読む物語、物語が
何故こんなに私の心を掴むのか
今回ももうドップリ『のぶ』になりきって
私はお義父さん達と暮らしたり
実家に帰ったりしていた
最後になって我に返る
そしてアイモカワラズ、毎回、毎回
ああこの続きがまだまだ読みたかったのに…と
本気で悔しく思うのだ
大好きな大好きな宇江佐真理さんのご冥福を
心からお祈りいたします
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八丁堀喰い物草紙 江戸前でもなし 単行本 – 2004/7/21
宇江佐 真理
(著)
江戸前の料理に託して語る同心一家の日々 江戸北町奉行所同心・椙田忠右衛門は変わり者の食い道楽。黄身返し卵・水雑炊・心太など料理に託して、吉川英治文学新人賞受賞の著者が、同心一家の日常を語る。
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/7/21
- ISBN-10406212484X
- ISBN-13978-4062124843
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
煮炊きの煙は、人の心を暖める。夫との心の行き違いは、食道楽の心優しい舅に、いつも扶けられる。喰い物覚え帖に映し出された心模様。『小説現代』掲載を単行本化。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/7/21)
- 発売日 : 2004/7/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 261ページ
- ISBN-10 : 406212484X
- ISBN-13 : 978-4062124843
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 75,558位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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イメージ付きのレビュー
3 星
夫婦の破局を救った舅と料理
食い物草紙の副題がついているがそれほど料理に特化した内容ではない。気軽に読める作品で壊れかかった夫婦仲を救った作品でもある。一般文学通算2778作品目の感想。通算3610冊目の作品。2023/10/30 18:25
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食道楽でそれでいて自分に優しくしてくれる舅と、その息子で夫でありながらすれ違いの生活をする嫁が主人公
物語で二人は苦難を乗り越え本当の夫婦になっていく・・・
読み終えた後に妻や夫に感謝や優しさを接して持とうと思わせる
ほんわかさせる作品
物語で二人は苦難を乗り越え本当の夫婦になっていく・・・
読み終えた後に妻や夫に感謝や優しさを接して持とうと思わせる
ほんわかさせる作品
2022年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
の江戸物はとっても素晴らしいので大好きです
この本もとても心温まりました
もう亡くなられたのが残念でなりません
もっと読みたかったですね
この本もとても心温まりました
もう亡くなられたのが残念でなりません
もっと読みたかったですね
2023年10月30日に日本でレビュー済み
食い物草紙の副題がついているがそれほど料理に特化した内容ではない。気軽に読める作品で壊れかかった夫婦仲を救った作品でもある。
一般文学通算2778作品目の感想。通算3610冊目の作品。2023/10/30 18:25
一般文学通算2778作品目の感想。通算3610冊目の作品。2023/10/30 18:25
食い物草紙の副題がついているがそれほど料理に特化した内容ではない。気軽に読める作品で壊れかかった夫婦仲を救った作品でもある。
一般文学通算2778作品目の感想。通算3610冊目の作品。2023/10/30 18:25
一般文学通算2778作品目の感想。通算3610冊目の作品。2023/10/30 18:25
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2018年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇佐江真理さんの人情噺に、すでに4回も読み直しをしています、卵のふわふわ素敵な話ですよ!と
友人にも薦めています
友人にも薦めています
2015年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一目ぼれした相手が旦那様に…なんとも幸せな話しですが、結婚してみてわかる相手の性格…
本では『気難しい、我儘』と表現されていますが、これはもう立派なモラハラではッ?…と思うくらいに、
妻『のぶ』に対する旦那『正一郎』の物言いはちょっとねちっこくて酷い(^_^;)
舅の忠右衛門と姑のふでが、のぶに優しく接してくれていても、のぶが離婚を考えるようになるのは自然に感じました。
のぶの『離婚をしたい』という本心を聞いた正一郎は、今までの態度を改め、のぶとの距離を縮めていこうとする辺りは
