この本は読破するものでなく、実践するためのテキスト、又はバイブル。
東大で受ける講義とゼミを廉価で知ることができ、勿論、実践も可能な内容。
・タッチタイプへの準備運動から練習方法へ
・プレゼンの技術習得や向上へ
・自分の速読力の状態判断と能力アップ
・3つの人称から感知する「情報感」
その他もろもろありますが、本著のすべてができてもそれはスタートライン。
難関入試を突破した脳味噌の学生が、このようなことを内容を学ぶ。
それから専門領域に入っていくなど、凡人の私には想像を絶する世界。
連想したこの書籍を必要とする人は、
・知的想像力を増大させ、新たな価値を生み出したい人
・現実に指導をしている立場の人
・残業が多くて、能率を10倍くらい上げたい社会人
・就職活動をしている大学生
・入試勉強をしている高校生
・ネット情報の洪水のなかで、困惑している人
浮かんできたのはこんな人達です。
必ず成果が出るような気がします。勿論実践後ですが・・・
また、自己啓発やビジネス書を最低でも100冊以上読んだ人や、
それらのセミナーに数多く参加してきた人のなかには、
関連の書籍や教材をすべて破棄してしまうかも知れない。
それだけの威力が本書に散りばめられているように思う。
私は、というと・・・
ちょっとずつ、一歩一歩でも・・・
これではレビューの説得力が足りませんね。
しかし、「初めは出来なくてもいい。位置を知り、
上のステージへと行くことが単位取得に」
との教育者の思いが伝わってきます。
二十歳の若造なんかに、簡単に負けてなるものか。
(気持ちだけですよ)
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東大式絶対情報学 単行本 – 2006/3/1
伊東 乾
(著)
「絶対情報感」を持ち、情報の達人になる法有用な情報をどう取り、それを知識と知恵にしてどうアウトプットするか。東京大学全学必修・文理共通の「情報」カリキュラムの全エッセンスとその技法を初公開。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104062133717
- ISBN-13978-4062133715
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4062133717
- ISBN-13 : 978-4062133715
- Amazon 売れ筋ランキング: - 672,500位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2008年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビューでも書かれていますが、新たな学問の話ではなく
どうやって情報リテラシーを学ぶか、について書かれた本です。
あふれる情報の中でどう生き抜くか、が具体的に書かれています。
実例として、学生から作者に送られてきたメールの問題点を挙げたりしていますが
前半の抽象的な情報処理の考え方から、急にトーンダウンしているような
イメージがあります。
個人的には「メール道」などと併せて、学生さんや社会人暦の浅い方が
見るとよいのではないか、と考えます。
どうやって情報リテラシーを学ぶか、について書かれた本です。
あふれる情報の中でどう生き抜くか、が具体的に書かれています。
実例として、学生から作者に送られてきたメールの問題点を挙げたりしていますが
前半の抽象的な情報処理の考え方から、急にトーンダウンしているような
イメージがあります。
個人的には「メール道」などと併せて、学生さんや社会人暦の浅い方が
見るとよいのではないか、と考えます。
2009年7月17日に日本でレビュー済み
東大助教授の著者が書いた実際に東大で行っている講義の内容をまとめたもの。
情報についての講義など、もちろん私の高校時代にはなく(選択科目であったかな?)、大学時代はあったが、プログラミングにはあまり興味がなかったため、受けたことがなかった。
もっと若いころに、こんな講義を受けていれば、その後の私の人生も変わったような気がする。東大に行けばよかった(なんてね)。
内容も速読の仕方から、プレゼンの方法といった実践的な方法論だけでなく、情報というものに対する基本的な考え方をわかりやすく書いている。
著者は、情報を3つの人称から感知すべし、としている。私なりに表現するなら、まず情報を主体的に把握すること(第1人称)、そしてそれを他者にも理解可能なように表現すること(第2人称)、さらにその表現が第三者からみても客観性があるようなものとすること、である。
なるほど。そのとおりのことだが、人称を使って表現されるとわかりやすい。
記憶を高める秘訣としては、次の3点を挙げている。
1 主体的好奇心
