隅田川を舞台にした『向島』『墨堤』そして『言問』。母が芸者であり、その娘である主人公芳恵もやがて芸者になります。芸で身をたてるために精進し、恋をし、子を産み、喪い、愛した黒川に別の愛人がいることを知ってしまう。
この『言問』は、そんな芳恵がやはり芸者として芸に精進しながら生きていくことを決意するまでの心模様が中心でした。それは隅田川の水のようにたゆたっていく花柳界の女たちの物語とも思えます。たゆたう川の流れのように、『言問』ではこれといった結論は出ないままに終わります。
この物語は著者の半生も投影されています。そのことを踏まえて読むと、深く読みこめるように思われます。
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言問 単行本 – 2003/10/1
領家 高子
(著)
ダブルポイント 詳細
久々に出現した恋愛小説の秀作。
満々と水をたたえた隅田川を見つめる芸者芳恵と二人の男。
人をつき動かす愛の連なり、愛の哀しみ。
『向島』『墨堤』そして『言問(こととい)』
満々と水をたたえた隅田川を見つめる芸者芳恵と二人の男。
人をつき動かす愛の連なり、愛の哀しみ。
『向島』『墨堤』そして『言問(こととい)』
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/10/1
- ISBN-104062120925
- ISBN-13978-4062120920
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
満々と水をたたえた隅田川を見つめる芸者芳恵と二人の男。人をつき動かす愛の連なり、愛の哀しみ-。「向島」「墨堤」に次ぐ、愛と哀しみの名篇。書下ろし恋愛長篇。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/10/1)
- 発売日 : 2003/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4062120925
- ISBN-13 : 978-4062120920
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,240,292位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 28,737位日本文学
- カスタマーレビュー:
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