照的に、森さんのかつてのフィアンセであり、長年の恋人だった亀海昌次氏が綴ったエッセイと森さんに捧げる料理は、他のボーイフレンドたちが紹介する料理が「森瑤子と関わっていたハイセンスな僕」に酔いしれている自己満足さが鼻につく中、ゴルフで一汗かいたあとの冷えたワイン、シンプルだけれど疲れた体をしゃっきりさせるようなペペロンチーノ、そして和の味を内心は恋しがる森さんへの気配りのように添えられたお漬物といった料理で、森さんへの愛と慈しみに溢れて泣きそうになりました。アイヴァン氏や娘さんたちの心境を考えたら不謹慎ですが、森さんに亀海さんがいてくれて良かったと心底思い、せめて空の上ではリラックスして欲しいと願ってやまない、そんな料理本でした。
対照的に、森さんのかつてのフィアンセであり、長年の恋人だった亀海昌次氏が綴ったエッセイと森さんに捧げる料理は、他のボーイフレンドたちが紹介する料理が「森瑤子と関わっていたハイセンスな僕」に酔いしれている自己満足さが鼻につく中、ゴルフで一汗かいたあとの冷えたワイン、シンプルだけれど疲れた体をしゃっきりさせるようなペペロンチーノ、そして和の味を内心は恋しがる森さんへの気配りのように添えられたお漬物といった料理で、森さんへの愛と慈しみに溢れて泣きそうになりました。アイヴァン氏や娘さんたちの心境を考えたら不謹慎ですが、森さんに亀海さんがいてくれて良かったと心底思い、せめて空の上ではリラックスして欲しいと願ってやまない、そんな料理本でした。
2016年5月17日に日本でレビュー済み
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初めて彼女の小説を読んだのは「セゾンドノンノ」と言う季刊誌の中でだった。衝撃を受けた。大人の女の情事の哀しさ、そして自立する女の強さ、はかなさがあからさまに描かれていた。以来彼女の作品をむさぼるように読んだ。あれから年月は経ち、わたしは当時のヒロインの年齢をはるかに超えた。この本はあの頃のわたしを思い出させてくれる。できればまだあの頃の熱の冷めない頃に読みたかった。森葉子ファンにはたまらない一冊です。そしておいしそうな料理。彼女の人柄も偲ばれるメニューの数々。とても満足です。
2010年3月23日に日本でレビュー済み
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学生時代彼女の本をほとんど読みまくりました。今でも大ファンです。が、この料理本、写真の質が良くありません。内容もガッカリでした。イギリス料理の部分だけはちょっと良かったですが、それ以外、本当に残念です。プライベートな彼女の写真があったのは良かったけど料理本としては何だか成立していないですね。中身を見ていたら絶版の中古本だったとしても買わなかったでしょう。ちょっぴり後悔です。
2014年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファンならとても楽しめる一冊だと思います。
料理も美味しそうだし、写真もなかなか。
瑤子さんの数々のエッセイの描写、その実際はこんなふうだったのかしら、とわかります。
『人生の贈り物』で瑤子さんの愛したものたちのいくつかを着用した姿も見られて、それも嬉しい。
料理も美味しそうだし、写真もなかなか。
瑤子さんの数々のエッセイの描写、その実際はこんなふうだったのかしら、とわかります。
『人生の贈り物』で瑤子さんの愛したものたちのいくつかを着用した姿も見られて、それも嬉しい。
2012年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説に出てくるお料理や森瑤子さんのこだわりがちりばめられています。森瑤子さんや、その小説、エッセイが好きな方には新しい発見があって面白いと思います。
ただ、内容は古いので冷静に今の感覚で見ると、それ、おいしそうか?とか、それ、おしゃれか?とか、いろいろ突っ込みたくなるところも出てくると思います。
あくまで好きな方に、世界観を楽しむための補足として、お勧めします。
ただ、内容は古いので冷静に今の感覚で見ると、それ、おいしそうか?とか、それ、おしゃれか?とか、いろいろ突っ込みたくなるところも出てくると思います。
あくまで好きな方に、世界観を楽しむための補足として、お勧めします。
2012年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森瑤子さんのこだわりを覗けます。
この方の世界観を好む方々にはぜひお薦めしたくなる一冊です。
個人的には、与論島での生活や海辺にて、島の方々といただくごはんのシーンが好きです。
「カンバーセーション・ピース」という言葉を、森瑤子さんの著書から知ったのは学生のときですが、そのピースのストーリーも写真付きで楽しめます。
この方の世界観を好む方々にはぜひお薦めしたくなる一冊です。
個人的には、与論島での生活や海辺にて、島の方々といただくごはんのシーンが好きです。
「カンバーセーション・ピース」という言葉を、森瑤子さんの著書から知ったのは学生のときですが、そのピースのストーリーも写真付きで楽しめます。
2009年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森瑤子さんの「料理手帖」とやっとめぐり合いました。この本が出されたことは私はまだ学生になりたてでした。本屋さんで立ち読みして、その料理の多様さや彼女の美意識がちりばめられたページに大変興味をもちました。
当時は両親からの仕送りで生活をしていたので、この本を買うお金もなくて、そこから6〜7年経過して社会人になったときに、欲しいなと思い探しましたが、もうどこにも出ていませんでした。神田の古本屋へいく都度に探しましたし、復刊を望んだりしたのですが、どれも不発。そこからまた5、6年経って、もしやと思いAMAZONをみたところ、出ていました。うれしかったです。
バブルの時代の、1980年代&1990年代が詰まっている本です。新しさを求めるならばお勧めはしませんが、森瑤子さんが気になる、彼女はどんな人だったのかと興味がある方には、面白い本だとおもいます。
当時は両親からの仕送りで生活をしていたので、この本を買うお金もなくて、そこから6〜7年経過して社会人になったときに、欲しいなと思い探しましたが、もうどこにも出ていませんでした。神田の古本屋へいく都度に探しましたし、復刊を望んだりしたのですが、どれも不発。そこからまた5、6年経って、もしやと思いAMAZONをみたところ、出ていました。うれしかったです。
バブルの時代の、1980年代&1990年代が詰まっている本です。新しさを求めるならばお勧めはしませんが、森瑤子さんが気になる、彼女はどんな人だったのかと興味がある方には、面白い本だとおもいます。