喫茶店「ちさ」に落葉が集まるように来る客たちの生態。この連作の中では、店主の千早の話に引き込まれた。
失踪した恋人の家族に毎年誕生祝いをしてもらっているというのもどこか不気味で謎めいていたが、最後に失踪した恋人の結婚相手の女を主人公に持ってきて、千早のその後をさりげなく垣間見せるというのも効果的だ。不良中学生の話より、もっとこちらを展開してもらいたかった。
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不恰好な朝の馬 単行本 – 2006/10/31
井上 荒野
(著)
『誰よりも美しい妻』の井上荒野最新小説 不倫、恋愛、セックス、別れ、男と女が出会うが交わるところに巻き起こるドラマ。『誰よりも美しい妻』の井上荒野最新作。
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/10/31
- ISBN-104062134942
- ISBN-13978-4062134941
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/10/31)
- 発売日 : 2006/10/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4062134942
- ISBN-13 : 978-4062134941
- カスタマーレビュー:
著者について
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1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。1989年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞し、デビュー。2004年『潤一』(新潮文庫)で第11回島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』(新潮社)で第139回直木賞を受賞。『あなたがうまれたひ』(福音館書店)など絵本の翻訳も手掛けている。