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乱気流 下: 小説・巨大経済新聞 単行本 – 2004/10/1
高杉 良
(著)
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新聞は、自らを糺(ただ)せるか。
渾身の長編小説、いよいよ核心へ!
「最後の良心」を賭けた、記者たちの決死の闘いが始まる。
渾身の長編小説、いよいよ核心へ!
「最後の良心」を賭けた、記者たちの決死の闘いが始まる。
- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104062126435
- ISBN-13978-4062126434
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 380ページ
- ISBN-10 : 4062126435
- ISBN-13 : 978-4062126434
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,181,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 290,433位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1939年東京生まれ。
石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー。以後、『小説 日本興業銀行』をはじめ、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表し注目を集める。
97年、書き下ろし作品『金融腐蝕列島』で銀行不祥事を暴き、以降、『再生 続・金融腐蝕列島』『混沌 新・金融腐蝕列島』『消失 金融腐蝕列島・完結編』と続く一連のシリーズは、金融大再編を描く壮大な平成金融経済史となり、スピンオフ的に書かれた『呪縛 金融腐蝕列島Ⅱ』は銀行と裏社会との癒着を告発、映画化されて話題を呼んだ。近年の代表作は『小説ザ・外資』『乱気流 小説・巨大経済新聞』、近著は『挑戦 巨大外資』『反乱する管理職』など。「高杉良経済小説全集」(全15巻)がある。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実在の事件と、フィクションの部分が分かりにくいので読み進めながらモヤモヤするところはあるものの、総じてドラマチックで面白い本でした。とくに後半部分のリズム感とスピード感は、人それぞれの思惑がどう動くか読んでいてハラハラさせられてあっという間に読了しました。終わりかたもスッとして読後感もいい。経済小説ははじめて読みましたが、関連の小説や本をさらに読みたいと思わされました。
2008年1月30日に日本でレビュー済み
リクルート事件、証券会社による損失補てん、イトマン事件、日本経済新聞社内の内部告発と経営陣の混乱を題材に、日経の記者を主人公にした小説。
小説とはいっても実話に基づいており、誰でも知っている時代を飾った事件と個人の取材に基づいたミクロの視点がうまくかみ合っている。
会話で事実を肉付けする小説のプロットは、ほかの著作に共通するものであり、高杉氏らしい。
経済事件の裏話、スクープをめぐる駆け引きや寿命が短いとされる経済新聞記者の厳しい仕事の内容をかいまみることができる。
小説とはいっても実話に基づいており、誰でも知っている時代を飾った事件と個人の取材に基づいたミクロの視点がうまくかみ合っている。
会話で事実を肉付けする小説のプロットは、ほかの著作に共通するものであり、高杉氏らしい。
経済事件の裏話、スクープをめぐる駆け引きや寿命が短いとされる経済新聞記者の厳しい仕事の内容をかいまみることができる。
2018年10月28日に日本でレビュー済み
上下巻の小説は、下巻で尻すぼみという物が結構多いように思う。が、
『乱気流』は下巻の方がスリリングであり、圧倒的に面白かった。上巻
同様、高杉氏らしいフィクションにノンフィクションの味付けをしてい
るのだが、独裁体制で企業倫理も新聞社の矜持もない状況に対して、そ
れを良しとしない良識ある内部者が立ち上がるところは、まだまだマス
コミも捨てたものではないと思わせる。それにしても、器にあらずとい
