同著者の本を二冊読みました。どちらも、とてもとても、興味深く読みました。
湿地帯を改造し、水路と、これに沿った道路を使った交通網、水路を掘った土
を田畑に使うなど、シュメルやエジプトのような文明とは違う、自然に即した高
度な文明の存在を知りました。ムーの都市にも似ているのですが、自分には縄文
文明と共通する自然との共存の姿勢が感じ取られて仕方がありませんでした。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
衝撃の古代アマゾン文明: 第五の大河文明が世界史を書きかえる 単行本 – 2004/8/1
実松 克義
(著)
南米大陸にも、巨大な大河文明が!!
南米アマゾン川上流のモホス平原には、ナスカの地上絵を遥かに超えるスケールで広がる直線道路網や、大規模な運河、多数の人造湖を持ち、計画農業を行った巨大な大河文明が隠されていた!
文明は大河のほとりに成立するといわれる。いわゆる旧大陸の四大文明がそうである。新大陸においてもまた、この通説は真実であった。アマゾン川流域に文明が存在したのである。しかもこの文明は、その規模と古さにおいてこれまでに知られたすべての文明を凌駕するかもしれないのだ。世界史は、古代アマゾン文明を含めた五大文明の時代を迎えたといえる。——<「序章」より>
南米アマゾン川上流のモホス平原には、ナスカの地上絵を遥かに超えるスケールで広がる直線道路網や、大規模な運河、多数の人造湖を持ち、計画農業を行った巨大な大河文明が隠されていた!
文明は大河のほとりに成立するといわれる。いわゆる旧大陸の四大文明がそうである。新大陸においてもまた、この通説は真実であった。アマゾン川流域に文明が存在したのである。しかもこの文明は、その規模と古さにおいてこれまでに知られたすべての文明を凌駕するかもしれないのだ。世界史は、古代アマゾン文明を含めた五大文明の時代を迎えたといえる。——<「序章」より>
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/8/1
- ISBN-104062124629
- ISBN-13978-4062124621
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 334ページ
- ISBN-10 : 4062124629
- ISBN-13 : 978-4062124621
- Amazon 売れ筋ランキング: - 806,518位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 259位その他の地域の世界史の本
- - 437位アメリカ史
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
11グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トンデモ本と一般向け新規領域解説本の境界線の上にまたがって、ほんの少しだけ一般向け云々の方においた足に重心をかけたという風味の本であった。発掘された資料自体にものを語らせたら迫力のある分野だろうに、現地の郷土史研究家みたいなオッサン連との交流自慢が余計に長いから本全体がうさんくさくなっている。今の3倍量くらいの資料を発掘してからもう一度書けばよいと思う。
2019年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボリビアアマゾンのモホス古代農業文明に大変興味があり、この本を購入しました。ざっと一回読んでみたが、もう一度ゆっくり読み込み、興味を深めたい。
2020年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
取り寄せて読んだところすぐに少しく驚かされました。
この文明についての我が国における一般認知度はまだまだどころではなく、ゼロに近いでしょうが、国際的には4大文明ならぬ、5大文明として数えるべしとして学術的にも高い関心を得つつあります。
国内においては数少ない関連書と言えるでしよう。
この文明についての我が国における一般認知度はまだまだどころではなく、ゼロに近いでしょうが、国際的には4大文明ならぬ、5大文明として数えるべしとして学術的にも高い関心を得つつあります。
国内においては数少ない関連書と言えるでしよう。
2013年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良く知らずに購入したのですが、アマゾン地域はこれから発掘・探索が待たれるのだそうですね。年代的にかなりさかのぼっているのがにわかに信じがたいのですが、実際に掘ったりしている先生だということなのでその辺は鵜呑みで。環境的に日本と同様湿気が多く、密林の酸性土壌ということなので、条件的に難しいのだな、と感じました。
