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富の未来 上巻 単行本 – 2006/6/8
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- 本の長さ438ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/6/8
- ISBN-104062134527
- ISBN-13978-4062134521
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
世界的ベストセラー『第三の波』の著者として知られるアルビン・トフラー博士と夫人による最新刊。経済学、社会学、科学、さらには哲学をも網羅した知識と研究によって、現在地球規模で進行している重大な変化を読み取っていく。
今回のテーマは「富の歴史的、革命的な変化」だ。人類が生活基盤として作り上げた富の創出、配分、循環、消費、蓄積、投資に関わる“常識”が、劇的に変わり始めていると論じる。その変化は産業革命に匹敵する衝撃であり、我々に新しい生活様式と文明をもたらすと言う。起爆剤となるのは「知識」だ。「知識資本主義」についての研究は各方面で盛んだが、著者はそれらは断片的だと論じ、より深遠部分で起きている変化に目を向けよと言う。
例として、IT(情報技術)の発達により「土地、労働、資本、サービスなど市場セクターの事実上すべてで、もう1つの市場が仮想空間に生まれている」と解説。一方で「生産消費経済」という概念を示す。金銭を介さないボランティアや自己完結型の日常の行為、無給労働などが、科学技術の進歩に伴って、実は金銭経済と同等以上の規模に膨らんでいくのだと言う。これによって全く新しい市場が次々と開かれ、古い市場は消えていくと論じている。
(日経ビジネス 2006/07/10 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
著者について
未来学者。1928年10月3日、ニューヨーク生まれ。1949年、ニューヨーク大学卒業。フォーチュン誌副編集長、コーネル大学客員教授、ロックフェラー財団顧問等を経て、現在多くの企業や政府のアドバイザーとして活躍。主な著書に、『未来の衝撃』(1970年)『第三の波』(80年)『パワーシフト』(90年)など。いずれも日本を含め世界各国でベストセラーとなった。
ハイジ・トフラー
アルビン・トフラーの妻。未来学者。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/6/8)
- 発売日 : 2006/6/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 438ページ
- ISBN-10 : 4062134527
- ISBN-13 : 978-4062134521
- Amazon 売れ筋ランキング: - 354,923位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,535位社会一般関連書籍
- - 11,975位哲学・思想 (本)
- - 64,840位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
一気に読める。多少時間はかかるけどその価値は
十分にあると思った。
何より面白いと思ったのが、現在の資本主義経済の
かかえる問題点が浮き彫りになっている点だ。
国がどこまで福祉を引き受けるのか?
教育のもたらす意味。
大家族から核家族、そして個人へと細分化していく
必然的な理由。
今後の産業は何か?
過去と現在と未来の連続性に関してなどなど。
さまざまな問題点を何故、その問題が起こるのかを
含めて書き記している。
それをどう解釈するかは個人個人の問題だが、
そこも面白い。
全ての職種の人がたぶん、それぞれの体験に合わせて
未来予想図を展開できる。
将来を見通す上で、一読する前とした後の思考が
かなり変わった。理論がすっきりしたという意味で
とても面白かった本である。
ここまで広い見聞で世の中を見ている人は、少ないのではないだろうか。
著者の頭脳の片鱗(・・・と言っても、才能ではなく、努力の賜物であると思うが)
に触れるだけでも、自分の頭脳に衝撃を受けさせてくれる作品である。
ただ、ひとつ言いたいことは、
もしかしたら、著者の知識量はただの知識であって、
知恵に昇華されていないのかも知れない。
現在、インターネットで欲しい情報は簡単に手に入る。
それは知識になる。知識というものは経験を伴って始めて知恵になりうる。
本書のいたるところに出てくる、「5年間工場かどっかで働いた経験から・・・」
というのはあまり説得力がない。
よって☆4つ。
広く・高く・永く・深く・フラットに思考した文章は
かくも神々しいほどわかりやすくユーモラスなものかと感動。
それは作者の人格か、はたまた地球上全ての人間が
結局は神々しいほどわかりやすくユーモラスな存在だからなのか。
亡霊に取り憑かれた幽霊船のように彷徨う近代資本主義
貨幣を加減乗除して操縦を試みては首をひねる経済学者。
工業革命による流行のライフスタイルにすぎなかった「貨幣経済」という目に見えやすい富は
情報革命により取戻されたライフスタイルかのような「生産消費」という目に見えにくい富と
どう折り合いをつけるのか?
