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ローマの賢者セネカの智恵: 「人生の使い方」の教訓 単行本 – 2003/11/1

3.0 5つ星のうち3.0 3個の評価

人生の使い方を知れば、生き甲斐は尽きない

「不確実な世の中にあっても毅然(きぜん)と生きる」
ローマの哲人の知恵が、2000年の時をへていま甦(よみがえ)る!
人生の師セネカの“生きる知恵”!

セネカの観察は、人間の情(じょう)に深く思い入れるのを軸芯としている。論理をたたみかけてゆく硬い姿勢とは異なる。人間が人の世に生きる道筋に、やわらかで、ほのぼのとした光をあてる。長い時間の流れを通じて、ひとびとはセネカの一言一句に、得るところ大きかったに違いない。
一口に言おう。セネカはこよなき人生の師として読み継がれてきたのである。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

人生の使い方を知れば、人は幸せになれる! 「人はいかに生きるのか」。人生の真理を説いたローマの哲学者セネカの言葉と人間通・谷沢の丁々発止の人生問答。理想の人性を送る智恵が、二千年を経て今甦る!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2003/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 237ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062121344
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062121347
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 3個の評価

著者について

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谷沢 永一
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、作者の愚痴や、ねたみを聞かされているようで、作者は、「本はこうして選ぶ、買う」という本を出しているようであるが、それに習うならこの本は愚書である。作者は、すべて自分の都合のいいことを書いており、セネカのことを読みたい読者にとってはお勧めできない。作者は自分が嫌いな人の悪口を朗々と述べ、自分が好きな人のことはべた褒めで、その落差が読む者を不愉快にさせる。この本から学べることは、本や、テレビでの、知識など当てにならないということを教えてくれることだろう。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 いつものことながら本書も、この著者のこれまでの言動を知らずには理解しにくい。谷沢を知らない読者には「作者の愚痴や、ねたみ」でも、谷沢読者は読む前から、谷沢がそんなものを些かも持ち合わせていないことを知っているし、事実237項どこにも書いていない。
 「本書はセネカの注解で・・・時代の制約のため、語れなかったその意向を汲んで、・・・補い・・・現代に生かす手助け・・・」とある。「(谷沢でなくて)セネカのことを読みたい」などと言う読者は、二千年も昔のローマ人の言論との、時代・社会背景ギャップをどう埋めるのでしょうか?
 谷沢は自分が嫌いな人(大江健三郎や土田正顕等)の悪口を朗々と述べる時は、その根拠を正正堂堂と明らかにして(140P~)、しかも明るく可笑しく語るので谷沢読者は不愉快にならない。また自分が好きな人(母親や開高健等)をべた褒めすること(186P~・196P~)には、谷沢の人間としての感情の豊かさに圧倒され、感銘する。
 この本から学べることは、数限りないが、小役は谷沢の次の言葉を銘としたい。201P「いちばん良いのは、余暇など必要ないほど熱中できる仕事を持つこと」。218P「私は生きている限り仕事をしたい」。236P「セネカの理論には人生何を為すべきかの目標の検討がすっぽり抜け落ちている」。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月7日に日本でレビュー済み
 ストア派の哲学者セネカは紀元前4年頃にスペイン・コルドバに誕生,紀元前65年に皇帝ネロにより謀殺した人物です。「はじめに」によれば,セネカの文体は「議論をふっかけるのではなく,(中略)緊張をときほぐして,一緒に考えようと,うながし誘いかける(P. 1)」もので,「人生の相談相手として,おそらく最初にあらわれた人(P. 1)」と評されています。本書はそのセネカの言葉を茂手木元蔵氏による訳本等に基づき,谷沢氏が現代的に加味,解釈したものです。単なるセネカ礼賛に終始せず,また,単に時代が異なるという理由に帰せず,セネカの容れるべき点を取り込み,除くべき点を除外する点は紛れもなく谷沢永一氏の著作です。
 セネカの問題意識は「人生をいかに意義ある内容の豊かな行程にするかの工夫(P. 2)」です。その意見は「時間を惜しみ,虚礼を廃止し,怒らずに生きよ」ですが,「総論賛成,各論反対」の印象を受けます。例えば,セネカは「実際,多忙な人にかぎって,生きること,すなわち良く生きることが最も稀である(P. 34)」と酷評している点は首肯できません。谷沢氏もソニー名誉会長の大賀典雄氏の業績を例に挙げ,「多忙を憎むのは事業や政治に成功しなかった者が発する嫉妬の論理に他ならない(P. 35)」と一刀両断です。無為に長生きは人生が薄い可能性はある以上,濃密な人生が多忙でないとは考え難いものです。その他,「あらゆることを考え,あらゆることを予期すべきである(P. 92)」や「幸福も度を越すと心が破壊される(P. 123)」等,首肯できない主張が散見されます。
 一方では,「多数の愛好家や賛美者をもっているものはわれわれには最善のものと思われるが,実はそれは賛美すべきものでも愛求すべきものでもない(P. 142)」等の首肯できる指摘もあるため,谷沢氏のガイドを頼りに読者による取捨選択が必要です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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