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警察VS.警察官 単行本 – 2006/8/3

4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

警察に牙を向いた3人の警察官の戦い全記録裏金作りを拒みたった一人の反乱を続ける“愛媛の厳窟王”、信じていた組織に裏切られた銃器捜査の辣腕刑事……いまはじめて警察官が暴く、これが警察の闇だ。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/8/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 262ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062133202
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062133203
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

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原田 宏二
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大ヒットドラマ&映画の踊る大捜査線は、社会現象にもなりましたが、

コミカルタッチながらも少しだけ描かれていましたね。

署長や管理職が”裏金”を使った幹部の接待・・・。

署長室に置かれた”隠さなくてはいけない物”。

接待ゴルフはギャグで済まされる問題ではなかった!。

ギャグで済ませちゃいけないんだ。

笑い事じゃないんですよね。

”愛媛の巌窟王”のエピソードでは、ボロボロ泣いてしまいました。

”正義の人”青島刑事は仙波さんのようになるのかも知れませんね。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月24日に日本でレビュー済み
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 著者は、北海道警察釧路方面本部長の要職を勤めたにもかかわらず、退職後に裏金の告発を行った人物。本書は、その著者が、警察組織と闘った3人の警察官について記述したもの。

その3人とは、
(1) 愛媛県警で、終始一貫、裏金への関与を拒み続け、最終的には告発した現職警察官。何十年もずっと昇任させてもらえず、告発後は恣意的な人事異動をされた。
(2) 1993年の銃刀法改正以降始まった「平成の刀狩り」の中で、違法な拳銃押収捜査を行った警察官。捜査には組織的な関与があったにもかかわらず、「とかげのシッポきり」の形で懲戒免職となった。
(3) 部下の汚職事件(取締り対象である飲食店の接待を受け、情報を漏洩していた)に巻き込まれ、依願退職を余儀なくされた警察官。

 いずれも警察が自らの組織を守ろうとするその体質を、事件の推移を具体的に追うことで生々しく記述している。「組織の怖さ」を本当に実感できる本であり、引き込まれる。

 ただし、著者は、3人とも本人には何も非はなく、一方的に警察組織が悪いかのように記述しているが、その点に私は強い違和感を感じた。上記、(1)のケースはともかく、(2)は当時の警察内部の風潮はあったにせよ、違法捜査を行った張本人。(3)は巻き込まれたとはいえ、当人もキャバレーで1,000円〜2000円の法外な割安価格で飲んでいる。

 この他にもいくつかの違和感があり、鵜呑みにはできないと感じたものの、様々に警察のあり方について考えさせられる本なので、一読に値する本と思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の原田宏二氏はもと北海道警幹部で警察の裏金問題を明るみに出した勇気ある告発者の一人。
第1章は現職警官の実名告発として話題になった愛媛県警の仙波巡査部長を取り上げている。詳細には触れないが、心あるものならば涙なしに読み通すことはできないだろう。腐敗に満ち満ちた愚鈍な連中を警察幹部に押し戴くことに、一国民として最大級の恥辱と憤激とを禁じえないと同時に、仙波氏のような高潔かつ優秀な人物の魂に触れえたことを、やはり一市民として心の底から誇りに思う。自分としても、せめて今後とも氏の背中を見つめ続けていきたいと思っている。
第2,3章は、幹部の保身のためにほぼ責任のない個人が生け贄にされていくさまを活写している。特に第2章はノワール(冷徹な犯罪小説)の趣もある。また長い警察業務の中で原田氏が培ってきた、現場を熟知した上での公平な視点とでも呼ぶべきものが随所にうかがえる。現場の困難をよく理解しつつ現場の空気に流されず、法に精通し法の要諦を押さえながらも杓子定規には陥らない氏のたいへん高度な現実主義的法運用能力を見れば、原田氏の優秀さも並みのレベルでないことが分かると思う。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月27日に日本でレビュー済み
込み入った内容を整理して書くだけでも面倒なのに、価値ある本をよくぞ出版されたと思う。
仮に全面的に賛同できることばかりではないとしても、著者も、中で取り上げられている三氏も、まずは生活者でなくてはならないのだからそれは当然だ。食えれば次はより安楽快適を求めてのみ汲々とする、それがふつうなのに、そんな中での懸命の主張であり闘いであるからからこそ尊く信頼もできる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月20日に日本でレビュー済み
白眉と言ったら不謹慎だが、読みごたえがハンパないのは第三章で、外人キャバレーでのタカリの濡れ衣を着せられて退職させられた警部の話。彼に会いに四国に行った原田氏自身が公安らしき男の尾行をまくところから始まる。
カフカ原作、オーソン・ウェルズ監督の『審判』を思い出した。集団からスケープゴートにされる時ってだいたいこんな感じだろう。当人にとってはワケが分からないうちに事態が進んでゆく。これほどグロテスクで怖い現実というものがあるということを、多くの人に読んで知ってもらいたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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