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創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある―海洋堂物語 単行本 – 2003/5/21

3.2 5つ星のうち3.2 9個の評価

小さな世界的企業を創った夢と情熱!!

「食玩(しょくがん)」(おまけ)の概念と市場を大きく変えた海洋堂フィギュア。1坪半の模型店から始まった海洋堂のモノ創りの精神とドラマを創業者自らありのままに書き切った待望の書!

荒俣宏氏推奨!
「小さなフィギュアで世界を獲った模型店主の、まだ実現しない”巨大な夢”人生!」

特別限定フィギュア(原型製作:松村しのぶ)を抽選でプレゼント!

「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」は海洋堂のキャッチフレーズとして、10年あまり掲げてきたものだ。これまで作ってきたキャッチフレーズの中では、最も気にいっているものである。モノづくりを仕事として、それを商いにつなげているわたしどもは、創る対象や創るテーマは、無限にあると考えている。例えば魚たちを創るとすれば、魚類は世界中に6000種ほどあるといわれているだけに、実際それらと取り組もうとすればそれなりの根性やエネルギーがいるだろう。「商いするかぎりは、顧客のためにいつも夢を描き、それを実現しなければ」と念じ続けてきた。友情を育み夢を描くのは、いつの時代であっても基本的な生き方ではなかろうか。――「はじめに」より
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

情熱と行動力で守りつづけるモノ創りの原点! ハリウッドのSFX作家も認める海洋堂フィギュア。1坪半の店から出発した海洋堂の波乱万丈の歴史と、ヒット企画誕生の舞台裏を創業者自ら書き切った待望の書。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2003/5/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 445ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062118734
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062118736
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 9個の評価

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宮脇 修
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カスタマーレビュー

星5つ中3.2つ
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9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海洋堂と言えば、優れたフィギュアを世に出し、それは世界中に評価され、
ワンフェスを主催し、ミュージアムを主宰し・・・と、「プラモケイ」を
文化の域までの高みに引き上げた立役者であることは、衆目の一致するところ
ではないでしょうか。

この本は、そんな海洋堂を一坪のモケイ屋から立ち上げた立志伝中の人、
宮脇修の大半生を、本人が飾ることなく書き上げた自叙伝です。

お世辞にも上手いとは思えない無骨な文章ですが、その分彼の暖かく真摯な
人間性が滲み出されています。その時々には、血も涙も滲むような努力・苦労が
あったのであろうが、そんなことはオクビにも出さずにサラッと、楽しかった記憶
だけが走馬灯のように繰り広げられる創世記のお話。さまざまな局面で、素晴らしい
人々との出会いがあり、それが彼を、海洋堂を支えてきていることも、彼の朴訥と
した熱い文章で綴られています。とりわけ、創業時の問屋の「姫」、奥方、中国工場
との初期の交渉に欠かせなかった通訳女史・・・さまざまな女性の力添えに対して、
感謝と愛情を持って著されています。

何より、30歳を過ぎ、子どもも小学校に上がろうかという時に、定職に就こうと
決心した、オモロイオッサンの、それ以降の奮闘記は、勇気と元気を与えてくれます。
起業のノウハウ、商売のイロハ、そのようなモノを期待される方には不向きではあり
ましょうが、人生の中で、始めるタイミングに「遅い」ことはないんだな、と感じさせ
られました。それが、75歳を過ぎてもなお、夢を追い続ける氏の姿勢から学ばして
いただけました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月22日に日本でレビュー済み
1坪半で仕入れ額7万円のプラモデル屋から身を起こした海洋堂の貴重な伝記
「ホビーの商いは単なる物品販売というより、画廊経営者のように画材の販売と美術教育を束ねた形態を持っている」という話はのちの村上隆との邂逅につながる痺れる話
チョコエッグの訴訟にまつわる話なども赤裸々に描かれている
2011年11月4日に日本でレビュー済み
アキラのフィギュアを持っています。海洋堂だから買ったフィギュアでした。その海洋堂の本だということで読みました。一坪から始まった海洋堂が、現在の有名な玩具屋さんになるまでの過程が描かれた本です。
正直・・・面白いとは思えなかったのですが、著者の人柄はビンビンに感じる内容で、この人の商売魂、企業ポリシー、人間性、業界に対する思い、ガッツ、友情、というのにはそんじょそこらの人間では真似できないなぁとも思うし、非常に人間味溢れる親近感の沸く人だという印象です。

