作者に関しては、TVやネットで知っていた。
いわゆるトランスジェンダー。
想像したより大変だなあと思った。
「『私の住んでるところではそんな人いないよ』と言うが、隠してるからわからないと思う」
みたいな記述があった。それは私も同感なのだ。
例えば、話がそれるけど以前、手話の初心者コースだけ習った時。
私の住んでる地域に、聴覚障害の人はこれだけいると数字を先生が言った。
私の実感では、「けっこうな数だ」と思った。
が、コンビニやスーパーや電車内で、手話をしている人を殆ど見ない(一時期、手話のドラマが多かった時は別にして)。
「隠れてる」か「隠してる」んじゃないかと思う。
LGBTとか、遠い所の問題じゃない?
そう思ってる人も多いと思う。
聴覚障害の人とまた違うと思うが、性的少数者の人は、一部の勇気ある人を除いて、もっと隠してると想像する。
あと、作者は、胸の手術を外国でしているが、高額だと思う。
こういう人たちは、学校の先生にも相談できなかった辛い過去があると思う。
親に言ってもわかってくれない。
こういう人たちのカウンセリングする場所を用意すべきだし、性別適合手術は国内で保険がきくようにすべきだと思う。
ある野党の国会議員のブログで、この本かどうかは忘れたが、この人の本を読む、と書いていた。
あの不勉強で差別的な与党国会議員は、この本を読んだだろうか、読む気はあるのだろうか、と思った。

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ダブルハッピネス 単行本 – 2006/5/19
杉山 文野
(著)
元フェンシング女子日本代表が大胆告白! 体は女でも心は男。どーすりゃいいの!?そんな違和感とずっとつきあってきた著者は早大院生。楽しい家族と仲間に囲まれて、オモシロくてマジメな人生を驀進中!
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/5/19
- ISBN-104062130424
- ISBN-13978-4062130424
商品の説明
著者について
1981年、東京都生まれ。日本女子大学付属の幼、小、中、高を経て、早稲田大学教育学部を卒業。
現在は同大大学院教育学研究科修士課程に在学中。2004年度女子フェンシング日本代表。
体は「女」だけど心は「男」-自身が性同一性障害であることを、本書で告白することに。
現在は同大大学院教育学研究科修士課程に在学中。2004年度女子フェンシング日本代表。
体は「女」だけど心は「男」-自身が性同一性障害であることを、本書で告白することに。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/5/19)
- 発売日 : 2006/5/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4062130424
- ISBN-13 : 978-4062130424
- Amazon 売れ筋ランキング: - 403,916位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2021年2月23日に日本でレビュー済み
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2021年12月30日に日本でレビュー済み
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「多様性が容認される社会」
何となく実現されているような気がしていました。でも、世の中の常識によって悩んでいる人は多く、その苦しみに気づけない人が殆どなのだと感じました。自分もその1人でした。自分の周りだけの狭い価値観から抜け出さないとなぁと思いました。
何となく実現されているような気がしていました。でも、世の中の常識によって悩んでいる人は多く、その苦しみに気づけない人が殆どなのだと感じました。自分もその1人でした。自分の周りだけの狭い価値観から抜け出さないとなぁと思いました。
2016年11月21日に日本でレビュー済み
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杉山氏はNHKやその他のメディアで最近よく見かける方だったので一度著書を見てみたいと思っていました。トランスジェンダーの方がどのようなことに悩み、苦しみ、どう感じているのか、前向きに明るく爽やかに書かれています。
2021年7月19日に日本でレビュー済み
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誰であろうと、個人として大切にされる世の中であってほしい。
切実に思った。
ひとりひとり、ひとりひとり、ひとりひとり、みんな違う。
ただそれだけのことだ。
切実に思った。
ひとりひとり、ひとりひとり、ひとりひとり、みんな違う。
ただそれだけのことだ。
2021年4月14日に日本でレビュー済み
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今までなんとなくと「性同一障害」ということは知っていましたが、具体的な内容に衝撃を受けました。普通な人間なんていない。みんな一人一人違う存在なのだから、それぞれが生きやすい社会を作っていかなければという思いを強くしました。
2006年8月9日に日本でレビュー済み
他の方も書かれているように、読みやすい書き方で綴られています。
しかし、あまり心に響くような内容は無かったように思います。
作者が書き綴る体験や考え方などはあくまで作者本人のものですので、性同一性障害当事者全員の体験や考え方ではありません。
「こういう人もいるんだな」という気持ちで読むといいのでは。
しかし、あまり心に響くような内容は無かったように思います。
作者が書き綴る体験や考え方などはあくまで作者本人のものですので、性同一性障害当事者全員の体験や考え方ではありません。
「こういう人もいるんだな」という気持ちで読むといいのでは。
2020年12月1日に日本でレビュー済み
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2冊目の著書を読んでからの本作、2冊目までの間にものスゴく成長した感があるなぁと思ってしまいました。偉そうなコメントですみません💦
良い意味で、若々しい、青春の1冊。この当時しか書けなかった想いが瑞々しく綴られていると思います。
読後、清々しい気持ちになれる1冊です。
自分のような、青春時代をとおーい過去に忘れて来た大人におすすめ。
良い意味で、若々しい、青春の1冊。この当時しか書けなかった想いが瑞々しく綴られていると思います。
読後、清々しい気持ちになれる1冊です。
自分のような、青春時代をとおーい過去に忘れて来た大人におすすめ。
2020年6月13日に日本でレビュー済み
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杉山さんをテレビで拝見したことがきっかけで(良い意味で)杉山さんに興味を持ち、もっと知ってみたいと思い購入しました。赤裸々に綴られた苦悩や葛藤そして喜び、長い年月をかけてご自身の心身と真面目に真面目に向き合ってきたお気持ち、とても胸に響きました。LGBTについても理解しやすく触れられています。堅苦しさのない文章がとても読みやすく、杉山さんのお人柄が等身大で伝わってくるような、そんな感じの本でした。