ちょっとキュン…としましたが、そこまで言われないと妻の気持ちを思いやれない旦那もどうかと思ってしまったり(^_^;)
でも何故か好きなんですよね、この話し。不思議です。
他の方のレビューにもありますが、最後はやっぱりちょっと寂しかったです。
ここの部分がちょっと残念でした。
本では『気難しい、我儘』と表現されていますが、これはもう立派なモラハラではッ?…と思うくらいに、
妻『のぶ』に対する旦那『正一郎』の物言いはちょっとねちっこくて酷い(^_^;)
舅の忠右衛門と姑のふでが、のぶに優しく接してくれていても、のぶが離婚を考えるようになるのは自然に感じました。
のぶの『離婚をしたい』という本心を聞いた正一郎は、今までの態度を改め、のぶとの距離を縮めていこうとする辺りは
ちょっとキュン…としましたが、そこまで言われないと妻の気持ちを思いやれない旦那もどうかと思ってしまったり(^_^;)
でも何故か好きなんですよね、この話し。不思議です。
他の方のレビューにもありますが、最後はやっぱりちょっと寂しかったです。
ここの部分がちょっと残念でした。
2016年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舅・姑には気にいられているが、当の夫と気持ちがすれ違うという設定は、著者の他の小説にもあったが、こちらの方が引き込まれた気がしている。
人はよく、家がお金持ちだとか、商売がうまくっているとか、良いところにお嫁に行ったとか、うわべだけで他人をうらやましがる。
しかし、本当に幸せなのは、家族や親しい人と心が通じていることだなとあらためて考えさせられた。
卵のふわふわ、私も作ってみたくなった。
人はよく、家がお金持ちだとか、商売がうまくっているとか、良いところにお嫁に行ったとか、うわべだけで他人をうらやましがる。
しかし、本当に幸せなのは、家族や親しい人と心が通じていることだなとあらためて考えさせられた。
卵のふわふわ、私も作ってみたくなった。
2007年11月2日に日本でレビュー済み
実は私、時代モノは本当に苦手なんです。
時代背景に不勉強なため、うまく感情移入できなかったり
知らない言葉が多いというのがその理由ですが、
この本は不思議とサクサク読めました。
主人公ののぶの「気のあわない夫と離婚したい」という悩みは
現代に生きる私達にも十分に理解のできるものだし、
食べ物が人の心をつなぐという考え方は今も昔も変わりません。
おひでさんはのぶに言います。
「正太郎さんと一緒に美味しいものを食べる機会を多く持ちなさい。
そうすればきっと輿入れした頃のようにお慕いできるようになりますよ」と。
本当にその通りだと思います。
どんなに美味しい物も一人で食べても味気ないだけ。
大勢で楽しく食べればどんなものでも美味しい。
誰と、どんな風に食べるかってすごく意味のあることなんです。
食べるって実はすごーく生々しい欲望の行為。
その時間を共有するって、
まるで心も魂もからめ合うような究極の触れ合いじゃないでしょうか。
各章にそれぞれ一つずつ、キーになる食べ物が出てくるんだけど
そのチョイスの仕方もうまい。
食と心の触れ合いの融合性、見事なものです!
できればこの家族のこれからも見てみたい。
食べることのパワーはすごいもんで、
食べれば食べるほど2人は何でも言い合える本当の夫婦になっていく。
のぶの気持ちは本当に食によって変化させられるのですが、
最後に読者にはひとつだけ、どうしても心残りが残るんです。
いるべき人がいない・・・だからこのままで終わってほしくない。
椙田家に本当の意味での「家族団らん」が見たい。
この家族の幸せを祈っています。
これをきっかけに宇江佐さんの時代ものの本をもっと読んでみたいです。
時代背景に不勉強なため、うまく感情移入できなかったり
知らない言葉が多いというのがその理由ですが、
この本は不思議とサクサク読めました。
主人公ののぶの「気のあわない夫と離婚したい」という悩みは
現代に生きる私達にも十分に理解のできるものだし、
食べ物が人の心をつなぐという考え方は今も昔も変わりません。
おひでさんはのぶに言います。
「正太郎さんと一緒に美味しいものを食べる機会を多く持ちなさい。
そうすればきっと輿入れした頃のようにお慕いできるようになりますよ」と。
本当にその通りだと思います。
どんなに美味しい物も一人で食べても味気ないだけ。
大勢で楽しく食べればどんなものでも美味しい。
誰と、どんな風に食べるかってすごく意味のあることなんです。
食べるって実はすごーく生々しい欲望の行為。
その時間を共有するって、
まるで心も魂もからめ合うような究極の触れ合いじゃないでしょうか。
各章にそれぞれ一つずつ、キーになる食べ物が出てくるんだけど
そのチョイスの仕方もうまい。
食と心の触れ合いの融合性、見事なものです!
できればこの家族のこれからも見てみたい。
食べることのパワーはすごいもんで、
食べれば食べるほど2人は何でも言い合える本当の夫婦になっていく。
のぶの気持ちは本当に食によって変化させられるのですが、
最後に読者にはひとつだけ、どうしても心残りが残るんです。
いるべき人がいない・・・だからこのままで終わってほしくない。
椙田家に本当の意味での「家族団らん」が見たい。
この家族の幸せを祈っています。
これをきっかけに宇江佐さんの時代ものの本をもっと読んでみたいです。