2 演習過剰負荷原則
3 全力投球成功体験
要は、自分の好きなことを、多少無理をしてでも、やってみて成功してほめられることが必要なんだ。
意識的な自己コントロールが必要であるという。仕事で大切なのは、まず反射神経的に身に付け、それを客観的に反省し、応用する。納得。
タッチタイピングについても書いている。私もなかなか身に付けられないが、これはタイピングの早さだけの問題ではない、キーボードを見ることで肝心の考えるということがおろそかになるということが問題だ。もう一度、練習し直そう。
考えるということは、極めて身体的なことなんだ。私も仕事をする前に指のマッサージをしてみよう。少しでも効率が上がるように。
速読も参考になる。本を読むときにもちろん声を出して読むことはないが、脳の中で音にして読んでいる。それが読むのが遅い原因だ。訓練次第で音にしなくても読めるようになる。
情報という言葉にはインフォメーションとインテリジェンスという二つの意味がある。
いかに自分が取得したインフォメーションをインテリジェンスとすることができるか、インテグレートできるか、そういった視点で仕事をしてみよう。
非常に参考になったのは、問題解決の手法である。全体を知るためには、それ以外に注目するということである。その際には図形的に可視化することが大切だ。トレンドマップの方法は、いろいろ使えそうだ。現在のプロジェクトでも取り入れてみよう。
○メールの書き方。東大の学生でもメールの書き方を知らない人が多いという。たしかに今の若い人はメールといえば携帯で打つことが多いのだろう。やはり携帯は文字の入力は、不便。どうしても簡略した文章になりがちだ。
私自身は、もともとが文相が冗長になりがちで、メールもつい長くなってしまう。けれど、それは決して著者がいうような相手への配慮がなされたものではなかった。気を付けよう。
○伸びる人材かどうか見分けるポイント
1 相手の目をしっかり見て発言する社会性
2 物事を見るキメの細かさ
3 相手を慮り、自分を疑える人間的器量
4 正しいと確信するものを実行する決断力
5 途中で投げ出さない完遂力の知的スタミナ
自分には備わっているか。
○マジックナンバー7±2
人間が意識的に記憶しようとする、おのおの独立したかたまりは、同時に7つ程度しかないとうことだ。
これを意識することで自分の記憶能力を高めることもできるが、むしろ、プレゼンテーションのときに相手により理解してもらうために使いたい。スライド1ページは7±2行が原則。
○プレゼンテーションを受け止め評価するアプリシェーション
まず褒める。その後に役に立つアドバイスをする。どうしても相手の弱点を攻めて、自分が優位に立ちたい、相手をやり込めたいという気持ちが出てしまう。自分は相手にやさしくなかったと反省している。
プレゼンテーションを聞くときのコツとしては、相手の論旨を記号化し、手元のメモで全体像が一目で見えるよう可視化することだという。いいところ、疑問な点を明確に意識して聞くようにしよう。
○マインド・コントロール
インターネットが普及はじめたころは、そのメディアは積極的に情報を発信するものだったが、ブロードバンドによって、テレビに近くなり受動的なメディアになりつつある。そのときにそのメディアを通じて世論の操作が行われる危険性が増大する。
自分の責任で、自分で判断できるよう、自分を制御すること、「セルフ・マインド・コントロール」が大切だ。
○アプリシエーションなくしてコラボレーションなし
もう、この標語ですべてが言い尽くされている。今までの自分の仕事は、このアプリシエーションが足りなかったんだな。だからコラボレーションがうまく行かなかったんだ。気を付けよう。
○オリジナリティー3つの根を示すこと
オリジナルな仕事として認められるためには、根拠が明確で、根底が確定しており、根本的な議論になっていることが条件である。
自分の仕事は、どうだろう?オリジナリティをどうやって出すことができるだろうか。
○知的創造力というコア・コンピタンス
無から有を生み出すのではなく、無限にある可能性から価値ある組み合わせを導き出す能力が重要だ。
大きな業績は、掟破り、規格外の枠組みを作るところから生まれるという。
自分は規格外の考え方ができるか、現実に囚われているのではないか。今のプロジェクトで私に求められているのは、無難にまとめることか、現状を打破するブレークスルーか。
自己評価のポイントは5つあるという。
1 第1人称情報感が身についているか
2 第2人称情報感が身についているか
3 第3人称情報感が身についているか
4 1から3について、本質を見抜く習慣が付いているか
5 1から3について、根拠を持って正しいと確信したことを実行する習慣があるか
自己評価テスト・チェックリストでチェックしてみた。結果は20個。でもまだ自分にはできていないような気がする。なぜだろう?