3000円オーバーの別書を買う動機付けにはなりました。
3000円オーバーの別書を買う動機付けにはなりました。
2008年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興奮しますね、知的に。TBSの特集で知った”モホス文明”、その詳細がこの本で述べられています。
日本人にとって南米の古代文明とは地理的に隔たりがある上に人類史上からも閉ざされてきた
と思います。
あまりの古代文明であるが上に気候、地理的な困難さにより現代人の目からとうざけられてきた南米古代文明。また西洋史史観の新大陸発見は西洋人によって、という固定観念からもそれは助長されてきたようです。それが今、序序に明らかになりつつある。そしてその消え去った古代文明は、現代文明すら持ちえてない環境循環型文明を営んでいた様です。異常気象が叫ばれる今日、彼らの文明を解き明かす事は我々に何を示唆してくれるのでしょうか。
後30年のちには少なくとも世界史の教科書には5大文明という記述になっている事でしょう。日本における南米古代文明の紹介の第一冊といえると思います。興味がある方は必読です。
日本人にとって南米の古代文明とは地理的に隔たりがある上に人類史上からも閉ざされてきた
と思います。
あまりの古代文明であるが上に気候、地理的な困難さにより現代人の目からとうざけられてきた南米古代文明。また西洋史史観の新大陸発見は西洋人によって、という固定観念からもそれは助長されてきたようです。それが今、序序に明らかになりつつある。そしてその消え去った古代文明は、現代文明すら持ちえてない環境循環型文明を営んでいた様です。異常気象が叫ばれる今日、彼らの文明を解き明かす事は我々に何を示唆してくれるのでしょうか。
後30年のちには少なくとも世界史の教科書には5大文明という記述になっている事でしょう。日本における南米古代文明の紹介の第一冊といえると思います。興味がある方は必読です。
2008年2月17日に日本でレビュー済み
まぁ日本じゃ無名の文明だし、一部じゃムーに掲載されるのと同レベルのトンデモ本扱いですが、今後の展開は多いに期待できると思います。
えー・・・と、2007年にTVでやってたのはこの本が出た後の内容ですか・・・。
2メートルを超える人骨、南米初の金属製副葬品、人工湖養魚場説やらはまだ書かれてませんでした。
筆者も今は発掘なんかに携わってるんですが、この時点では他の人が今までにやった研究概要を紹介するに留まっててちょい物足りない感じです。
インカやマヤの完成度を考えれば、エジプト・インダス・メソポタミア・黄河に並ぶ第5の文明があって当然。
新大陸の人類発祥はかなり古い時期なんじゃないかという指摘はクレモ&トンプソン『人類の隠された起源』辺りを読めばかなり納得できると思います。
えー・・・と、2007年にTVでやってたのはこの本が出た後の内容ですか・・・。
2メートルを超える人骨、南米初の金属製副葬品、人工湖養魚場説やらはまだ書かれてませんでした。
筆者も今は発掘なんかに携わってるんですが、この時点では他の人が今までにやった研究概要を紹介するに留まっててちょい物足りない感じです。
インカやマヤの完成度を考えれば、エジプト・インダス・メソポタミア・黄河に並ぶ第5の文明があって当然。
新大陸の人類発祥はかなり古い時期なんじゃないかという指摘はクレモ&トンプソン『人類の隠された起源』辺りを読めばかなり納得できると思います。
2004年9月19日に日本でレビュー済み
これは、ちょっとした発見ではなく、新しいジャンルの開拓につながる
大発見かもしれない。
想像を超えるような規模での、未知の文明の痕跡の紹介だけではなく、
まったく違った形での人類文明というものも存在したのだ、という証
にもなる。
古代文明というと、「ピラミッド」のような巨石建造物を想起するが、
そういった、「偉大ではあるが、人間の生活に必要とはいえないもの」
ではなく、まさに、人間が生活するために、自然に働きかけた偉大な
労力の成果が、アマゾン文明なのではないだろうか。
今後の発掘、考古学的研究だけではなく、どのような社会であった
のか、の解明も待たれる。
もしかすると、その社会は、現代に生きる我々への福音となるかも
しれない。
大発見かもしれない。
想像を超えるような規模での、未知の文明の痕跡の紹介だけではなく、
まったく違った形での人類文明というものも存在したのだ、という証
にもなる。
古代文明というと、「ピラミッド」のような巨石建造物を想起するが、
そういった、「偉大ではあるが、人間の生活に必要とはいえないもの」
ではなく、まさに、人間が生活するために、自然に働きかけた偉大な
労力の成果が、アマゾン文明なのではないだろうか。
今後の発掘、考古学的研究だけではなく、どのような社会であった
のか、の解明も待たれる。
もしかすると、その社会は、現代に生きる我々への福音となるかも
しれない。