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妖人白山伯 単行本 – 2002/6/1
鹿島 茂
(著)
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104062111438
- ISBN-13978-4062111430
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
幕末から明治維新にかけて日本とフランスを手玉にとった実在の怪人白山(モンブラン)伯。仏文学の泰斗鹿島茂がその妖人ぶりを活写、知的興奮尽きない歴史長編小説。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 334ページ
- ISBN-10 : 4062111438
- ISBN-13 : 978-4062111430
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,217,406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 306,622位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなに楽しめる小説を20年近く知らなかった私ですから、文学とは縁遠いのですが、色と欲がぎらぎら渦巻く、これが時代の転換期だったのか、と如実に思い知らされました。 今も何かの変革は起きているのでしょうが、ぎらぎらは平民には遠い世界の出来事で、それがまた憧れでもあります。また、名前だけしか知らなかった芸術家たちが次々と生をむき出しに登場してくるのもリアリティに花を添えたうれしい演出でした。 モンブラン、本当に最後はどうなったのでしょうかね。 鹿島さんの「悪姫たちのー」も楽しく拝読しております。
2009年12月13日に日本でレビュー済み
モンブラン伯、開国から近代化の日本の歴史の動乱に乗じて陰で暗躍した謎の人物である。
怪しげな人物が幕府側、倒幕派にとりいっていたというのは聞いた事があるが、彼に触れたものは今まで読んだこともなかったし、彼のことも知れなかった。
パリの大使館に赴任中の原敬、彼はある日不思議な老人とあう、彼こそモンブラン泊、日本の歴史を陰から動かし、要人を手のひらで舞わせた人物である。
彼の壮大なる野望そして賭けを実在の人物と絡ませ、史実を基にしながら大胆に脚色を加えた力作である。
どこからどこまでフィクションかの境が難しかったが、この怪人の正体をもっと知りたいと感じた。
怪しげな人物が幕府側、倒幕派にとりいっていたというのは聞いた事があるが、彼に触れたものは今まで読んだこともなかったし、彼のことも知れなかった。
パリの大使館に赴任中の原敬、彼はある日不思議な老人とあう、彼こそモンブラン泊、日本の歴史を陰から動かし、要人を手のひらで舞わせた人物である。
彼の壮大なる野望そして賭けを実在の人物と絡ませ、史実を基にしながら大胆に脚色を加えた力作である。
どこからどこまでフィクションかの境が難しかったが、この怪人の正体をもっと知りたいと感じた。