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早春の少年―伊集院大介の誕生 単行本 – 2001/2/1

4.2 5つ星のうち4.2 10個の評価

書下ろしシリーズ最新刊

14歳の名探偵、最初で最大の失敗!?
転向早々、大介が見つけた猫の死骸。それは少年の眼にしか見えない次なる凶行の発端だった。
昭和30年代、静かな田舎町・平野の中学校に転校してきた14歳の伊集院大介。悲劇的な伝説をもつ姫川の周辺で起きた不可解な事件を追う“名探偵のタマゴ”は《透明人間》と対決する。

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

昭和30年代、静かな田舎町・平野の中学校に転校してきた14歳の伊集院大介。転校早々、彼が見つけた猫の死骸…。それは、少年の目にしか見えない次なる凶行の発端だった。人気シリーズの書き下ろし。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2001/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062102862
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062102865
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 10個の評価

著者について

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栗本 薫
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別名に中島梓。東京生まれ。

早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。

1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。

小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
10グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年6月4日に日本でレビュー済み
中学生の頃の思いが,よく伝わってくる。
自分が考えたことを,大人に馬鹿にされて,早く大人になりたいと思う。

どうして,中学生の頃の思いを,まだ保ち続けているのだろう。
栗本薫さんは,いつまでも,少年のような女性なのだろうか。

透明感のある人物像,悲惨な状況をさらりと書き流す力量。
どこまでが実話をもとにし,どこまでが想像なのだろう。

悲惨な殺人事件が続いたことがある。
阻止できなかったことを悔やむ気持ちが大切だと思う。

本作の主人公である伊集院さんの知人が,警察官になったことが救いなのだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月15日に日本でレビュー済み
最初、あらすじだけを読むと、名探偵の回顧録みたいな話は期待できるものだろうかと思った。それでも伊集院大介は探偵の中でも気に入っていたし、栗本薫氏の作品は、読みやすさから結構愛読している。しかしながら、架空ではあるが、ある山村の住人のあくの強い方言は読みづらく、理解するのに何回となく読み返しさせられた。事件の流れも、今では、現実に起こっても珍しくもない動物虐待、バラバラ事件、一家惨殺と凄惨な描写が続き、またこの手の話かと、少々うんざりした。しかし、話の終わりに近づくにつれ、伝説に絡む地方都市の哀愁や、方言にも懐かしさを感じさせる所など、作者の力量はさすがだと思う。願わくば、もっと伊集院大介の話は読んでいきたいのでおどろおどろしい描写は、少々避けて欲しい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月23日に日本でレビュー済み
なんとなく島田荘司を思い出させるようなムードで話が展開してゆく。

少年時代の伊集院が己の中から湧き上がる傲慢な程の自負と客気を持て余しながら成長してゆく過程の描写がメイン。

山場までの盛り上がりがスムーズで一気に読んでしまった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年9月12日に日本でレビュー済み
栗本さんは、物語の構築にとても自覚的な人。
この作品は、さすがの技巧で読みやすく感情移入もしやすいですが、正直云ってよくある猟奇殺人モノとそれほど一線を画すオリジナリティはありません。しかし、高度成長期を過ぎた70年代後半に登場し、戦後を代表する日本の名探偵伊集院大介シリーズという広大な世界観のワンピースとしてとらえると、たまらない作品です。
まだ彼が、才能の片鱗はあっても、世に出ていないで、自分の力が世界に通じるのか、世界が自分を受け入れてくれるかどうかの不安と焦燥感を感じていた青春時代を描いています。素晴らしい偉人の「動機」を描くことは、よほどうまく描かないと、世界観自身を陳腐なものにしてしまいます。そういう意味では、栗本さんは「世界に登場する」瞬間の若者を描くのがとても巧みだと思います。似たシーンでは、グインサーガのナリスが、クリスタル大公として初のお披露目を描いたシーンを思い出します。彼女はこういうシーンが好きなんでしょうね。『絃の聖域』『天狼星シリーズ』などの、それだけ読んでも完結し凝縮した作品「ではなく」、あくまで伊集院大介シリーズという広大な世界観の補強的な作品と思って読まなければならないだろう。実際、この本を初めて買って読むという読者はそうはいないと思うし。手に取るのは、伊集院ファンでしょうからね。
そういう意味では、幼少期やサイドストーリーなど多作を持ってなる彼女らしく、世界観に耽溺することを志向する読者には、たまらないです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月6日に日本でレビュー済み
14歳の伊集院大助最初の事件です。
栗本作品のキャラクターに頻繁に見られる、世間に認めてもらえない子供の焦燥感、でまくりな大助くんです。
既に伊集院大助のシリーズは、名探偵モノではなく、キャラクターモノとしての完成度を追求してるようにも感じられます。
もし、この本があなたにとって最初の伊集院大助なら、どうぞ他の作品も一緒に読みましょう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年6月6日に日本でレビュー済み
名探偵はやっぱり少年の時代から名探偵でした。 努力と子供だから踏み込めない世界があり、 伊集院少年の心の葛藤がわかります。 純粋に小説としても楽しめました。伊集院物を読んだ ことのない方にもオススメです。