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日本国債 上 単行本 – 2000/11/1
購入オプションとあわせ買い
卓越した構想力と取材力に感服!
1枚の領収書から始まる迫真の経済ドラマ。総額600兆円を超える長期債務はどうなる?
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/11/1
- ISBN-104062099551
- ISBN-13978-4062099554
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商品の説明
商品説明
外資系金融企業で日本国債のトレーダーも経験した著者による経済小説が本書。分刻みで億単位の取り引きを行うディーリングルームの描写が克明で、市場の激しい動きに対応するトレーダーたちの緊迫感がリアルに伝わる。小説はサスペンスの味つけが施されているので謎解きに引き込まれながら読み進むうちに、素人にもおぼろげながら公債発行のメカニズムや売買形態、そして魔物のような金融マーケットの輪郭が見えてくるしくみだ。
国債という名の借金の先送り。金利の支払いがますます財政悪化を招き、個人や一般企業ならとっくに破綻に追い詰められる状況にもかかわらず、毎年打ち出の小槌が振られ続ける。このツケを払うのはいったい誰なのか。国債売買当事者であるトレーダーたちの強い懸念は、そのまま読者と日本社会への問題提起になっている。(松浦恭子)
内容(「MARC」データベースより)
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/11/1)
- 発売日 : 2000/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 295ページ
- ISBN-10 : 4062099551
- ISBN-13 : 978-4062099554
- Amazon 売れ筋ランキング: - 158,367位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 92位経済・社会小説 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社での債券ディーラーや外国債券セールスを経て、95年、作家に転身。タイムリーな金融トピックスをテーマに骨太な ストーリーを展開し、熾烈な企業闘争の中でも矜持を失わない人間たちを描いて、国の内外を問わず幅広い読者から支持されている。テレビやラジオでも活躍 し、前・政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、国土交通省・交通政策審議会、財務省「国の債務管理の在り方に関する懇談会」の委員など公職も歴任(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 周極星〈上〉 (ISBN-13:978-4122052802)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
儲かる儲からないのみがフォーカスされがちな金融市場ですが、金融市場も誰かの仕事場なんだという事を思い出させてくれました。
結局、投資家は投資家として1つの立派な仕事であって、その点からいくと私は生活者で、だから金融市場を知る必要が無いという訳ではなく、生活者は生活者なりにしっかりと人生設計をするべきで、その為に金融市場が自分の生活にどのように関わってくるのか、という視点を持つべきなんだと学べた気がします。
未達はあり得ないという意見もありますが、2002年に一度あったようですし、
今後発行残高のさらなる増加とともに消化が難しくなれば、
需給の関係で未達となる可能性はあるのではないかと思います。
株をトレードしている程度で金融のプロではなく素人意見ですが、
金融機関がリスクの高い民間への貸し出すぐらいなら、
まだ信用力のある国債を買うというあくまで消去法的な運用先となっている(と勝手に想像している)結果、
日本の国債は暴落を免れているのではないかと思います。
そして、広く多くの企業に供給される資金が
国債にむかい、一部の企業がそれを吸い込むという図式(があると勝手に想像している)が
日本経済の回復を阻んでいる一因なのではないかと勝手に想像したりしています。
あぁ、小説のレビューでしたね。
金融のプロではないのでリアリティなどはわかりません。
小説なのであまり細かいことを気にする必要はないと思います。
またまだ上巻しか読んでいないのですが、
それなりにおもしろいとは思います。
ただ、どうもページ数を稼ごうとしているのか
無駄な描写がおおくわかりにくくなっている場面があるので
すこし読みにくいと感じました。
暇なときに軽く読むのにはいいのではないかと思います。
上下巻で 1200円ですか。
買ってまでよむのはお金持ちのすることだと思いました。
作者ご本人が、こういう投資の環境で実務経験をお持ちだということ。そうすると、どうしても微に入りすぎて、一般読者がついていけないような感じになるのか、と危惧していました。しかし、そういう専門的なとこには、適切な解説が施されていて、基礎知識しかない読者にも十分わかりやすかったです。
もちろん、実務経験者しか味わえないような、心情、投資をするときのドキドキ感、また、ポジション解消による利益確定の売りのときの安堵感や達成感もうまく表現されています。
私は61歳で眼が悪く、長編小説はちょっと苦手ではありましたが、この小説は興味深く読ませていただきました。
PS 他のレビューに、まるで「フレデリックフォーサイス」の小説のよう、とありましたが、同感です。
「国の借金」程度の知識しか持っていなかったが、日本国債を発行する側・買う側、
その背後にある金融業界等が広くわかる。
物語の中で、さりげなく、その辺りのことが説明され、理解しやすい。
日本国債とは国の借金。過去の借金が現在へ,その返済にまた、現在の借金を将来へ。
それが平然と繰り返される現実。
それを一人の母親の目線で見ていくうちに疑問が生じる。
借金をすることで人々は国の財政について、同じ時代の人達と同時に、
過去・将来の人々とも責任を分かち合うことになる。
母親は子供,つまり次世代の人々と最も多くの時間を接し、次世代のことを気にかける存在。
その目線から日本国債を見ることで、ことの深刻さが見えてくる。
重要人物と目される債券ディーラーの不審な交通事故。
そして、日本国債入札における「未達」の発生。
本作は、これらを取り巻く、証券会社、財務省・金融庁、警察、マスコミ等、様々な人々を巻き込む経済ミステリー小説。
幸田氏のご経歴や様々な取材のおかげでしょうか、たいへん勉強になる本作。
市場取引に関わる証券会社等における具体的な業務内容、国債そのものの性質や特徴、国債入札の仕組みとその中での当局と金融業者の具体的役割(現在は多少制度が変わっているそうですが...)などなど。
普段目にすることのない、また、目にしても経済紙の一記事で表面的にしか見えない、国債に関する事項について、(どこまで正確かは、素人のワタクシには判別不能ながら)臨場感を持って触れることができます。
この点、以前『世紀の空売り』(マイケル・ルイス、文春文庫)を拝読した際に、証券化商品やリーマン・ショックの構造について、臨場感とともに理解が深まった記憶があります。
経済小説の素晴らしい点ですね。
「視点」も興味深い。
「未達」時の、当局の視点、証券会社の視点、刑事の口から語られる「一般人」の視点。
同じ事象でも視点によって様々な捉え方を描写しているのが面白いですね。
振り返ってみると、この上巻は、その半分以上が国債や国債入札の仕組み、市場取引に関わる業務内容等に関する情報提供に費やされている印象(おかげで勉強になります!)。
物語(ミステリー)の進行としては、ふと自分が今どの時点にいるのかわからなくなりがちな回想シーンに振り回されないように気を付けながら(汗)、ひととおりの場面設定が完了した段階でしょうか。
ということで、今後の展開につき、下巻に期待です。
新規国債の未達。そこから派生する他の市場への影響。そして時間とともに欧州から米国を回っていくうちに何がおこるか。それはリーマンショックを経験した今だからこそ現実味を帯びてきます。
筆者の「文庫化にあたって」の中にも書かれているように、実際に国債の未達は2002年に起こったようです。しかしその頃にはまだシ団が存在したため無理矢理に引受させることが出来たのだと思います。
しかしそれも2006年に廃止されていると聞く。その後出来たプライマリーディーラー制度の中でも金融機関には一定額の国債の入札・落札義務があるらしい。旧態依然なのか?だとしたら?