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名スカウトはなぜ死んだか 単行本 – 2002/11/1
六車 護
(著)
三輪田さんなくして、いまの僕はありえません……イチロー【シアトル・マリナーズ外野手】
豪速球投手・新垣渚の入団交渉のさなか突然自殺したオリックス編成部長・三輪田勝利。イチローを発掘した男は「裏金1億円」に悩んでいた……。
早大野球部同期の親友が「誠実無私の人柄、波乱の野球人生」を綴った鎮魂の書。
目の前には東シナ海に続く那覇港が広がっている眼下に遺体が発見された1階のひさしがある
「ケン、ここだったのか」
私たちが“ケン”と親しみを込めて呼んだ三輪田勝利が逝って、もう4年。心よりの哀悼の意を込めて霊前に捧げたい
豪速球投手・新垣渚の入団交渉のさなか突然自殺したオリックス編成部長・三輪田勝利。イチローを発掘した男は「裏金1億円」に悩んでいた……。
早大野球部同期の親友が「誠実無私の人柄、波乱の野球人生」を綴った鎮魂の書。
目の前には東シナ海に続く那覇港が広がっている眼下に遺体が発見された1階のひさしがある
「ケン、ここだったのか」
私たちが“ケン”と親しみを込めて呼んだ三輪田勝利が逝って、もう4年。心よりの哀悼の意を込めて霊前に捧げたい
- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/11/1
- ISBN-10406211643X
- ISBN-13978-4062116435
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
豪速球投手・新垣渚の入団交渉のさなか突然自殺した、オリックス編成部長・三輪田勝利。イチローを発掘した男は「裏金1億円」に悩んでいた…。早大野球部同期の親友が「誠実無私の人柄、波乱の野球人生」を綴った鎮魂の書。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/11/1)
- 発売日 : 2002/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 294ページ
- ISBN-10 : 406211643X
- ISBN-13 : 978-4062116435
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,099,211位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者は、三輪田スカウトの早大野球部時代の同級生であり、毎日新聞記者。一般人が知らない、三輪田スカウトの学生時代や人間性には通じているが、残念ながら事件当時の様子には精通していない。すべてが聞き書きで進められていく。しかも、聞き及んだ複数のコメントに食い違いがあっても、真実の追求は行われない。「食い違っている」と記すだけである。せめて真実を追いかける様子を描いてくれれば見えてくるものもあると思うのだが、それも行われていない。よって、何も見えてこない。本書は、取材がかなったオリックス球団関係者、三輪田家、そして、イチローらのコメントを頼りに書かれている。新垣選手、ないしは沖縄水産高校関係者への取材や言及はなく、そこにアプローチする気配も描かれていないのはあまりにも不自然であった。何かが書かれていない本。確認できなかったことには、触れていない本。新聞記者ゆえの自制が感じられる本、という印象が残った。なお、タイトルに「なぜ」の文字がなければ、もっと違った読み方ができたと思われる。
2004年5月13日に日本でレビュー済み
身近なひとが突然亡くなる。それも自ら命を絶ったのだとしたら残された者の悲しみと口惜しさはどれほどだろう。失ったものの重さと死を止められなかった無力感に打ちのめされるしかない。
98年秋、ドラフト交渉に行き詰まったオリックススカウト三輪田氏は「ドラフト制度改革、逆指名制度はナンセンス」という走り書きを残して自死を選ぶ。その原因として、影のエージェントや裏金の存在、球団の方針との軋轢などが取りざたされた。
だが、これはその謎解きの本ではない。野球を愛する心優しいそのひとの生と死が淡々と綴られている。その抑えた語り口がかえって胸を打つ。
あれから月日は流れ、何が変り、そして何が変らなかったのか。私にはあの時失われたひとつの命が、力のある球団にとって、より有利になる変革の口実にされた様な気がしてならない。
