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人生ベストテン 単行本 – 2005/3/2
角田 光代
(著)
新・直木賞作家が贈る注目の受賞後第一作!14歳のあの夏から、私は恋をしていない…39歳独身OLに訪れた人生のベストイベントとは?今最注目の女性作家が現代に生きる男女のリアルを描く短篇連作集。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/3/2
- ISBN-104062128101
- ISBN-13978-4062128100
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/3/2)
- 発売日 : 2005/3/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4062128101
- ISBN-13 : 978-4062128100
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,104,532位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,340位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
母親が感想を言ってくるので、気になって購入しました。母親の言っていた内容と違ってました。私は、別にいいんじゃないかなって思います。
2015年1月3日に日本でレビュー済み
人生ってベアリングにも例えられる気がする。若いころは新鮮な潤滑油によって
激しい勢いを殺すことなく、余計なことを考える必要もないように動き続ける。
しかし、時間がたてば潤滑油はドロドロになり埃にまみれ黒ずんでくる。やがて
ガタツキが生じ、ベアリングはかじりつくことが増えてくる。
本書の主人公達は、摩耗してガタツキが出たり、かじりついて動きが鈍くなった
人生に注すべく新しい潤滑油を求めている。傍から見ると滑稽とも思えるようだが、
その実、だれでも同じようなことはしているのだろう。だからこのような小説が
成り立つのだろう。
激しい勢いを殺すことなく、余計なことを考える必要もないように動き続ける。
しかし、時間がたてば潤滑油はドロドロになり埃にまみれ黒ずんでくる。やがて
ガタツキが生じ、ベアリングはかじりつくことが増えてくる。
本書の主人公達は、摩耗してガタツキが出たり、かじりついて動きが鈍くなった
人生に注すべく新しい潤滑油を求めている。傍から見ると滑稽とも思えるようだが、
その実、だれでも同じようなことはしているのだろう。だからこのような小説が
成り立つのだろう。
2022年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても上品で、洗練された文章なのに毒もちらつく短編集。
さすが長編小説として巧みな文章力を持つ角田光代さんが書かれただけあって、
勢いにまかせてただ書きましたっていう短編とは違う。
やはり芸人やモデルが描くような短編やエッセイは勢いがあって面白いことは面白いのですが、文章が稚拙なんですよね。
その点、小説家の文章というのは言い回しひとつ、間合いひとつでも引き込まれる。
人生のベスト10が角田さんの価値観で短編として綴られているのですが、その中にはとてもいい人生とは思えないものも含まれていたりする。
けれど憎めない愛嬌があって、どんな人生にも彩りがあり、いいものだと最後は思える。
2008年というおよそ15年も前のものだから、今の価値観とは違ったり、しゃべり言葉が古かったり、女性としての在り方にずいぶん違いを感じてしまったりはあるけど
基本的な人間の心は変わらないのではないかな。
この作家さんの感性や人生の過ごし方、ものの見方が素敵だなと思います。
さすが長編小説として巧みな文章力を持つ角田光代さんが書かれただけあって、
勢いにまかせてただ書きましたっていう短編とは違う。
やはり芸人やモデルが描くような短編やエッセイは勢いがあって面白いことは面白いのですが、文章が稚拙なんですよね。
その点、小説家の文章というのは言い回しひとつ、間合いひとつでも引き込まれる。
人生のベスト10が角田さんの価値観で短編として綴られているのですが、その中にはとてもいい人生とは思えないものも含まれていたりする。
けれど憎めない愛嬌があって、どんな人生にも彩りがあり、いいものだと最後は思える。
2008年というおよそ15年も前のものだから、今の価値観とは違ったり、しゃべり言葉が古かったり、女性としての在り方にずいぶん違いを感じてしまったりはあるけど
基本的な人間の心は変わらないのではないかな。
この作家さんの感性や人生の過ごし方、ものの見方が素敵だなと思います。
2013年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公と同世代、同じような境遇のため、共感できるかも!?と期待して「人生ベストテン」読みましたが、、確かに内容的にはわかる部分もあるのですが、、
主人公達の発することばが、あまりにも時代遅れで、「鳩子姫はいつでもお嫁に行けるなり」「お料理教室やってちょーよー」「てへへへ」等々、、言葉遣いにひっかかり、違和感だけが残った感じで、残念でした。。いくら10年前のOLでもこんなことば遣いはしないのではないかと。。80年代か!ということばの羅列が気にならなければ、どうぞ。
主人公達の発することばが、あまりにも時代遅れで、「鳩子姫はいつでもお嫁に行けるなり」「お料理教室やってちょーよー」「てへへへ」等々、、言葉遣いにひっかかり、違和感だけが残った感じで、残念でした。。いくら10年前のOLでもこんなことば遣いはしないのではないかと。。80年代か!ということばの羅列が気にならなければ、どうぞ。
2023年2月1日に日本でレビュー済み
エッセイ集と勘違いして購入しました。小説集であったのはむしろうれしい誤算でしたが、中身については?ばかりでした。表題作は一番面白かったのですが、それでも「そんな間違い絶対にやらかすわけがなかろう」という感想が先に立ってしまいました。著者ならあり得るのかな。
2008年4月2日に日本でレビュー済み
殆ど女性が主人公の物語。主役が男性であっても、彼は物語の「語り部」であって、あくまで物語の中心は女性である。ここに出てくる女性達はちょっと変わっている。年齢もちょうど30代後半であろうか。みんなチョット外れている。いってみれば真直ぐな人間なんていないんだから、チョット変わってるぐらいが当たり前なんであろう。でも作者の目線は温かいから、そんな女性の応援歌となっている。でもその応援は「がんばれ」なんて言っていなくて、「そのままでいいんだよ」と聞こえる。そのままでいいんだよ。頑張ることなんてないんだよ。そんな応援歌が聞こえる短編集です。
2005年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「直木賞受賞第一作」とタイトルの面白さに惹かれて購入しましたが、読んでガッカリ!
本を読んで「金返せ~!」と思ったのは、久しぶりです。
こんな何の変哲も無い文章で直木賞が取れるんですねえ~
読みたい方は、文庫本が出るまで待った方が賢明だと思いますよ。
本を読んで「金返せ~!」と思ったのは、久しぶりです。
こんな何の変哲も無い文章で直木賞が取れるんですねえ~
読みたい方は、文庫本が出るまで待った方が賢明だと思いますよ。
2013年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編6作品のなかの表題作「人生ベストテン」40歳を目前に13歳の夏に恋を
した相手に中学の同窓会という舞台を与えてもらい会いに行く、そして「貸し出
しデート」15年の付き合い、3年の結婚生活を解消する主人公がデートの相手
を出張ホストに依頼し20歳の若者とのデートをする、この2作品が意外性があ
り印象に残る秀作である。
した相手に中学の同窓会という舞台を与えてもらい会いに行く、そして「貸し出
しデート」15年の付き合い、3年の結婚生活を解消する主人公がデートの相手
を出張ホストに依頼し20歳の若者とのデートをする、この2作品が意外性があ
り印象に残る秀作である。