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バンギャル ア ゴーゴー 上 単行本 – 2006/10/14

4.7 5つ星のうち4.7 5個の評価

バンギャル!音楽が私の生きるすべてだったバンギャル=バンドの追っかけギャル。退屈な学校で心を開けるもの、それがロック。エリ、ユキ、ノリコ、その姿を切なく、楽しく、激しく描いた傑作青春小説。
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商品の説明

著者について

1975年 北海道生まれ。1998年 愛国パンクバンド「維新赤誠塾」結成。
1999年 土屋豊監督のドキュメント映画「新しい神様」撮影。本作は、2000年 渋
谷ユーロスペースにて「新しい神様」レイトロードショーにて12週間のロングラ
ン上映。
自伝的エッセイ『生き地獄天国』を出版。愛国パンクバンド「大日本テロル」結
成。2001年 大日本テロル解散後、執筆活動に専念。
2002年『自殺のコスト』、『暴力恋愛』を出版。その後、『戦場へ行こう!!』、
『EXIT』『ともだち刑』をなどの著書を刊行している。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/10/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 454ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062120755
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062120753
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 5個の評価

著者について

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雨宮 処凛
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10代の心の変化を、ここまで的確に表現した本があったでしょうか。。
読んでいて涙が出ます。

特に帯の一文が素晴らしいのです。
「疾走する青春!引き裂かれる心!物語は、人の輝きの究極へと進む!」
この文章を読んだとき、不意に胸が締め付けられるような感覚に陥りました。
青春の苦しみが、人の最高の輝きだということが切ないです。

私も中学生のころ、ヴィジュアル系バンドにハマり、
友達と音楽雑誌一冊で一時間は盛り上がれました。
あんな時代はもう来ないのでしょうね。

青春の葛藤と苦悩を、今は愛しく思えて仕方ありません。
一瞬で過ぎていく季節だからこそ、
いまを精一杯生きることが大事なんだなーって思えてきました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年1月24日に日本でレビュー済み
タイトルに興味を持って手に取りました。ヴィジュアル系バンドに夢中な次女の気持ちがほんの少しだけ解ったかもしれません。ヴィジュアル系バンドが好きな人はもちろん、そうではない人も、特に、自分の子供がバンギャやコスプレイヤーになっているという親に読んで欲しいと思います。親としては心配な内容もありますが、自分の居場所がないと中高生の頃自分も思っていたことを思い出しました。今その真っ只中に居る子供達に、急がなくてもいいんだよと声をかけてあげられる余裕を親が持たなくてはと思わせてくれました。下巻の展開が楽しみでもあり不安でもありますが。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 是非読んでください!! もう、読みながら懐かしくて、懐かしくて!!

10代の頃、YOSHIKI大先生の大FANで、破滅の美学にどれほど惹かれた事か!!というか、今でもやっぱりYOSHIKIの影響力って、自分の中で大きいなと思う。

ってことを、この本を読みながら、思い出しました。 そんで、私は追っかけをするでもなく地味なFANだったので、へえー、追っかけの子たちってこうだったんだーと新しい発見もありそれも面白かったです。いや、でも一応というかフィクションなんですよね。

雨宮さんが始めて楽しく書いた小説ってことを言っていたけれど、やっぱり流石、雨宮さんで、楽しい部分だけじゃなくて、主人公たちの葛藤や苦しみとか深い部分もしっかり書かれているので、バンギャルでなくてもなんとなくこの世界で生き辛いと思っている人は、かなり共感できるのではないでしょうか??
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年2月15日に日本でレビュー済み
居場所がない・・・人に誇れるなにもない。才能や外見や、努力できる根性や、何でもいいから人よりぬきんでたものがあれば・・・
でも何もなくてもいいからフツーに群集に埋没して平気で生きていければいいのに。

中学生の女の子の「ナニモノでもない辛さ」をここまで描写しきった傑作があったでしょうか。
雨宮さん、ただものではないことを本作で証明してくれましたね。
これは傑作です。

するすると抵抗なく読める文体。ギャル言葉をちりばめながらも少女たちそれぞれの個性のままに思いを素直に伝える文章。

この、物分りの悪い母親のイヤったらしさなんか、誰でもあるある、と思い当たるのではないでしょうか。だって誰でもがお母さんもってますもんね。
下巻ではそのうるさくて無理解でいやったらしいお母さんにもあっと驚く「回心」シーンが用意されています。

手の届かない遠くで輝く星だと思っていたモノが、そうではないことをじょじょに知っていく・・・それに比例するように自立に向かって少しずつ立ち上がる少女たち。

青春の痛さ、苦しさ、切なさをぜひ味わってほしいです。

雨宮さん、本当にありがとう。泣いて笑って、ばかー!と叫びながらはらはらどきどき、熱いメッセージを受け取りましたよ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年10月10日に日本でレビュー済み
学校、家庭、田舎、私もそんな監獄のような場所にいました。
抵抗することもできず、逃げ出すこともできずに。
著者の描くバンギャルたちの破天荒さは、そんな私の青春の後悔を拭い去ってくれるようでした。青春小説の名にふさわしい一冊です。
本書のもうひとつの魅力は、精密な風俗描写です。同時代を生きた人間ならば、まるで当時に帰ったような錯覚に感じるのではないでしょうか。
以前に「よい物語は、なぜ自分が物語の外に存在しているのか」という感想を読んだものに持たせる、という話を聞いたことがあります。私はみごとにこの感覚味わいました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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