ひとりでも多くの人に読んでもらいたい本だ。失われた命を記憶し続けるたくさんのひとの存在がプロ野球階を照らす光になる事を願う。プロ野球の闇はまだまだ深い。
98年秋、ドラフト交渉に行き詰まったオリックススカウト三輪田氏は「ドラフト制度改革、逆指名制度はナンセンス」という走り書きを残して自死を選ぶ。その原因として、影のエージェントや裏金の存在、球団の方針との軋轢などが取りざたされた。
だが、これはその謎解きの本ではない。野球を愛する心優しいそのひとの生と死が淡々と綴られている。その抑えた語り口がかえって胸を打つ。
あれから月日は流れ、何が変り、そして何が変らなかったのか。私にはあの時失われたひとつの命が、力のある球団にとって、より有利になる変革の口実にされた様な気がしてならない。
ひとりでも多くの人に読んでもらいたい本だ。失われた命を記憶し続けるたくさんのひとの存在がプロ野球階を照らす光になる事を願う。プロ野球の闇はまだまだ深い。
2009年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自殺した名スカウト、三輪田についての傍証を集めた本。
内容については、筆者の意見を世に問うという側面より(もちろんそれもあるが)、むしろ不幸な自殺をとげた彼のエピソードを集め、状況をレポートしたものとなっている。
この本だけで、事件の真相を理解するのは難しいが、ことがらの本質を考察をするうえで、価値ある貴重な史料。
内容については、筆者の意見を世に問うという側面より(もちろんそれもあるが)、むしろ不幸な自殺をとげた彼のエピソードを集め、状況をレポートしたものとなっている。
この本だけで、事件の真相を理解するのは難しいが、ことがらの本質を考察をするうえで、価値ある貴重な史料。
2004年8月17日に日本でレビュー済み
プロ野球裏側の究明的話題を期待してこの本を買ったのですが、
残念ながら、そういった内容ではありませんでした。
全体的な内容は三輪田氏の大学時代からの友人である新聞記者氏が三輪田氏の人柄をしのび、
大学野球部時代、プロ野球選手時代、スカウト時代の思い出を綴る、と言うのが主な内容でした。
自殺されたときのことも書かれていますが、最終的に自殺の理由は不明。裏金を要求していた男の影があった、
と言う事実くらいが暴露されていますが、プロ球団同士の表に出ない獲得競争などについてはほとんど言及がありませんでした。
これは三輪田氏をしのぶ友人の鎮魂の書なのですね。
氏の冥福をお祈りします。
残念ながら、そういった内容ではありませんでした。
全体的な内容は三輪田氏の大学時代からの友人である新聞記者氏が三輪田氏の人柄をしのび、
大学野球部時代、プロ野球選手時代、スカウト時代の思い出を綴る、と言うのが主な内容でした。
自殺されたときのことも書かれていますが、最終的に自殺の理由は不明。裏金を要求していた男の影があった、
と言う事実くらいが暴露されていますが、プロ球団同士の表に出ない獲得競争などについてはほとんど言及がありませんでした。
これは三輪田氏をしのぶ友人の鎮魂の書なのですね。
氏の冥福をお祈りします。
2004年9月24日に日本でレビュー済み
この本の著者はオリックスのスカウトだった三輪田さんの大学時代の同級生だったそうで、思い入れは伝わってきます。
確かに同級生がしかも、あんな形で自殺してしまったら、とてもつらいのはわかります。
ただ、もっと、客観性がほしかった。
三輪田さんの自殺の原因として、1億円の裏金の話が出て、踏み込んだところは見られるが、事情はあると思うが、入団拒否した選手やその選手が行きたかったチームとされるチームに対する追求が無かったのは残念でした。
それとイチローに頼りすぎたところです。
三輪田さんが関わった選手はイチローだけではないと思います。
他の三輪田さんの関わった、特に現役選手のことも取り上げてほしかったです。
確かに同級生がしかも、あんな形で自殺してしまったら、とてもつらいのはわかります。
ただ、もっと、客観性がほしかった。
三輪田さんの自殺の原因として、1億円の裏金の話が出て、踏み込んだところは見られるが、事情はあると思うが、入団拒否した選手やその選手が行きたかったチームとされるチームに対する追求が無かったのは残念でした。
それとイチローに頼りすぎたところです。
三輪田さんが関わった選手はイチローだけではないと思います。
他の三輪田さんの関わった、特に現役選手のことも取り上げてほしかったです。