17年前の対談なので、時代がちょっと古い
このおふたりは地位も知識もある女性で、不正規雇用の結婚していない女性を上から見てるような感じを少し受けますが
でも、上野千鶴子さんの思い切った言葉は気持ちいいです
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結婚帝国 女の岐れ道 単行本 – 2004/5/27
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目覚めよ女たち、手遅れにならないうちに!「非正規雇用・非婚の30代女」は親のストックを食いつぶし、少子高齢社会の巨大不良債権となる。「そんなこともわからない度し難いオヤジ社会」の病理を斬る!
- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/5/27
- ISBN-104062124130
- ISBN-13978-4062124133
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
負け犬か、勝ち犬か? 降りるか、降りないか? やるか、やられるか? 去るも地獄、残るも地獄の女の「現実」を、気鋭の社会学者とカウンセラーが徹底的に解剖する。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/5/27)
- 発売日 : 2004/5/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 298ページ
- ISBN-10 : 4062124130
- ISBN-13 : 978-4062124133
- Amazon 売れ筋ランキング: - 784,319位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロマンチックラブイデオロギーに安易に寄り添う近代女性を語りつつ、2人の著者の恋愛・セックス・結婚・老後についての考察と覚悟を対談形式にまとめている本。「この男に選ばれたワタシ」が、「この男性に必要なワタシ」と考え方を変える事で、相手男性との関係において「主体性」を持とうとすることこそが、非主体的ではないのではないか?‥と疑問を投げかける。
どういう男に選ばれるかは、当該女性にとっては「ピア」における自分のポジションを決定づけるものだけに、非常に大きな関心ごとである。本当はそんな事でピア内でのポジションは決まりはしないのだが、決まる‥と感じる女性のなんと多い事かとも2人は嘆く。
男性的な価値観と行動原理がマトリックスのように錯綜する会社的・学校的社会で、女性が生きるという事はどういう事なのかを考え、悩みぬいてきたお二人なのだな‥と素朴に納得できる内容の本。
しかし、著者らが述べている場面場面の対応や考え方は、著者ら独特のものであるので、本書を読んだ人が感化されて、本書に書かれているように振舞うのは相当にキケンを伴うことは知っておくべき。
どういう男に選ばれるかは、当該女性にとっては「ピア」における自分のポジションを決定づけるものだけに、非常に大きな関心ごとである。本当はそんな事でピア内でのポジションは決まりはしないのだが、決まる‥と感じる女性のなんと多い事かとも2人は嘆く。
男性的な価値観と行動原理がマトリックスのように錯綜する会社的・学校的社会で、女性が生きるという事はどういう事なのかを考え、悩みぬいてきたお二人なのだな‥と素朴に納得できる内容の本。
しかし、著者らが述べている場面場面の対応や考え方は、著者ら独特のものであるので、本書を読んだ人が感化されて、本書に書かれているように振舞うのは相当にキケンを伴うことは知っておくべき。
2007年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルも怖いが、中味も怖い。でも、これが現実なのだろう。
対談で語られる空洞化した家庭生活を送っている人や、やがて不良債権化しそうな
パラサイトシングルは私の回りにも確かにいる。
しかし、私が何よりもショックを受けたのは、上野氏、信田氏のふたりともが、
「家族は幻想であり、幸せな結婚はない」というのを当然の前提として語っている
ことだ。
傍からどう見えたかは別として、私自身は精神的に満たされた、幸せな家庭で育っ
たし、現在の自分の家庭についてもそう思っている。そして、私の回りにも、同じ
ように幸せな家庭生活を送っている人は何人もいる。私たちは少数派であるかも知
れないが、そういう人たちが存在していることも知って欲しい。
基本的には、両氏の考えに同意できるのだが、なんだか深くて暗い穴底を覗きこん
でしまったような読後感だ。
対談で語られる空洞化した家庭生活を送っている人や、やがて不良債権化しそうな
パラサイトシングルは私の回りにも確かにいる。
しかし、私が何よりもショックを受けたのは、上野氏、信田氏のふたりともが、
「家族は幻想であり、幸せな結婚はない」というのを当然の前提として語っている
ことだ。
傍からどう見えたかは別として、私自身は精神的に満たされた、幸せな家庭で育っ
たし、現在の自分の家庭についてもそう思っている。そして、私の回りにも、同じ
ように幸せな家庭生活を送っている人は何人もいる。私たちは少数派であるかも知
れないが、そういう人たちが存在していることも知って欲しい。