う人が、大きな権限を握ることの怖さが改めて浮き彫りにされる。器に
ない権力者は権力を保持することに拘泥する。権力をこれまでかという
程に行使することで、自分が大物であることをアピールし、自己顕示欲
を満たそうとする。そんな状態を放置すれば、組織がいかほどに痛むの
か…多くの組織は対岸の火事ではないと、読後考えさせられた。
『乱気流』は下巻の方がスリリングであり、圧倒的に面白かった。上巻
同様、高杉氏らしいフィクションにノンフィクションの味付けをしてい
るのだが、独裁体制で企業倫理も新聞社の矜持もない状況に対して、そ
れを良しとしない良識ある内部者が立ち上がるところは、まだまだマス
コミも捨てたものではないと思わせる。それにしても、器にあらずとい
う人が、大きな権限を握ることの怖さが改めて浮き彫りにされる。器に
ない権力者は権力を保持することに拘泥する。権力をこれまでかという
程に行使することで、自分が大物であることをアピールし、自己顕示欲
を満たそうとする。そんな状態を放置すれば、組織がいかほどに痛むの
か…多くの組織は対岸の火事ではないと、読後考えさせられた。
2008年1月19日に日本でレビュー済み
日経新聞社をモデルとした小説の下巻は、日経子会社の粉飾決算やワンマン経営者の銀座通いなど、クオリティペーパーを自認する新聞社とは思えないような会社の状況をこれでもかと描いています。
ストーリーは実際にあった話で、現役部長が社長解任動議を出して懲戒解雇されたとか、後輩社員が相談役制度廃止の提案をしたとか、あらかた事実に沿った内容となっています。とはいえ、高杉氏は全編に亘って日経を「超」批判的に書いていますので、読む人によっては本書に対して拒否反応(というか嫌悪感というか)を感じる部分もあるかと思います(私は楽しみましたが)。
どの新聞社でもキタナイことはしていると思いますので、日経ばかりを悪くいえないのですが(しかも貢献している面もあるし)、産業界・財界に対する影響力が大きいだけに、常にエリを正してほしいと願うばかりです。
ところで、この小説の背景となる時代はリクルート事件からの15年くらいで、一部フィクションとはいえ、その時代時代の財界の様子が汲み取れて、そういう視点で読んでも面白いです。
ストーリーは実際にあった話で、現役部長が社長解任動議を出して懲戒解雇されたとか、後輩社員が相談役制度廃止の提案をしたとか、あらかた事実に沿った内容となっています。とはいえ、高杉氏は全編に亘って日経を「超」批判的に書いていますので、読む人によっては本書に対して拒否反応(というか嫌悪感というか)を感じる部分もあるかと思います(私は楽しみましたが)。
どの新聞社でもキタナイことはしていると思いますので、日経ばかりを悪くいえないのですが(しかも貢献している面もあるし)、産業界・財界に対する影響力が大きいだけに、常にエリを正してほしいと願うばかりです。
ところで、この小説の背景となる時代はリクルート事件からの15年くらいで、一部フィクションとはいえ、その時代時代の財界の様子が汲み取れて、そういう視点で読んでも面白いです。
2024年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一言で言うなら「冗長な本」でした。
他所の会社の井戸端会議の議事録をずっと読んでいる感じ。
オチも伏線もない話を延々と読まされる印象。
登場人物も、キャラ設定や細かい描写がないまま唐突に色んな人物が出てくるので非常に読みづらく
(誰だっけ?この人は・・となることが多い)
また世界観の描写もあまりない中で、
内輪ネタが延々と繰り広げられるので途中でゲップが出てくる。
それに加えてこの本は、
当時の時代背景を知っていて、かつモデルとなった実在の人物を頭の中でイメージしながら読むことが前提の本である。
当時の報道を思い出しながら、実在の人物を想像して読んだのなら
面白いのかもしれないが、それができない人には正直キツい。
(かといって過去のニュースを自分なりにインプットしようと検索しようとしても、
それはそれで実在名で描かれているわけではないので検索もしずらい)
そういう意味では小説家としての手腕はまったく求められない、
ただの報道抜粋資料および調査報告書でありルポ文書である(もはや小説とは言いたくない)。
事実、この本には『ここで〇月〇日に掲載された〇〇新聞の記事を引用する』といったフレーズが何度も出てくる。
