柏葉幸子さんの霧の向こうの不思議な町が大好きで、ふと作者名で検索し、他の作品に興味が出て購入してみました。
十分大人が楽しめる作品です。時間を空けて何度でも読み直したくなるような気がするので、これからも大事にします。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ミラクル・ファミリー 単行本 – 1997/5/1
柏葉 幸子
(著)
おもしろうて、やがて悲しきファンタジ-。講談社児童文学新人賞受賞以来、しゃれたファンタジ-を書いてきた柏葉幸子が描く、日本の土の匂いのする、伝承の中のさまざまな家族像。九編を収録。中学生から
- 本の長さ165ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/5/1
- ISBN-104062086530
- ISBN-13978-4062086530
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
マンガを読みながら涙ぐんでいるオヤジに理由をきくと、オヤジは子どもの頃のことを話しだした…。ふだんはめだたないお父さんたちが主役の、おもしろくてせつない九つの家族ファンタジー。
著者について
1953年6月9日、岩手県花巻出身。東北薬科大学卒業。1975年、講談社児童文学新人賞を受賞した『霧のむこうのふしぎな町』を出版し、同書が日本児童文学者協会新人賞も受賞。このほかに、『地下室からのふしぎな旅』『天井うらのふしぎな友だち』『りんご畑の特別列車』『ふしぎなおばあちゃん×12』〈以上議談社〉『大おばさんの不思議なレシピ』『とび丸竜の案内人』〈偕成社〉『ファンファン・ファーマシィー』〈小学館〉などの作品がある。盛岡市在住。
【画家紹介】
1965年6月2日、東京都杉並区に生まれる。早稲田大学文学部在学中よりイラストレーターとしての活動を始め、雑誌などの仕事を中心に活躍。主なさし絵の仕事に、『まいごの遊びば』(高山栄子・作)『ぼくはきみのおにいさん』(角田光代・作)『とおい夏の日〜四万十川ものがたり』(笹山久三・作)〈以上河出書房新社〉『水のように音楽を』(黒田恭一・作)〈新潮社〉などがある。武蔵野市在住。
【画家紹介】
1965年6月2日、東京都杉並区に生まれる。早稲田大学文学部在学中よりイラストレーターとしての活動を始め、雑誌などの仕事を中心に活躍。主なさし絵の仕事に、『まいごの遊びば』(高山栄子・作)『ぼくはきみのおにいさん』(角田光代・作)『とおい夏の日〜四万十川ものがたり』(笹山久三・作)〈以上河出書房新社〉『水のように音楽を』(黒田恭一・作)〈新潮社〉などがある。武蔵野市在住。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/5/1)
- 発売日 : 1997/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 165ページ
- ISBN-10 : 4062086530
- ISBN-13 : 978-4062086530
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,255,814位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,954位こどものSF・ファンタジー
- - 17,339位日本文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
1990年代より小説家、挿絵画家として活動。挿絵での受賞は『ぼくはきみのおにいさん(角田光代・作/河出書房新社)』が坪田譲治文学賞受賞、『ミラクルファミリー(柏葉幸子・作/講談社)』が産経児童出版文化賞・フジテレビ賞受賞、『江戸っ子ガラス(那須正幹・作/くもん出版)』が産経児童出版文化賞など。2007年より株式会社クラウドボックス代表取締役・クリエイティブディレクター
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
26グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いずれも「父さん」が中心のファンタジーである9編からなる短編集。
1 たぬき親父
2 春に会う
3 ミミズク図書館
4 木積み村
5 ザクロの木の下で
6 「信用堂」の信用
7 父さんのお助け神さん
8 鏡よ、鏡…
9 父さんの宿敵
4は「塚本さん」の奥さんがメイン、5は「父さん」というよりはその「息子と娘」がメイン、6、7は「父さん」と「息子」の現在の関係、となっていて、やや異質ですが、他の5編は、「父さん」の子ども時代の語りと現在が最後にふっとつながっていく、不思議な話です。どの話も読後感が実に穏やかでほんわかとしています。
1 たぬき親父
2 春に会う
3 ミミズク図書館
4 木積み村
5 ザクロの木の下で
6 「信用堂」の信用
7 父さんのお助け神さん
8 鏡よ、鏡…
9 父さんの宿敵
4は「塚本さん」の奥さんがメイン、5は「父さん」というよりはその「息子と娘」がメイン、6、7は「父さん」と「息子」の現在の関係、となっていて、やや異質ですが、他の5編は、「父さん」の子ども時代の語りと現在が最後にふっとつながっていく、不思議な話です。どの話も読後感が実に穏やかでほんわかとしています。
2019年9月22日に日本でレビュー済み
子ども用の本だったし、短編集だったし、なんとなく、寝る前の読み聞かせにしてました。余韻を残すような、スッキリしたような、とても面白い本でした。『鏡よ、鏡』の話では、涙を流しながら、声に詰まりながら読みました。読み聞かせに適していたのかはわからないけれど、お話を一つ読み終わるころには、いつも子どもたちみんな寝てました。
2004年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作は、9つの家族を描いた短編集。9人のお父さんが登場します。たぬき腹のお父さんあり、ひげ面のお父さんあり。子どもたちから疎んじられながらも、子どもを愛する気持ちは同じ。だからこそ、普段は語らない父親の話に、子どもたちは耳を傾けるのです。 冒頭を飾る短編「たぬき親父」は、柏葉氏のストーリーテラーぶりをいかんなく発揮した作品です。たぬきにばかされるのは誰でしょう?この短編は、一部の中学の教科書にも採用された名作です。 柏葉氏特有の暖かさはそのままですが、中には、ほろりとしてしまうような切ない話も混ざっています。それぞれの愛のかたちに、微笑んだり涙したり。読み応えのある短編集です。
2012年3月21日に日本でレビュー済み
こちらの本は挿絵の異なる二冊の物が出版されていますが、私は徳永健さんの挿絵の方が好みです。
短編集で、内容も全体的に重くないのでさらりと読める児童書です。
しかしやはり中には、これは子供だけでは勿体無いというか、大人に読んでもらいたいお話もありました。
柏葉さんの本は児童書といえど、本当に侮れないんですよね。
「木積み村」、「ザクロの木の下で」は大人の読み物として通用しますよ。このゾクゾク感は好きです。
他の人にも勧めました。
短編集『ブレーメンバス』よりライトな短編集です。オススメです。
短編集で、内容も全体的に重くないのでさらりと読める児童書です。
しかしやはり中には、これは子供だけでは勿体無いというか、大人に読んでもらいたいお話もありました。
柏葉さんの本は児童書といえど、本当に侮れないんですよね。
「木積み村」、「ザクロの木の下で」は大人の読み物として通用しますよ。このゾクゾク感は好きです。
他の人にも勧めました。
短編集『ブレーメンバス』よりライトな短編集です。オススメです。