基本的には、両氏の考えに同意できるのだが、なんだか深くて暗い穴底を覗きこん
でしまったような読後感だ。
2004年6月19日に日本でレビュー済み
DVなどを専門とするカウンセラー信田と上野との対談。個々の症例と格闘する信田の「実感」に対して、上野がマクロな視点からそれを言語化しようとするが、いつもながら絶妙な感覚でクールに突き放す上野の議論が冴えわたる。他者に支配されることも他者を支配することも嫌う、上野の潔癖なシングル感覚はどこまでも一貫して爽やかだ。性器の独占使用権を他者に与えるというカントの結婚の定義に立ち戻り、こんな愚かな契約をする若者が「どうしても理解できない」と彼女は言う(p110)。森瑤子のような名声も地位もある女性が、DV被害者であることを隠し続けて夫と離婚しないことや、結婚非婚を問わず「本当の私」を求めて彷徨う三十台女の「甘さ」が、彼女にはもどかしくてたまらない。この「もどかしさ」が本書の主題である。
上野の潔癖さに深い共感を覚えつつも、一点だけ気になることがある。それは、個人へのアドバイスを課題とするカウンセリングの論理に引きずられて、彼女がマクロの視点を生かし切っていないことである。ベックやバウマン等の社会学者が明らかにしたように、現代の先進国における個人は、旧来の階級、階層、集団、親の職業、家族などへの帰属から自己のアイデンティティを自動的に与えられることはもはや困難であり、個人は「自分の人生をゼロから自分で設計する」ことを求められる。パラサイトはヨーロッパでも進展しており日本だけではない。「本当の私が分らない」という不全感は、上野の言うようにネオリベラリズムの陥穽なのではなく、もっと深い必然性のある現象である。その点を押さえないと、若者を「甘い!」と一喝する中年オヤジのお説教と似てしまう。それは上野の本意ではないだろう。
上野の潔癖さに深い共感を覚えつつも、一点だけ気になることがある。それは、個人へのアドバイスを課題とするカウンセリングの論理に引きずられて、彼女がマクロの視点を生かし切っていないことである。ベックやバウマン等の社会学者が明らかにしたように、現代の先進国における個人は、旧来の階級、階層、集団、親の職業、家族などへの帰属から自己のアイデンティティを自動的に与えられることはもはや困難であり、個人は「自分の人生をゼロから自分で設計する」ことを求められる。パラサイトはヨーロッパでも進展しており日本だけではない。「本当の私が分らない」という不全感は、上野の言うようにネオリベラリズムの陥穽なのではなく、もっと深い必然性のある現象である。その点を押さえないと、若者を「甘い!」と一喝する中年オヤジのお説教と似てしまう。それは上野の本意ではないだろう。
2016年1月26日に日本でレビュー済み
上野という女性にとても興味がありこの本を読んだ。
彼女の中に何かが埋まっている感じがする。どす黒い怨念、恨みのようなものが。
おそらく彼女はその正体に気が付いていないと思う。
自分の中に何かが埋まっているという事も気が付いていないだろう。
彼女の中に埋められているものの正体を知りたいという興味からこの本を手に取った。
上野は女性を嫌っている。自身が女性だからなのかはわからないが、女性を嫌いだと語っている。
だけど、上野は女性を武器にして男性を否定している。女性という鎧を着て男性を攻撃している。
その事によって彼女はイライラしている。拒絶すべき女性が自分の内にあるというイライラ。
イライラが積み重なっていって、それが男性に向けられる。
男性に向けられる攻撃性は上野が男性に依存している証拠を示している。
男性がその攻撃を受け止めてくれるおかげで彼女の攻撃性は存在できる。
上野は結婚した女性に対してコンプレックスや嫉妬を抱いている。
上野は結婚したかったのだろう。しかし結婚できなかったから、結婚している女性や男性を否定し
て自分を慰めているのだろう。上野はこう語っている「既婚の女性も長年連れ添った夫が死ねばシ
ングルに戻る。そしたらずっとシングルだった私のほうが先輩なのよ、一発逆転ね!」と語っている。
これからわかるように、上野は既婚者に負けているという負い目を感じているのだ。
上野は社会学者として華やかな経歴を持っているが、もしその肩書きを全て失くしたとしたら、彼女
には何が残るのだろうか?人間嫌いの女性がポツンと残るだけだと思う。
上野は何でこんなにも他人を傷付ける事ができるのか。他人に対する共感や寛容が欠如している。
それでいて男が悪い、他人が悪い、社会が悪いと言って、自分以外が悪いと一人で騒いでいる。
上野の社会に対する非寛容な態度が自分自身に跳ね返ってきて上野をさらに非寛容にさせている。
上野は不幸のスパイラルから抜け出せない。
彼女の中に何かが埋まっている感じがする。どす黒い怨念、恨みのようなものが。
おそらく彼女はその正体に気が付いていないと思う。
自分の中に何かが埋まっているという事も気が付いていないだろう。
彼女の中に埋められているものの正体を知りたいという興味からこの本を手に取った。
上野は女性を嫌っている。自身が女性だからなのかはわからないが、女性を嫌いだと語っている。
だけど、上野は女性を武器にして男性を否定している。女性という鎧を着て男性を攻撃している。
その事によって彼女はイライラしている。拒絶すべき女性が自分の内にあるというイライラ。
イライラが積み重なっていって、それが男性に向けられる。
男性に向けられる攻撃性は上野が男性に依存している証拠を示している。