「富の未来」に
決して明快な答えは書いてない。
しかし明快な事実は書いてある。
曰く・・・
アメリカで発展している新しい富の体制は、その性格上、世界各地で古くから確立している金融と政治の既得権益集団を脅かす。アメリカの新しい文化は個性を伸ばすよう促すものなので、社会に対する脅威だと受け止められる。世界的な反米感情の原因としてこの点は重要。
富の源泉は欲求である。どのような種類の欲求であっても、それを満たすのが富である。
富とは、もっとも広い意味では、必要や欲求を満たすすべてのものである。富の体制とは、金のためであろうがなかろうが、富を作り出す方法である。
工場労働が主流になるまで、昔の人たちのほとんどは「職」に就いたことがなかった。「職」がまだ発明されていなかった。仕事の報酬の大部分が、働いた時間に基づく賃金として支払われる。この取り決めこそが「職」という言葉の意味である。
ヨーロッパでは15世紀になっても時間は神に属するものであって、売買してはならないと聖職者が教えていた。時間で労働を売るのは利息をとって金銭を貸す高利貸しと変わらないほどの悪徳だった。15世紀のフランシスコ会修道士、聖ベルナルディーノは、時刻をはかる方法すら人間は知るべきでないと考えていた。
物理的な財の価値は、他の財との比較で決められる。
知識は使うほど新たな知識が生み出される。経済学は稀少な資源の配分に関する科学だといわれるがいまやこの定義は通用しなくなった。知識は無尽蔵であるから。
16世紀に南アメリカ原産のトマトがヨーロッパに持ち込まれたとき、当時の知性を代表する人たちはみなトマトには毒があると信じていた。200年たってようやくリンネがトマトには毒性がないと主張した。
賢明な意思決定のためには大量の知識が必要なことから、優秀な人は自分が何を知らないかを知っている。このため、権威が分担されていたり、転嫁されたりすることが少なくない。たとえば、取締役会において財務問題ではひとりの意見にしたがい、技術問題では技術畑の取締役の意見にしたがう。
権威に頼るとき、その人の実際の能力を明確な方法で検証することはめったにない。肩書きや学歴、ある種の認証機関が示す権威のイメージに依存している。この場合、証明書を発行する権威に頭を下げている。そうした機関は、権威に対する権威になる。
環境保護運動は外見こそ現代的だが、その内実は原理主義宗教に近い(ロバート・N・ネルソン:メリーランド大学教授)。
販売や交換のためではなく、自分で使うためか満足を得るために財やサービスをつくる人が生産消費者。輸送や通信技術の発達により、無報酬の仕事によって価値を生み出し、世界の反対側に住む見知らぬ人に使ってもらうことすらある。生産消費経済は巨大である。生産消費者が作り出したものがいわばタダ飯になっていて、金銭経済全体がそれに依存しているので、生産活動と生産消費活動は分離できない(ボランティアとかフリーウェアとか)。
みたいな話。
いたとのことであり、その先見性には驚かされる。
現在社会の閉塞感。解決すべき課題の山積み状態。
けっして日本だけの問題ではなく、世界的な問題であること。
第一の波。農業時代 第二の波。工業化時代 第三の波。情報・知識化時代
現在は、第二の波→第三の波への激動の時代
多くの問題が、古い時代の制度・システムが、新しい時代に対応できていない
為に、解決出来ていないのである
もの凄く分かりやすい。時代感を得た気がします。素晴らしい。
とりわけ新鮮だったのは、生産消費(prosumption)に関する考察だ。それが社会の中でどのように営まれ、金銭経済とどのように連動しているのか。そのありようは歴史的にどう変遷してきて、これからはどう変わりうるのか。そのダイナミックな筋書きに胸が躍る思いがした。この他にも、工業社会と知識社会の違い、時間の「非同時化効果」、グローバル化の二つの逆の動き、知識の無形的性質など、自分自身の生活も含めて世界でいま起こっていることや起こりつつあることを互いに関係付けていくのに、有益な視座と切り口を示してくれている。
しかし,漠然と本書を手にしても,一文一文を熟考して記述された本書から,「実感」を得るのは難しいかもしれない.「第三の波」を読んだ時の私がそうだった.当時の私は短絡的に半導体会社へ就職したが,今から思えば,世の中を知らなさ過ぎた.
その意味で本書は,時にはその情報源の裏を取りながら,よく噛み締めて,考えながら読むべきだ.夫妻が述べている事柄は,「第三の波」と同様,実現時期まで予見しているわけではない.そこは自身の思索と情報源で補わなければならない.
暫くの間,私の座右の書になるだろう.
私自身、病気になればユーチューブで確認、趣味はブログ、今、ここにレビューを書いていることも生産消費活動なのだろう。同書にあった3Dプリンターは著者の予言どおり、今、家庭に入り込み、ユーチューブで作った”製品”を自慢し合っている。今、アメリカでは、オープンソースの電子基盤Arnuideが人気だ。まさに著者が言う最先端の国で、生産消費者は確かに大きくなっている。
このトレンドは確かに正しい。
でも、一方で、世界の人口はまだ増えているし、貨幣経済で交換される仕事は有限だ。(もっともっとものが欲しいとみんな思わなくなっている。)また、先進国では、これまでの既存の仕事は、中国などコストの安いところにどんどんシフトしていく。もし、豊かな高齢者がどんどん生産消費者になったら、誰がものをかうのだろう。だれがお金を払ってサービスを受けるのだろう。お金が必要な若者は何を提供してお金を稼げばよいのだろう?生産消費者用の設備が大きな市場となる?それがどれほどの大きさなのだろう? この本は、この点、すなわち、一方で広がる生産消費者市場に対し、貨幣市場はどうなっていくのか?には、残念ながら、その回答を与えていない。