他のBSタイヤ関連本やF1参戦記念本と比較し、開発者である浜島さんの言葉などが多めに出ており
そういった意味では別の観点から興味深く読みました。
個人的にはもう少し技術論の詳細を記載頂ければ更に満足でしたが専門的になりすぎる可能性も
ありますので、これで良いのかもしれません。
参戦するまでの経緯に多くのページを割いており、参戦後、マクラーレンでチャンピオンになるまでの
部分は短く記載されているのみでしたが是非、この部分も掘り下げたものを読んでみたかったですね。
当時のマクラーレンでデザイナーを務めていたA.ニューイとのやり取りなどです。
ですが、それらを勘案しても満足しましたので星4つといたしました。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ブリヂストンがグッドイヤーを抜き去った日 単行本 – 1998/6/1
西山 平夫
(著)
世界最高峰のモータースポーツF1を舞台に繰り広げられるタイヤ戦争。
メルセデス・ベンツ/マクラーレンと組んだ世界制覇への野望!
銀色の2本の矢と化したマクラーレン・メルセデスが、なにものにもとらわれることなくアルバートパーク・サーキットを翔けめぐり、オーストラリアの初秋の陽光をきらめかせながら、並ぶようにしてチェッカード・フラッグをかいくぐったその瞬間、ブリヂストン(BS)のエンジニアたちは口々に「やった、勝った!」と、絞り出すような声をあげた。時に1998年3月8日。ブリヂストン・タイヤが前年のこのオーストラリア・グランプリ(GP)でF1デビューを果たしてからちょうど1年。それは日本製F1タイヤが史上初めて優勝した瞬間であり、またグッドイヤー(GY)の連勝が107でストップしたときでもあった。
メルセデス・ベンツ/マクラーレンと組んだ世界制覇への野望!
銀色の2本の矢と化したマクラーレン・メルセデスが、なにものにもとらわれることなくアルバートパーク・サーキットを翔けめぐり、オーストラリアの初秋の陽光をきらめかせながら、並ぶようにしてチェッカード・フラッグをかいくぐったその瞬間、ブリヂストン(BS)のエンジニアたちは口々に「やった、勝った!」と、絞り出すような声をあげた。時に1998年3月8日。ブリヂストン・タイヤが前年のこのオーストラリア・グランプリ(GP)でF1デビューを果たしてからちょうど1年。それは日本製F1タイヤが史上初めて優勝した瞬間であり、またグッドイヤー(GY)の連勝が107でストップしたときでもあった。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1998/6/1
- ISBN-104062092603
- ISBN-13978-4062092609
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
世界最高峰のモータースポーツ、F1を舞台に繰り広げられるタイヤ戦争。1998年3月、F1デビューを果たしてから1年。日本製タイヤが初めて優勝。ブリヂストンのF1参戦から世界制覇までの足跡をたどる。
著者について
1952年12月、新潟県に生まれる。多摩美術大学デザイン科卒業。「AUTO SPORT」誌編集部を経て、1984年にフリーランス。モータースポーツ誌等に寄稿。1986年、「Racing On」誌創刊に参画。1990年からF1シリーズ取材をメインに活躍中。F1ライター。著書に『キレて疾れ!片山右京を追ったF1GP日記』(双葉社)がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/6/1)
- 発売日 : 1998/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4062092603
- ISBN-13 : 978-4062092609
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,264,716位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30,461位スポーツ (本)
- - 113,539位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年5月10日に日本でレビュー済み
基本的にブリヂストンのF1参戦初年度となった1997年シーズンの戦いをまとめながら、それに挟み込む形で1976年「F1世界選手権・イン・ジャパン」からF1参戦に至るまでの経緯を織り交ぜた一冊。98年に関しては開幕戦でマクラーレンが勝利したために急遽追加した感じ。
内容が内容だけにややブリヂストン贔屓になっている点は否めないが、それでもブリヂストンが何を考えてF1参戦に踏み切ったか、そして各レースにおける戦略はどうだったのかなど、今読んでもなかなか興味深い内容。「F1ドライバーよりも星野一義(現IMPUL代表)さんの方がタイヤに関してはずっと詳しい」「F1ドライバーの中でもタイヤの重要性を理解しているのは全日本F3000経験者」など、関係者のインタビューでは当時のF1におけるタイヤのポジションがうかがえるコメントも。
当時F1において、王者グッドイヤーに挑むチャレンジャーの立場だったブリヂストンの状況がよくわかる。現在のブリヂストンvsミシュランの戦いの内幕を理解するためにも読んで損はない作品ではないか。
内容が内容だけにややブリヂストン贔屓になっている点は否めないが、それでもブリヂストンが何を考えてF1参戦に踏み切ったか、そして各レースにおける戦略はどうだったのかなど、今読んでもなかなか興味深い内容。「F1ドライバーよりも星野一義(現IMPUL代表)さんの方がタイヤに関してはずっと詳しい」「F1ドライバーの中でもタイヤの重要性を理解しているのは全日本F3000経験者」など、関係者のインタビューでは当時のF1におけるタイヤのポジションがうかがえるコメントも。
当時F1において、王者グッドイヤーに挑むチャレンジャーの立場だったブリヂストンの状況がよくわかる。現在のブリヂストンvsミシュランの戦いの内幕を理解するためにも読んで損はない作品ではないか。