○最後に
インテグレーションすること。自分をどのようにインテグレーションすることができるか。短期的視野ではなく10年というスパンで取り組んでみよう。まさに今のプロジェクトは10年後の役所がどうなるかを考えることだから。
情報についての講義など、もちろん私の高校時代にはなく(選択科目であったかな?)、大学時代はあったが、プログラミングにはあまり興味がなかったため、受けたことがなかった。
もっと若いころに、こんな講義を受けていれば、その後の私の人生も変わったような気がする。東大に行けばよかった(なんてね)。
内容も速読の仕方から、プレゼンの方法といった実践的な方法論だけでなく、情報というものに対する基本的な考え方をわかりやすく書いている。
著者は、情報を3つの人称から感知すべし、としている。私なりに表現するなら、まず情報を主体的に把握すること(第1人称)、そしてそれを他者にも理解可能なように表現すること(第2人称)、さらにその表現が第三者からみても客観性があるようなものとすること、である。
なるほど。そのとおりのことだが、人称を使って表現されるとわかりやすい。
記憶を高める秘訣としては、次の3点を挙げている。
1 主体的好奇心
2 演習過剰負荷原則
3 全力投球成功体験
要は、自分の好きなことを、多少無理をしてでも、やってみて成功してほめられることが必要なんだ。
意識的な自己コントロールが必要であるという。仕事で大切なのは、まず反射神経的に身に付け、それを客観的に反省し、応用する。納得。
タッチタイピングについても書いている。私もなかなか身に付けられないが、これはタイピングの早さだけの問題ではない、キーボードを見ることで肝心の考えるということがおろそかになるということが問題だ。もう一度、練習し直そう。
考えるということは、極めて身体的なことなんだ。私も仕事をする前に指のマッサージをしてみよう。少しでも効率が上がるように。
速読も参考になる。本を読むときにもちろん声を出して読むことはないが、脳の中で音にして読んでいる。それが読むのが遅い原因だ。訓練次第で音にしなくても読めるようになる。
情報という言葉にはインフォメーションとインテリジェンスという二つの意味がある。
いかに自分が取得したインフォメーションをインテリジェンスとすることができるか、インテグレートできるか、そういった視点で仕事をしてみよう。
非常に参考になったのは、問題解決の手法である。全体を知るためには、それ以外に注目するということである。その際には図形的に可視化することが大切だ。トレンドマップの方法は、いろいろ使えそうだ。現在のプロジェクトでも取り入れてみよう。
○メールの書き方。東大の学生でもメールの書き方を知らない人が多いという。たしかに今の若い人はメールといえば携帯で打つことが多いのだろう。やはり携帯は文字の入力は、不便。どうしても簡略した文章になりがちだ。
私自身は、もともとが文相が冗長になりがちで、メールもつい長くなってしまう。けれど、それは決して著者がいうような相手への配慮がなされたものではなかった。気を付けよう。
○伸びる人材かどうか見分けるポイント
1 相手の目をしっかり見て発言する社会性
2 物事を見るキメの細かさ
3 相手を慮り、自分を疑える人間的器量
4 正しいと確信するものを実行する決断力
5 途中で投げ出さない完遂力の知的スタミナ
自分には備わっているか。
○マジックナンバー7±2
人間が意識的に記憶しようとする、おのおの独立したかたまりは、同時に7つ程度しかないとうことだ。
これを意識することで自分の記憶能力を高めることもできるが、むしろ、プレゼンテーションのときに相手により理解してもらうために使いたい。スライド1ページは7±2行が原則。
○プレゼンテーションを受け止め評価するアプリシェーション
まず褒める。その後に役に立つアドバイスをする。どうしても相手の弱点を攻めて、自分が優位に立ちたい、相手をやり込めたいという気持ちが出てしまう。自分は相手にやさしくなかったと反省している。
プレゼンテーションを聞くときのコツとしては、相手の論旨を記号化し、手元のメモで全体像が一目で見えるよう可視化することだという。いいところ、疑問な点を明確に意識して聞くようにしよう。
○マインド・コントロール
インターネットが普及はじめたころは、そのメディアは積極的に情報を発信するものだったが、ブロードバンドによって、テレビに近くなり受動的なメディアになりつつある。そのときにそのメディアを通じて世論の操作が行われる危険性が増大する。
自分の責任で、自分で判断できるよう、自分を制御すること、「セルフ・マインド・コントロール」が大切だ。
○アプリシエーションなくしてコラボレーションなし
