この本は山本昌邦監督が、指導者として書き留めた日誌みたいなものですね。
この本を読んで、サッカーに関してまた違う視点を与えてくれたので感謝です。
見えてきた世界との距離、少しの差だけどそこを埋めるのに必要な、経験、
危機管理意識、膨大なディテール。日本人指導者として国際経験の豊富な氏
だからこそ語れる言葉もあり、私はいちサッカーファンですが十分に楽しめる
内容でした。
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山本昌邦指南録 (FOOTBALL Nippon Books) 単行本 – 2005/1/21
山本 昌邦
(著)
伝えるは伝わるに非ず
世界に勝つ日本型組織と日本型リーダーシップの研究と実践の物語
片方は伝えた気でいて、もう片方も「分かってます」と返事をしても、出た結果を見て「そんなつもりじゃなかったのに」「えっ、そうなんですか」と互いに顔を見合すようなことはままあることだ。だからといって、コーチは、そのずれを「人間同士なんだから仕方ないよな」と放置するわけにはいかない。伝えたいことと伝わったことのずれ、言い換えれば誤差を、限りなく埋めていく努力を怠るわけにはいかないのだ。――<あとがきより>
世界に勝つ日本型組織と日本型リーダーシップの研究と実践の物語
片方は伝えた気でいて、もう片方も「分かってます」と返事をしても、出た結果を見て「そんなつもりじゃなかったのに」「えっ、そうなんですか」と互いに顔を見合すようなことはままあることだ。だからといって、コーチは、そのずれを「人間同士なんだから仕方ないよな」と放置するわけにはいかない。伝えたいことと伝わったことのずれ、言い換えれば誤差を、限りなく埋めていく努力を怠るわけにはいかないのだ。――<あとがきより>
- 本の長さ366ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/1/21
- 寸法13.7 x 3.2 x 19.5 cm
- ISBN-10406212677X
- ISBN-13978-4062126779
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/1/21)
- 発売日 : 2005/1/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 366ページ
- ISBN-10 : 406212677X
- ISBN-13 : 978-4062126779
- 寸法 : 13.7 x 3.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,208,639位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月18日に日本でレビュー済み
タイトルはさておき、内容は、非常に良かったです。
サッカー本として読むのがオーソドックスなのでしょうが、私はプロジェクトマネージメント
の本として読みました。
スケジュール、人材育成、リスク管理、品質、調達・・・とその考え方と行動について非常
に勉強になりました。
そう言った意味で、プロジェクトマネージャが模範とすべき内容かと思います。
サッカー本として読むのがオーソドックスなのでしょうが、私はプロジェクトマネージメント
の本として読みました。
スケジュール、人材育成、リスク管理、品質、調達・・・とその考え方と行動について非常
に勉強になりました。
そう言った意味で、プロジェクトマネージャが模範とすべき内容かと思います。
2005年4月4日に日本でレビュー済み
中身は2002年~2004年の山本五輪代表の内幕を書き記した、前回のトルシエ代表戦記とも言えた『備忘録』の続編と言える書。 ただ、決定的に違う点は、『備忘録』は、トルシエの良き点、悪き点を山本さんの視点から赤裸々に綴った(よく暴露本という表現を使われていたが、トルシエから学んだ部分も多く書き記している)のに対し、『指南録』は、これまでの山本昌邦のコーチとしての軌跡とアテネでの真実を織り交ぜて綴ったことにある。 つまり、『備忘録』は指導者トルシエ評論本で、『指南録』は山本昌邦の自叙伝と言える。 サッカーが好きな方は是非両方とも読んで欲しいのだが、どちらか一冊となると、私は『指南録』を選ぶ。
何故なら、『指南録』からは山本昌邦の指導者としての原体験とともに、 現在いろいろな企業で実践されているコーチングや、仕事論、組織論など経営の参考になるような事例が数多く、それも山本さん自身がかなり意識して記していると思われるからである。 たぶん、山本さんのような最高位のS級ライセンス指導者はたぶんこんな本を書けるくらい、指導者としての勉強をしている。 この点は野球界も見習って欲しい点のひとつだ。
ただ、タイトルや、最後の「山本昌邦 指南三十六法」という表題はやり過ぎだと思うのだが…(苦笑) 日本がワールドカップを獲ってから書け!!と言いたくなる。
それから、サッカーの事情やアテネ五輪での経過を知らないと理解できない部分はあるが、アテネ五輪のU-23日本代表をよく見ていた方は、ぜひ一読を。
何故なら、『指南録』からは山本昌邦の指導者としての原体験とともに、 現在いろいろな企業で実践されているコーチングや、仕事論、組織論など経営の参考になるような事例が数多く、それも山本さん自身がかなり意識して記していると思われるからである。 たぶん、山本さんのような最高位のS級ライセンス指導者はたぶんこんな本を書けるくらい、指導者としての勉強をしている。 この点は野球界も見習って欲しい点のひとつだ。
ただ、タイトルや、最後の「山本昌邦 指南三十六法」という表題はやり過ぎだと思うのだが…(苦笑) 日本がワールドカップを獲ってから書け!!と言いたくなる。
それから、サッカーの事情やアテネ五輪での経過を知らないと理解できない部分はあるが、アテネ五輪のU-23日本代表をよく見ていた方は、ぜひ一読を。