そのわりに(上記でも触れたが)
実在の企業名や人物名などを面白おかしく一文字変えたり、モジったような形で出てきて
そのニオワせ感に筆者のドヤ顔が目に浮かぶようでとても鼻につく。
(イトマン→イトセン、中曽根→曽根田、塩路一郎→塩野三郎、金丸信→金森信など)
中途半端にモジるくらいなら、いっそのこと割り切って実在名で書いた方がよっぽど思い切りが良かったのではと思う。
特に「私の経歴書」(※「私の履歴書」のモジり)のくだりでは、
各界の著名人をモデルにした業界裏エピソードのような暴露話が次から次へとでてくるが、
もはや誰をモデルにした話なのかわからないものが多く、
例えるなら、よくTVのバラエティー番組で業界暴露話に伏字やピー音を入れて
スタジオメンバーだけで盛り上がっているくだらないものがあるが、あれと同じ感覚を味わうことになる。
またこれは書き方の好みの問題にはなるが、
小説では一般的に節が区切られると舞台が転じるが、
この小説ではそれが変わらず、なぜ節を分けたのか謎でモヤモヤする。
一方で各章ごとのつながりは基本的には無く、上下巻の長編モノではあるが
短編レポート(「小説」とは言いたくない)の寄せ集めとなる。
上巻に掛けられていた腰巻には『巨大新聞社はなぜ没落したのか』というセンセーショナルなワードが躍っていましたが、
そのようなダイナミズムはこの本からはほとんど感じず、
せいぜい下巻の後半(つまり全体の4分の1)あたりでそれっぽい内容に多少なってくるかなと思いますが、
まあその程度です。
しかもその下巻の後半で描かれるテーマすらも、
イチ新聞社の社長がグラブのママに入れあげ経費を私物化した、
子会社が不正経理をしたというような、当事者にしてみれば大事件だったのかもしれないが
世の中的には(ましてや小説の世界では)よくありがちな内容でどれも取るに足らないような小粒なネタをベースとしたものです。
前半4分の3を読んでいるときは、この本は果たして面白いのだろうか?と疑心暗鬼になりつつも、
いや最後にはきっと伏線がつながり、いつか面白くなるのでは・・と思いつつ読み進めたが
結局最後まで面白さがわからず終いでした。
巻末の東谷暁による解説(単行本版では、日経の鶴田→亀田として書いたため訴訟をおこされたという裏話など)が
一番面白かったかもしれない。
読後感はこの本のタイトルである『乱気流』という大層なものはいっさい感じず、
ずっと「低空飛行」のままでした。
(同じような「99%実話」モノなら『トヨトミの野望』シリーズのほうが断然面白い)
またこの著者の小説を2つほど読んで感じたところだが、
家庭内における夫婦関係の描写や(内助の功で支える献身的な妻的な)、
会社内の人間模様描写、時代掛かったセリフの言い回しなど含め、
時代の古さや時代錯誤な印象を受けるせいでいまいち没入できず、
この著者は私の肌に合わないのでもう読まないかな、、と思った。
最後に、これからこの本を読まれる方へ。
本の面白い、面白くない、は主観なので当然面白いと感じる人もいると思いますが、
もし読んでいる途中で肌に合わないなと感じたなら、この本ではその印象は最後まで覆ることはありません。
買ったからもったいない、とか、
いずれどこかできっと面白くなってくるかもしれないなどと甘い期待をして
読了しようと思わないでください。
人生の時間は有限です。他に面白い本はもっと世の中にたくさんあるので、さっさと見切って次へ進んだほうがよいでしょう。
上/下巻の2冊分も時間を割くのはもったいないです。
他所の会社の井戸端会議の議事録をずっと読んでいる感じ。
オチも伏線もない話を延々と読まされる印象。
登場人物も、キャラ設定や細かい描写がないまま唐突に色んな人物が出てくるので非常に読みづらく
(誰だっけ?この人は・・となることが多い)
また世界観の描写もあまりない中で、
内輪ネタが延々と繰り広げられるので途中でゲップが出てくる。
それに加えてこの本は、
当時の時代背景を知っていて、かつモデルとなった実在の人物を頭の中でイメージしながら読むことが前提の本である。
当時の報道を思い出しながら、実在の人物を想像して読んだのなら
面白いのかもしれないが、それができない人には正直キツい。
(かといって過去のニュースを自分なりにインプットしようと検索しようとしても、
それはそれで実在名で描かれているわけではないので検索もしずらい)