もう、この標語ですべてが言い尽くされている。今までの自分の仕事は、このアプリシエーションが足りなかったんだな。だからコラボレーションがうまく行かなかったんだ。気を付けよう。
○オリジナリティー3つの根を示すこと
オリジナルな仕事として認められるためには、根拠が明確で、根底が確定しており、根本的な議論になっていることが条件である。
自分の仕事は、どうだろう?オリジナリティをどうやって出すことができるだろうか。
○知的創造力というコア・コンピタンス
無から有を生み出すのではなく、無限にある可能性から価値ある組み合わせを導き出す能力が重要だ。
大きな業績は、掟破り、規格外の枠組みを作るところから生まれるという。
自分は規格外の考え方ができるか、現実に囚われているのではないか。今のプロジェクトで私に求められているのは、無難にまとめることか、現状を打破するブレークスルーか。
自己評価のポイントは5つあるという。
1 第1人称情報感が身についているか
2 第2人称情報感が身についているか
3 第3人称情報感が身についているか
4 1から3について、本質を見抜く習慣が付いているか
5 1から3について、根拠を持って正しいと確信したことを実行する習慣があるか
自己評価テスト・チェックリストでチェックしてみた。結果は20個。でもまだ自分にはできていないような気がする。なぜだろう?
○最後に
インテグレーションすること。自分をどのようにインテグレーションすることができるか。短期的視野ではなく10年というスパンで取り組んでみよう。まさに今のプロジェクトは10年後の役所がどうなるかを考えることだから。
2006年4月1日に日本でレビュー済み
川合慧編『情報 東京大学教養学部テキスト』とどのような関係にあるのかと思い購入してみた。しかし、東大のカリキュラムを初公開とあるが、東大の共通科目「情報」の講義とはあまり関係がないようである(それはむしろ上記の本であろう)。内容については、おもしろい部分もあるが、メールの書き方などといったものも含んでおり、いわゆる「情報」や「情報学」を学びたい人向けの本ではない。
2006年5月2日に日本でレビュー済み
この本は、いわゆる「情報科学」的な本ではないです。つまりプログラミング言語・データベースのハウツー本ではないです。それ以前の「情報リテラシー」を教えてくれる本です。しかし他の「情報リテラシー」の本にありがちな「特定ソフトの使い方・コツを教える本」でもありません。
世間に溢れる情報の中から効果的に関連情報を選りすぐり、迅速かつ正確に理解・統合し、その結果得られたオリジナルなコンセプトを効果的に外部発信するための【心構え】を教えてくれる本です。そこで求められるのは「課題を如何に立てるのか?」「具体的に何処に目をつけるのか?」「どうアプローチして、どうまとめるのか?」「どう情報を発信するのか?」「他者との意見交換で、如何に自分の考えをbrush-upするのか? 或いはaufheben(止揚)出来るのか?」...このプロセスを如何に効果的/自己修正的に回してオリジナリティを発揮させることが出来るのか? この【教養人としてのたしなみ】に関して、東大教養での授業の様子を垣間見ることが出来ます。
大学生だけでなく、企業人(特に指導的立場に居る方)が読んでも面白いかと思います。本書の224-225頁の「絶対情報感」自己評価チェックリストは参考になります。
本書と共に「科学者という仕事」(酒井邦嘉 著)を読まれると面白いでしょう。この酒井先生の本でも言及があるように、研究者とは「自分で面白い課題を立てて、自分でそれに答える」ことが出来る自立した存在なのです。そのための心構えをこれらのような良書から学べます。(あとは個々の専門分野を学び、いざ世界の第一線へ! Good luck!(^-^))
世間に溢れる情報の中から効果的に関連情報を選りすぐり、迅速かつ正確に理解・統合し、その結果得られたオリジナルなコンセプトを効果的に外部発信するための【心構え】を教えてくれる本です。そこで求められるのは「課題を如何に立てるのか?」「具体的に何処に目をつけるのか?」「どうアプローチして、どうまとめるのか?」「どう情報を発信するのか?」「他者との意見交換で、如何に自分の考えをbrush-upするのか? 或いはaufheben(止揚)出来るのか?」...このプロセスを如何に効果的/自己修正的に回してオリジナリティを発揮させることが出来るのか? この【教養人としてのたしなみ】に関して、東大教養での授業の様子を垣間見ることが出来ます。
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