娘を溺愛するもロリコンの趣味が妻にばれて離婚させられ愛娘に会うこともできず・・・・
そんな主人公を通して物語だが・・・
確かに読みものとして面白くもありページは進んでいくが・・・
でもロリコン趣味の内面というものにまったく筆者は迫っていない・・・
人間の癖で最も修正がきかないのが性癖だというが・・・
そういった特異な性癖を持つ人間の物語の割には上辺だけでの描写が目立ったような気がして・・
文学作品として私個人はできのいい部類のものではないと思う
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グランド・フィナーレ 単行本 – 2005/2/1
阿部 和重
(著)
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終わり、それとも始まり……神町を巡る物語「グランドフィナーレ」という名の終わりの始まり。毎日出版文化賞、伊藤整賞W受賞作「シンセミア」に続く、二人の少女と一人の男を巡る新たなる神町の物語。
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104062127938
- ISBN-13978-4062127936
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 210ページ
- ISBN-10 : 4062127938
- ISBN-13 : 978-4062127936
- Amazon 売れ筋ランキング: - 519,179位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,831位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年生まれ。小説家。
「アメリカの夜」で第37回群像新人文学賞を受賞しデビュー。1999年『無情の世界』で第21回野間文芸新人賞、2004年『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞および第58回毎日出版文化賞、2005年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞をそれぞれ受賞した。
その他の著書に『インディヴィジュアル・プロジェクション』『ニッポニアニッポン』『プラスティック・ソウル』『映画覚書vol.1』『阿部和重対談集』『ABC 阿部和重初期短編集』『ピストルズ』など。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月25日に日本でレビュー済み
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2023年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書籍を読んで、Audibleで聞いて、また読んだ。いい。耳で聞いても、阿部和重氏ならではのかっこよさが伝わってくる。女性の描写、子供もいい。いきいきとしているというよりは、「ちゃんと考えて生きている」のがわかる。それは実際に考えているかどうかではなく、つまり生きるとはそういうことなのだと、あらためて教えられる。やっぱりすごい作家だ。
2015年2月18日に日本でレビュー済み
この本の前に読んだのは
中村文則 掏摸 スリ
太宰治 走れメロス(短編集)
古井由吉 杳子・妻隠
傷つけられた子供。
前に『掏摸』を読んだせいか、子供と大人との非対称を思った。
倫理的な事柄に目を瞑れば、身体が生殖能力を成熟させたなら、その人物に対し性的興味を覚えるのは、効率的だろう。なぜなら、生殖能力を有しているにも関わらず性的興味を惹起させないなら、性交渉がなされずその生殖能力は使用されないこととなり、非効率だろう。
なぜ、子供と大人との性交渉は妥当でないのか。(現在の日本では、条例或いは倫理的に未成年者の性交渉は禁止されているようだ。)
子供は、性交渉が禁止され、生殖に関する情報も制限されている。具体的な性交渉だけでなく、その前後の様式といったものも隠蔽されている。子供と大人との、この情報の差が不公平に感じられる。このことから、大人と子供との(異性・同性の、二人若しくはそれ以上の)性交渉は倫理的或いは法的に禁止されているのだろう。
恐らく、小説の構造としては
第一部では、傷つけられた少女である美代とそれと連帯するIと傷つける大人沢見。
第二部では、鴇谷亜美と石川麻弥と亜美の周囲の人々が、第一部に対応する。
この対応関係を見ると、比較的罪悪の意識(罪と悪との関係、その報い・贖い、行為と心理とを結ぶ論理的構造。その社会的運営)があまり自覚的でない人物の加害を描こうとしたものだと言えそうだね。こんなことを書くと、学校教材のようだけど、やっぱり逃げることの重要性に気づく。
阿部和重さんの作品は、初めて読んだ。神町サーガというらしい。フォークナーみたい。グランド・フィナーレとサンクチュアリ。何か関連あるような、ないような。
芥川龍之介的なところ。
有名な羅生門、或いは蜜柑やハンケチといった作品に見られるような心理変化の描写。
場面・時代設定が明確で現実的な描写を用いてるところ。
子供をめぐる問題という現代的関心を寓意により喚起しているところ(芥川にあっては、近代的な知識人の倫理観といったものが問題視されていたか)。
短・中編であり、主要登場人物が比較的少ないところ。
漢字が多い?
