ノンフィクションなので読みやすかった。
いじめ問題が止まらない今でも同じだが、些細な誤解や、足りない一言で、歯車が全く違う方向へ向いて動き出す怖さと、出会い、セレンディプティーの大切さが染み込まれた作品だと感じる
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だから、あなたも生きぬいて 単行本 – 2000/2/21
大平 光代
(著)
いじめ、割腹自殺未遂、極道の妻から弁護士十四歳の時にいじめを苦に割腹自殺を図る。転落の人生をたどり、十六歳で暴力団組長の妻に。現在の養父に悟され二十二歳で離婚。司法試験に合格し、現在は弁護士
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/2/21
- ISBN-104062100584
- ISBN-13978-4062100588
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商品の説明
商品説明
80万人の中学生がいっせいに不登校を始める小説『希望の国のエクソダス』を2000年に発表した作家の村上龍は、NHKの討論番組で、教師や親たちに「あなたは子どもにどんな人生を望みますか」と問いかけた。雇用不安、学歴社会の終焉など、既存の社会システムの崩壊に直面した大人たちが、子どもの未来に対し鮮明なビジョンを持ちえずにいることは、村上が彼らから明確な答えを得ることができなかったことにも象徴されている。
「いじめによる自殺未遂」、「非行」、「極道の妻」と人生のどん底を体験してきた著者が、29歳で弁護士になるまでの軌跡を描いた本書は、変わった経歴を持つ女性の単なる「波瀾万丈記」ではなく、いじめ体験や、司法試験受験の際の勉強法などが克明に記されているように、子どもたちが直面するであろう問題に対して、具体的な対処法を伝えることに主眼が置かれている。本書が100万部を越えるベストセラーとなったのは、「いい学校からいい企業へ」といったモデルが通用しなくなった20世紀末の社会が、即効性のある新たな人生のモデルを切望していたからだろう。
村上は自身の作品の主人公の中学生に、日本には「希望だけがない」と発言させた。本書は「やればできる」という「希望」を提示する。両者は「生きぬく」、つまり、自らの意志でサバイバルせよというメッセージを発している点で共通しているが、現実を生きぬいてきた著者の言葉にはより力強い説得力がある。(中島正敏)
内容(「MARC」データベースより)
中卒、割腹自殺未遂、「極道の妻」、そして司法試験に一発合格…。現在の養父と出会い、猛勉強の末に司法試験に合格し、非行少年の更生に努める弁護士の人生を辿る。
著者について
1965年10月18日生まれ。中学2年のときに、いじめを苦にして、割腹自殺を図る。その後、非行に走り、16歳のとき「極道の妻」となり、背中に刺青をいれる。養父・大平浩三郎さんと出会って立ち直り、中卒の学歴を乗り越えて、「宅建」、「司法書士」と次々と合格し、29歳で、最難関の「司法試験」に一発で合格する。現在、非行少年の更生に努める弁護士として、東奔西走する毎日である。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/2/21)
- 発売日 : 2000/2/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 260ページ
- ISBN-10 : 4062100584
- ISBN-13 : 978-4062100588
- Amazon 売れ筋ランキング: - 21,834位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生観が同じ
2022年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非行経験のある人には、勇気づけられる本かもしれませんが、
私にはあまり、共感できなかったです。
中学高校時代、私も少し浮いた感じになった事もあったけど、こうはならなかった。
むしろ、そこでそう考えるんだ…と、彼女の思考回路に同調できない箇所が多かったです。
ただそれは、私が、彼女に比べると恵まれた環境に生きてきたから…とも考えられます。
昔から母親に、「あなたは担任の先生に恵まれてるわね」といつも言われてきました。
私には、そんなもんか…と実感がありませんでしたが、
自分にとっての「当たり前」が、世間での「当たり前」ではないんだ、と気づけた事には感謝です。
私にはあまり、共感できなかったです。
中学高校時代、私も少し浮いた感じになった事もあったけど、こうはならなかった。
むしろ、そこでそう考えるんだ…と、彼女の思考回路に同調できない箇所が多かったです。
ただそれは、私が、彼女に比べると恵まれた環境に生きてきたから…とも考えられます。
昔から母親に、「あなたは担任の先生に恵まれてるわね」といつも言われてきました。
私には、そんなもんか…と実感がありませんでしたが、
自分にとっての「当たり前」が、世間での「当たり前」ではないんだ、と気づけた事には感謝です。
2023年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初悲惨すぎて読み進めるのを辞めようと思いましたが、最後まで読み終わった時に明日から死ぬ気で頑張ろうと思える内容でした。
最高の一冊です。
最高の一冊です。
2023年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
壮絶、、、
YouTubeで存在を知り買いました
この本を読み本当に圧倒されました
読んだ後、なんだか力が湧いてくるような
不思議な感覚になりました
YouTubeで存在を知り買いました
この本を読み本当に圧倒されました
読んだ後、なんだか力が湧いてくるような
不思議な感覚になりました
2023年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態良かったです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2021年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んで 逆転人生よりも もっと、 いじめについて 考えなければいけないと思った。
昔のいじめって 逃げ場がない。
先生も「出来るだけ見て見ぬふり」
親も「世間体が最優先 不登校は恥」
加害者は「わかりやすく 出来るだけ酷い方法で」
社会だっていじめに目を背けていた
そんな昭和な時代の話。
それに比べて現在
何でもニュースに取り上げられ ネットに載る時代
学校が教師が加害者が叩かれる時代。
いじめを社会が産んだ病とし、学校も 出来るだけ対処する
そして 無理やり行かせていた考えから 嫌なら辞めていいという考えに変わった時代
平和な時代になったな、と感じた。
と 同時に
どんな時代も どんな年月がたっても
形をかえても 対処をかえても 社会が問題視しようとも、
義務教育という過程で 必ずいじめは 存在し、消えることがないものだと思うと、
学校という閉鎖的な環境自体がある限り、ずっと 有り続けるのだろう。
今日も明日も どこかで 何万人もの人がいじめにより 一生モノのトラウマを抱えながら生きていくのだ。
人間というものは、恐ろしい。
昔のいじめって 逃げ場がない。
先生も「出来るだけ見て見ぬふり」
親も「世間体が最優先 不登校は恥」
加害者は「わかりやすく 出来るだけ酷い方法で」
社会だっていじめに目を背けていた
そんな昭和な時代の話。
それに比べて現在
何でもニュースに取り上げられ ネットに載る時代
学校が教師が加害者が叩かれる時代。
いじめを社会が産んだ病とし、学校も 出来るだけ対処する
そして 無理やり行かせていた考えから 嫌なら辞めていいという考えに変わった時代
平和な時代になったな、と感じた。
と 同時に
どんな時代も どんな年月がたっても
形をかえても 対処をかえても 社会が問題視しようとも、
義務教育という過程で 必ずいじめは 存在し、消えることがないものだと思うと、
学校という閉鎖的な環境自体がある限り、ずっと 有り続けるのだろう。
今日も明日も どこかで 何万人もの人がいじめにより 一生モノのトラウマを抱えながら生きていくのだ。
人間というものは、恐ろしい。
2023年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずプチプチシーで保護してありませんでした。本自体黄ばんでいるし本の間に葉っぱが何枚も挟まっているし、本の表紙にはゴミが着いていたし。新品と書いてあったので購入したのですが正直中古感がつよく値段も値段なの正直気持ちが良くないです。