ダメな部下のことを考えて指導すること自体が、
ダメな部下を作り出してしまうという
この逆説の理論に目から鱗でした。
学者の書いた本なので理論だけかと思いますが、
現実的な対処法や具体的な言葉のかけ方まで
触れられていて、
実用的な部分もかなりあります。
部下を持つ立場に人や
上司と上手く行っていない部下の方
には一読の価値があります。
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よい上司ほど部下をダメにする 単行本 – 2005/1/1
そうか! こうすれば、部下はついてくるのか。
できる部下には好きなようにやらせ、できない部下には熱心に指導する——こんな当たり前のことが、じつはチームをダメにしていた。部下の能力を最大限に引き出し、組織の生産性を高めるための、まったく新しいマネジメントの極意とは。
ハーバード・ビジネス・レビュー誌で発表されるや欧米で大反響。組織論で最も優れた本に贈られる米国SHRM賞を受賞!
できる部下には好きなようにやらせ、できない部下には熱心に指導する——こんな当たり前のことが、じつはチームをダメにしていた。部下の能力を最大限に引き出し、組織の生産性を高めるための、まったく新しいマネジメントの極意とは。
ハーバード・ビジネス・レビュー誌で発表されるや欧米で大反響。組織論で最も優れた本に贈られる米国SHRM賞を受賞!
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/1/1
- ISBN-104062118653
- ISBN-13978-4062118651
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/1/1)
- 発売日 : 2005/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 4062118653
- ISBN-13 : 978-4062118651
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,076,181位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,364位リーダーシップ (本)
- - 62,298位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年5月8日に日本でレビュー済み
タイトルに興味を持って読んでみたが、期待したほどではなかった。書いてある内容一つ一つは、上司とて、リーダーとして気をつけなければならないことであるが、全体として目新しい、というか「耳新しい」ことは、原題のタイトルでもある「失敗おぜん立て症候群」という言葉だけであった。
その中でひとつ役に立ちそうなエピソードは、オリンピックの水泳のリレーで、自由形選手が世界記録をだした、という話か。チームの目標に個人個人が挑戦すれば、結果的に個人としても目標を越えることができる、という例である。何かのときに使わせてもらおうと思う。
その中でひとつ役に立ちそうなエピソードは、オリンピックの水泳のリレーで、自由形選手が世界記録をだした、という話か。チームの目標に個人個人が挑戦すれば、結果的に個人としても目標を越えることができる、という例である。何かのときに使わせてもらおうと思う。
2012年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し古い本ですが、読みやすく、職場の人間関係を理解するのにとても役立ちました。ただ、タイトルの「良い上司ほど部下をダメにする」はどうも誤訳に思えます。中身は、どうして上司(人)は部下(他人)を依怙贔屓をしてしまうのか、を判りやすく解説しています。タイトルを見て一瞬引いてしまった人でも、もし人間関係に興味や問題意識のある人でしたら、是非一度中身を読まれることをお薦めします。必ず何らかのヒントが得られると思います。
2011年10月10日に日本でレビュー済み
なにかをきっかけに上司が部下に不信感を抱き、「できない部下」という
レッテルをはる、できないと考えた部下への「お膳立て症候群」が
部下をさらにダメにしていく、
後半の、そうならないために上司はどのような行動をとるべきか、という
部分には特に目新しさはない。
自分の中にある思考パターンに気づかせてくれることこそが、この本のキモである。
気づいた自分がどう行動するかは、自分の胸に手をあてて考えよう。
レッテルをはる、できないと考えた部下への「お膳立て症候群」が
部下をさらにダメにしていく、
後半の、そうならないために上司はどのような行動をとるべきか、という