ヴィヨンの妻のような皮肉というかユーモアといったものを、主人公の語りから感じる、妙な違和感があって、少女嗜好の男を納得させられる気もしなくもないようだね…
中村文則 掏摸 スリ
太宰治 走れメロス(短編集)
古井由吉 杳子・妻隠
傷つけられた子供。
前に『掏摸』を読んだせいか、子供と大人との非対称を思った。
倫理的な事柄に目を瞑れば、身体が生殖能力を成熟させたなら、その人物に対し性的興味を覚えるのは、効率的だろう。なぜなら、生殖能力を有しているにも関わらず性的興味を惹起させないなら、性交渉がなされずその生殖能力は使用されないこととなり、非効率だろう。
なぜ、子供と大人との性交渉は妥当でないのか。(現在の日本では、条例或いは倫理的に未成年者の性交渉は禁止されているようだ。)
子供は、性交渉が禁止され、生殖に関する情報も制限されている。具体的な性交渉だけでなく、その前後の様式といったものも隠蔽されている。子供と大人との、この情報の差が不公平に感じられる。このことから、大人と子供との(異性・同性の、二人若しくはそれ以上の)性交渉は倫理的或いは法的に禁止されているのだろう。
恐らく、小説の構造としては
第一部では、傷つけられた少女である美代とそれと連帯するIと傷つける大人沢見。
第二部では、鴇谷亜美と石川麻弥と亜美の周囲の人々が、第一部に対応する。
この対応関係を見ると、比較的罪悪の意識(罪と悪との関係、その報い・贖い、行為と心理とを結ぶ論理的構造。その社会的運営)があまり自覚的でない人物の加害を描こうとしたものだと言えそうだね。こんなことを書くと、学校教材のようだけど、やっぱり逃げることの重要性に気づく。
阿部和重さんの作品は、初めて読んだ。神町サーガというらしい。フォークナーみたい。グランド・フィナーレとサンクチュアリ。何か関連あるような、ないような。
芥川龍之介的なところ。
有名な羅生門、或いは蜜柑やハンケチといった作品に見られるような心理変化の描写。
場面・時代設定が明確で現実的な描写を用いてるところ。
子供をめぐる問題という現代的関心を寓意により喚起しているところ(芥川にあっては、近代的な知識人の倫理観といったものが問題視されていたか)。
短・中編であり、主要登場人物が比較的少ないところ。
漢字が多い?
ヴィヨンの妻のような皮肉というかユーモアといったものを、主人公の語りから感じる、妙な違和感があって、少女嗜好の男を納得させられる気もしなくもないようだね…
2015年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の子供の裸体の画像を撮ることができるのか?
二児の娘を持つ親として、ありえない。
小説でもありえない。
まして金儲けのために画像を商売目的で流通させる
ことは考えられない。
それなのに、子を思う親を描写していることに違和感を
覚える。
そう思わせること自体、作者にまんまと手のひらに乗せら
れているのかもしれない・・・。
エンディングでは未来に向かって、明かりが見えてくるように
描かれているが、
娘を持つ親が読んだら、気分が悪くなる可能性があります。
なので、
楽しめませんでした。スミマセン・・・。
二児の娘を持つ親として、ありえない。
小説でもありえない。
まして金儲けのために画像を商売目的で流通させる
ことは考えられない。
それなのに、子を思う親を描写していることに違和感を
覚える。
そう思わせること自体、作者にまんまと手のひらに乗せら
れているのかもしれない・・・。
エンディングでは未来に向かって、明かりが見えてくるように
描かれているが、
娘を持つ親が読んだら、気分が悪くなる可能性があります。
なので、
楽しめませんでした。スミマセン・・・。
2015年1月16日に日本でレビュー済み
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伊坂幸太郎との合作を読んだ後に阿部さんの本を読んだことがないのに気付いてこちらを読みました。個人的には設定や登場人物にも共感できるものが少なくまた読みたいという作品ではなかったです。
2016年8月9日に日本でレビュー済み
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同郷、同年代ということで、読み始めたが、読了はまだ先。
読了しようという願望は既に萎えてます。
読了しようという願望は既に萎えてます。
2015年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グランドフィナーレはロリコンの話で不快に感じる場面は多々あります。
しかし、このようなロリコンの話は実際に聞いたり話したりされる場面は現実世界では少ないです。
つまりこの本は自分とは一種無縁のようなテーマ及び人生を提示してくれます。
しかし、このようなロリコンの話は実際に聞いたり話したりされる場面は現実世界では少ないです。
つまりこの本は自分とは一種無縁のようなテーマ及び人生を提示してくれます。
2005年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人によって好き嫌いが分かれる作品だ。基本的に観念小説である。言葉で世界を描写する礎は、作家の観念である。どんなに事実を取材しても、結局は個の捉えた現象を言葉に置き換えるに過ぎない。こういう堂々巡りの思念で書かれているから、言葉がやたらと小難しいのである。書き手が一人称にこだわってしまい、客観描写を排しているので、かなり読みにくい。
大江健三郎に一脈通じるが、それにしては世界観が違いすぎる。大江は切迫した感情で世界を心配している。対して阿部は作中人物のYにも、世界のことは断片を知っているが、結局自分に関わる世界にしかリアリティーがない、と語らせている。
1章のロリコンキャラクターは情けなくてよかったが、2章になると更正しようとするところが中途半端な気がした。
併録の他3編にいたっては、もう何がなんだかわからない。でも、妙に文学チックな気分にはなれる。
大江健三郎に一脈通じるが、それにしては世界観が違いすぎる。大江は切迫した感情で世界を心配している。対して阿部は作中人物のYにも、世界のことは断片を知っているが、結局自分に関わる世界にしかリアリティーがない、と語らせている。
1章のロリコンキャラクターは情けなくてよかったが、2章になると更正しようとするところが中途半端な気がした。
併録の他3編にいたっては、もう何がなんだかわからない。でも、妙に文学チックな気分にはなれる。