海洋堂のお客さんに対する真摯な思い、夢、そして、商売というのは戦いである、というようなことを分厚い(440ページ)この本から改めて教わった気がします。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年6月11日に日本でレビュー済み
うどん屋にするかプラモデル屋にするかから著者のストーリーは
幕を開ける。そして、突拍子もない決め方で、決断しスタートするのだが、
波乱万丈、紆余曲折の中で一貫しているのは「自分に正直である。」ということ。
そして、仕事を愛していること。
「仕事を愛すること」が成功への最短距離であることを
心底、実感できた数少ない一冊である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年6月18日に日本でレビュー済み
食玩で有名になった「海洋堂」。その代表取締役にして75歳を超えても、未だに自社の模型による世界制覇の夢を追いかけている。そんな良い意味で大人げない模型商売に人生をかけた大旦那の自筆による自伝です。ゴーストライターを使っていないことは、海洋堂の宣伝紙で拝見した特徴のある(真似のできないアクの強いくせのある)文章と同じことで分かります。
模型業界では、もはや生ける伝説。誰もが知りたくても訊けなかった数々の逸話が、ご本人によって明らかにされているのですから、こんな面白い話を知らずにいるのは一生の不覚というものです。他の人が書けば裁判に訴えられそうな危ない話題も、名調子で見事に一刀両断してくれてます。
モノ創りにこだわった頑固な(時には妥協し)職人の苦労と情熱を味わう本です。
そのため、食玩で成功した秘訣だけを盗もうと思っている姑息な人にはお薦めしません。そんな本ではありません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年11月23日に日本でレビュー済み
有名な海洋堂。どんな人がやっているのかと思っていたら、案の定、型破りのすごい人だった。店があれよあれよ、と大きくなる伝説の創世記(でも仲間はどこへ行ったの?)、借金まみれで奥さんが癌になってしまう停滞期、東京進出後の成長期とそれぞれに面白いが、著者の会社のPR誌からの引用が多く、少々説教臭かったり、社史でないため、記述の時系列が飛び飛びであったりと、読みにくい部分もある。あまりにも面白い本で途中で止められない。著者の発想が一般人とかけ離れているのは、日本の高等教育を受けなかったことが幸いしたのだろうか。成功の鍵がそのあたりにあることは良く理解できる。しかし、だから子供にも高校へは行かせなかったのは、親のエゴのような気もしないではないが。店そのものが商店でありながら、博物館、教育機関でもあった、という海洋堂であるけれど、ここだけは感心しなかった。(だから本当は星5の所、3にしました。)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年5月26日に日本でレビュー済み
食玩といえば海洋堂、その創始者の著書。正直言って整った文章とは言い難いが、内容は面白い。ガリ版の時代からPR紙を精力的に発行してきた著者だから、この本もプロの入れ知恵なしに書かれたものかなと推察。1坪半のプラモ屋「海洋堂」開店前夜のくだりなどは実にワクワクする。
プラモ屋を始めたこと自体は勢いのようなものだったが、やがてプラモを通して子供と関わり、子供の置かれている環境を思い、社会的な意義を見いだしていく筆者。斬新な施策をつぎつぎに繰り出す海洋堂と、それを取り巻く人や企業の浮き沈みが語られる、興味深い一冊。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"『創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある』は海洋堂のキャッチフレーズの中では、最も気にいっているものである。"2003年発刊の本書は、模型業界では世界屈指の知名度、水準を誇る海洋堂創業者"館長"が創業からの夢を紡ぎ続けた"これまで"を振り返った一冊。

個人的には滋賀県の『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁』にお邪魔して、この大阪を代表する企業の事をあまりに知らないな。と深く反省して?手にとってみました。

さて、そんな本書は今や「造形製作・海洋堂」の名前を冠すれば商品の売れ行きが上がる。とも言われるブランド力を誇る海洋堂のこれまでを70代になった著者が、36歳になって知識ゼロから一坪半のプラモ屋を"海好き、釣り好き"であったので『海洋堂』と名付けて【何となくはじめる所からはじまり】大手プラモ会社にアイデアとノウハウを持っていかれたり、資金繰りに困る一方で、ガレージキットやチョコエッグで成功したりといった数々の失敗や成功を繰り返すうちに【モノづくりは人類の遺産というよりは地球の遺産を再現する仕事ではないだろうか?】といったスケールの大きな心境にいたるまでが時系列に沿って、それぞれ当時の文章を引用し著者自らが振り返りながら描いているのですが。

まず、表紙の著者写真からも伝わってきますが、何十年もの間に例え様々な苦労があったとしても、晩年にはこんな『充実した心境でいたい』という気持ちを抱かせる、著者曰く"繊細"らしくも【人間味溢れる、そして幾つになっても少年の様に夢を語り続けてきた姿】が文章全体から伝わってきて気持ち良かったです。

一方で、ビジネス書的に『海洋堂の経営史』を期待して読むと肩透かしというか。率直に言って本書だけでは【全体は漠然としている】のですが(著者もそれは意図してないだろうが)しかし、やはり雇われではない【叩き上げの『創業者』としての姿】業界全体の浮き沈みを予測しての『素早い決断、行動』自社製品をアートプラ『文化として位置付け高付加価値化』得意先や社員でも『不義理には徹底して戦う』といった様子が垣間みえて刺激的でした。

海洋堂ファンはもちろん、プラモに限らずモノづくりが好きな方、モノづくりに仕事で関わる人にオススメ。