男性がその攻撃を受け止めてくれるおかげで彼女の攻撃性は存在できる。
上野は結婚した女性に対してコンプレックスや嫉妬を抱いている。
上野は結婚したかったのだろう。しかし結婚できなかったから、結婚している女性や男性を否定し
て自分を慰めているのだろう。上野はこう語っている「既婚の女性も長年連れ添った夫が死ねばシ
ングルに戻る。そしたらずっとシングルだった私のほうが先輩なのよ、一発逆転ね!」と語っている。
これからわかるように、上野は既婚者に負けているという負い目を感じているのだ。
上野は社会学者として華やかな経歴を持っているが、もしその肩書きを全て失くしたとしたら、彼女
には何が残るのだろうか?人間嫌いの女性がポツンと残るだけだと思う。
上野は何でこんなにも他人を傷付ける事ができるのか。他人に対する共感や寛容が欠如している。
それでいて男が悪い、他人が悪い、社会が悪いと言って、自分以外が悪いと一人で騒いでいる。
上野の社会に対する非寛容な態度が自分自身に跳ね返ってきて上野をさらに非寛容にさせている。
上野は不幸のスパイラルから抜け出せない。
2005年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『負け犬の遠吠え』でクローズアップされている30代女性についての示唆に富む指摘が良かった。
特に、30代女性の母親が娘を股裂きにしているという指摘。つまり、一方では娘に「仕事、仕事」と強要し、娘が総合職でばりばり働くことを望む。これは母親が昔男性と同等に仕事が出来ず、経済力がなかったことに対するコンプレックスからきている。要するに娘を「自分の人生の第二走者として走らせ」ようとうするのである。
また一方では娘に「ちゃんとした人と結婚してちゃんとした子供を産んで……」と主婦の役割をも強要する。これは母親が自分の人生を否定されたくないから、また自分の基調低音となる価値観に未だ乗っているからだという。
全く以って同感である。いるわいるわ、そういう親が。そして当の娘は、股裂きになりながらも強かに、計算高く親を「利用」している図式……。
その他にも思い当たる指摘と鋭い「斬りッ!」が満載の対談集。同調できる人なら、スカッと爽やかな読み応えを得られるだろう。
特に、30代女性の母親が娘を股裂きにしているという指摘。つまり、一方では娘に「仕事、仕事」と強要し、娘が総合職でばりばり働くことを望む。これは母親が昔男性と同等に仕事が出来ず、経済力がなかったことに対するコンプレックスからきている。要するに娘を「自分の人生の第二走者として走らせ」ようとうするのである。
また一方では娘に「ちゃんとした人と結婚してちゃんとした子供を産んで……」と主婦の役割をも強要する。これは母親が自分の人生を否定されたくないから、また自分の基調低音となる価値観に未だ乗っているからだという。
全く以って同感である。いるわいるわ、そういう親が。そして当の娘は、股裂きになりながらも強かに、計算高く親を「利用」している図式……。
その他にも思い当たる指摘と鋭い「斬りッ!」が満載の対談集。同調できる人なら、スカッと爽やかな読み応えを得られるだろう。
2007年9月5日に日本でレビュー済み
女性が生きていくことの難しさについて正面から向き合ってきた賢い女性同士の対話だけあって、大変読みやすく、自分も二人の会話に参加しているような感覚で読むことができた(弾丸のような会話で攻めてくる上野さんもものすごいけれど、それに怯まずにここまで率直に答える信田さんはもっとすごいと感心)。
内容は、タイトルから想像できるようなテーマとはずれたものも多く、幼少時の性的虐待や家庭内暴力など、良く言えば守備範囲が広く悪く言えば散漫になっているようにも思える。30代未婚女性をとりまく情況にテーマをしぼった方がよかったのではないだろうか。
全体に流れているのは、あらゆる通俗的な幻想から自由であれという力強いメッセージ。
「自立」「本当の私」といったものの胡散臭さを痛快なトークで一刀両断にしてくれる。
私にとっては、自分の中にあった「社会的評価への依存症」という病理を発見することができ、今後の自分の人生を歩んでいく上で大変参考になった一冊だった。
内容は、タイトルから想像できるようなテーマとはずれたものも多く、幼少時の性的虐待や家庭内暴力など、良く言えば守備範囲が広く悪く言えば散漫になっているようにも思える。30代未婚女性をとりまく情況にテーマをしぼった方がよかったのではないだろうか。
全体に流れているのは、あらゆる通俗的な幻想から自由であれという力強いメッセージ。
「自立」「本当の私」といったものの胡散臭さを痛快なトークで一刀両断にしてくれる。
私にとっては、自分の中にあった「社会的評価への依存症」という病理を発見することができ、今後の自分の人生を歩んでいく上で大変参考になった一冊だった。
2008年1月11日に日本でレビュー済み
上野千鶴子の主張も凡庸になったものだ、と思った。
それだけ(少なくとも言説的には)上野氏の望んだ世の中になったということなのだろう。
本書は対談形式だが、それぞれ相手の言うことを臆面もなく否定しつつも
話がポンポン進んでいく様が痛快である。一気に読めた。
それだけ(少なくとも言説的には)上野氏の望んだ世の中になったということなのだろう。
本書は対談形式だが、それぞれ相手の言うことを臆面もなく否定しつつも
話がポンポン進んでいく様が痛快である。一気に読めた。