そういう意味では小説家としての手腕はまったく求められない、
ただの報道抜粋資料および調査報告書でありルポ文書である(もはや小説とは言いたくない)。
事実、この本には『ここで〇月〇日に掲載された〇〇新聞の記事を引用する』といったフレーズが何度も出てくる。
そのわりに(上記でも触れたが)
実在の企業名や人物名などを面白おかしく一文字変えたり、モジったような形で出てきて
そのニオワせ感に筆者のドヤ顔が目に浮かぶようでとても鼻につく。
(イトマン→イトセン、中曽根→曽根田、塩路一郎→塩野三郎、金丸信→金森信など)
中途半端にモジるくらいなら、いっそのこと割り切って実在名で書いた方がよっぽど思い切りが良かったのではと思う。
特に「私の経歴書」(※「私の履歴書」のモジり)のくだりでは、
各界の著名人をモデルにした業界裏エピソードのような暴露話が次から次へとでてくるが、
もはや誰をモデルにした話なのかわからないものが多く、
例えるなら、よくTVのバラエティー番組で業界暴露話に伏字やピー音を入れて
スタジオメンバーだけで盛り上がっているくだらないものがあるが、あれと同じ感覚を味わうことになる。
またこれは書き方の好みの問題にはなるが、
小説では一般的に節が区切られると舞台が転じるが、
この小説ではそれが変わらず、なぜ節を分けたのか謎でモヤモヤする。
一方で各章ごとのつながりは基本的には無く、上下巻の長編モノではあるが
短編レポート(「小説」とは言いたくない)の寄せ集めとなる。
上巻に掛けられていた腰巻には『巨大新聞社はなぜ没落したのか』というセンセーショナルなワードが躍っていましたが、
そのようなダイナミズムはこの本からはほとんど感じず、
せいぜい下巻の後半(つまり全体の4分の1)あたりでそれっぽい内容に多少なってくるかなと思いますが、
まあその程度です。
しかもその下巻の後半で描かれるテーマすらも、
イチ新聞社の社長がグラブのママに入れあげ経費を私物化した、
子会社が不正経理をしたというような、当事者にしてみれば大事件だったのかもしれないが
世の中的には(ましてや小説の世界では)よくありがちな内容でどれも取るに足らないような小粒なネタをベースとしたものです。
前半4分の3を読んでいるときは、この本は果たして面白いのだろうか?と疑心暗鬼になりつつも、
いや最後にはきっと伏線がつながり、いつか面白くなるのでは・・と思いつつ読み進めたが
結局最後まで面白さがわからず終いでした。
巻末の東谷暁による解説(単行本版では、日経の鶴田→亀田として書いたため訴訟をおこされたという裏話など)が
一番面白かったかもしれない。
読後感はこの本のタイトルである『乱気流』という大層なものはいっさい感じず、
ずっと「低空飛行」のままでした。
(同じような「99%実話」モノなら『トヨトミの野望』シリーズのほうが断然面白い)
またこの著者の小説を2つほど読んで感じたところだが、
家庭内における夫婦関係の描写や(内助の功で支える献身的な妻的な)、
会社内の人間模様描写、時代掛かったセリフの言い回しなど含め、
時代の古さや時代錯誤な印象を受けるせいでいまいち没入できず、
この著者は私の肌に合わないのでもう読まないかな、、と思った。
最後に、これからこの本を読まれる方へ。
本の面白い、面白くない、は主観なので当然面白いと感じる人もいると思いますが、
もし読んでいる途中で肌に合わないなと感じたなら、この本ではその印象は最後まで覆ることはありません。
買ったからもったいない、とか、
いずれどこかできっと面白くなってくるかもしれないなどと甘い期待をして
読了しようと思わないでください。
人生の時間は有限です。他に面白い本はもっと世の中にたくさんあるので、さっさと見切って次へ進んだほうがよいでしょう。
上/下巻の2冊分も時間を割くのはもったいないです。
2012年11月4日に日本でレビュー済み
大変面白かった。作品紹介は次のとおり。宇野社長のワンマン体制となった東経産新聞グループは赤坂のクラブを舞台に「下半身共同体」と囁かれる有り様。社長室に異動した倉本は、子会社の手形流出という仰天情報を得て常務に詰め寄った。醜聞にまみれた経営陣に対する記者たちの闘いが今始まる―。第四の権力たるべき新聞の自浄力を問う衝撃作。
一般文学通算782作品目の読書完。2012/07/04(inヘルシンキ・名古屋間機中)
一般文学通算782作品目の読書完。2012/07/04(inヘルシンキ・名古屋間機中)