部分には特に目新しさはない。
自分の中にある思考パターンに気づかせてくれることこそが、この本のキモである。
気づいた自分がどう行動するかは、自分の胸に手をあてて考えよう。
2005年12月10日に日本でレビュー済み
ほどほどのパフォーマンスをする部下が上司が替わると、徐々に能力が
低下していき、上司との関係が悪化するなどの状況が私の職場でも
散見されますが、そのような上司−部下の関係性から発生する生産性の
低下に着目して現象を解き明かし、対処法を提案する書です。
この分野では今まで部下の性格・行動・志向から上司の対処法を
述べていく本が中心となっていましたが、部下ばかりではなく、部下が
失敗するとの上司の思い込みから発生する「The Set-Up-To-Fail
Syndrome(訳:失敗おぜん立て症候群)」のメカニズムを用いて、上司が
部下をダメな部下に仕立て上げていく過程が見事を解き明かしています。
後半部の上司からのアプローチによる問題の改善案が出されていますが、
既に拗れている状況を改善しようと本書を手に取った場合には、かなりの
困難が伴うものと思われます。各々の事情、状況に併せてアレンジして
使いこなすのが実際的と思われます。
低下していき、上司との関係が悪化するなどの状況が私の職場でも
散見されますが、そのような上司−部下の関係性から発生する生産性の
低下に着目して現象を解き明かし、対処法を提案する書です。
この分野では今まで部下の性格・行動・志向から上司の対処法を
述べていく本が中心となっていましたが、部下ばかりではなく、部下が
失敗するとの上司の思い込みから発生する「The Set-Up-To-Fail
Syndrome(訳:失敗おぜん立て症候群)」のメカニズムを用いて、上司が
部下をダメな部下に仕立て上げていく過程が見事を解き明かしています。
後半部の上司からのアプローチによる問題の改善案が出されていますが、
既に拗れている状況を改善しようと本書を手に取った場合には、かなりの
困難が伴うものと思われます。各々の事情、状況に併せてアレンジして
使いこなすのが実際的と思われます。
2005年3月5日に日本でレビュー済み
世界中のオフィスで起きていることを具体的な調査結果に基づき分析しています。世界中で同じような現象が起きていることにビックリしますが、それ以上に、上司、部下それぞれの立場で感じることが客観的に述べられていて、非常にわかりやすいと思いました。
2021年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
邦題がよくない。
本質的な意味で「よい」上司は、本書で書かれているような内容を理解した上で、部下のマネジメントと組織を成功に導くためのTo Doを正確に把握していると思うからだ。よい上司ほど部下をダメにするのではなく、ダメな上司が部下をダメにするのだ。
本書では、上司が部下を如何に判断し、分類し、評価するか、という分析から始まる。その上で、形成される内と外の部下の分類に関して、必ずしも全責任が上司にのみ課されるものではないと喝破する。
出来る・出来ないというのは主観でもあると同時に、「自己強化的である」、すなわちそう思うとそうなっていく、と分析したのが本書の最大の功績かと考える。
そのうえで、本書を読む上司・部下が現状を改善するために、如何にして上司・部下間の話しあいを持つかといった具体的な処方箋も例とともに提示してある。ロールプレイングの参考にもなる。
総合して、分析・問題提起に止まらず、積極的な解決策まで提案している本として、古いことに加えてレビューも少ないため全然売り上げに貢献していないが、間違いなく良書である。
本質的な意味で「よい」上司は、本書で書かれているような内容を理解した上で、部下のマネジメントと組織を成功に導くためのTo Doを正確に把握していると思うからだ。よい上司ほど部下をダメにするのではなく、ダメな上司が部下をダメにするのだ。
本書では、上司が部下を如何に判断し、分類し、評価するか、という分析から始まる。その上で、形成される内と外の部下の分類に関して、必ずしも全責任が上司にのみ課されるものではないと喝破する。
出来る・出来ないというのは主観でもあると同時に、「自己強化的である」、すなわちそう思うとそうなっていく、と分析したのが本書の最大の功績かと考える。
そのうえで、本書を読む上司・部下が現状を改善するために、如何にして上司・部下間の話しあいを持つかといった具体的な処方箋も例とともに提示してある。ロールプレイングの参考にもなる。
総合して、分析・問題提起に止まらず、積極的な解決策まで提案している本として、古いことに加えてレビューも少ないため全然売り上げに貢献していないが、間違いなく良書である。