お届け先を選択
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

水曜日のうそ 単行本 – 2006/9/26

4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

相手のために「うそ」を守る優しい家族物語毎週水曜日に訪ねてくる老いた祖父に内緒で引っ越しを決めた孫娘一家は、水曜日だけ以前の家に戻ることに。一家は祖父の死後祖父が全てを悟っていたことを知る。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/9/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/9/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 198ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406213618X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062136181
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
クリスチャン・グルニエ
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
6グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2019年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生で二度耳に(本の中にでてたり、人が話てたり)してて、やっと探して読めました。
確かに話題になる素敵な心暖まる
本でした。
2011年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
場所はパリ。
長年、スープの冷めない距離で、一人、暮らしていた82歳の祖父は、
毎週水曜日の昼12時から30分だけ、我が家(父・母・15歳の女の子イザベル)を訪れる。
薄いインスタントコーヒーをねだるだけで、
繰言のように体の痛みや昔話をして、モーツアルトを聴いて帰っていく。
ところが、父が、TGVで2時間もかかる遠いリヨンの大学に
よい条件で招聘され、引っ越すことになる。
母は、思いがけなく子どもを身ごもり、喜びもひとしおだ。
一家は父のつるの一声で、引っ越したことを祖父に告げずに
毎水曜日だけ、パリに戻って祖父の訪問に備えることになる。

親(祖父)を見捨てることもできず、
リヨンの大学の職も失いたくない、不器用な父がとった都合のいいうそ、
父が画策する綱渡りで迎える水曜日のひとときに、
最後までどきどき、ハラハラしてしまいました。

また、ボーイフレンドと離れて暮らすイザベルの揺れる心、
ほろ苦い痛みにくっついて懐かしい気持ちを思い起こすことができました。
(それにしてもこのボーイフレンドの人柄のすばらしいこと。)

そして祖父。
孤独と思いやりを持って、皆に接してこられた様子にぐっときました。

「ものごとをはっきり言わないうちの空気が、大きらいだ。」P45というイザベルでしたが、
どうして、言葉はなくても、互いを暖かく思いやる気持ちはしっかり通い合っていますよ。
作者の人間への暖かいまなざしが所々に感じられる
素晴しい家族の物語です。

中学生〜大人まで
2008年7月30日に日本でレビュー済み
素晴らしい読後感の著書です。
やさしい平易な言葉で書かれているため、児童書のように思えてしまいますが、
普遍的な小説です。

内容については、他の方のレビューに任せるとして、
出来るだけ早く手にとって、この喜びを感じてください。
『博士の愛した数式』(小川洋子著)が好きな人なら、お薦めです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月9日に日本でレビュー済み
相手をおもって吐いた嘘が
また嘘を呼んで
重なってかさなって
それが重くなることもあれば
それで暖かくなることもある。
2007年11月24日に日本でレビュー済み
毎週水曜日のお昼に30分だけ訪ねてくる祖父、父親の昔話にうんざりした態度を隠せない少女の父親、父親の仕事の関係で一家はパリから遠く離れたリヨンに引っ越すことになるが、おじいちゃんにはそのことを隠して水曜日の昼の30分だけのために帰ってくる。新しい家主にその時間だけ家をあけてもらって・・・。
 15歳の少女イザベルの視点から描かれる家族、そして彼女の初恋をからめながら物語は進行する。自分が思春期の頃思った『大人は時々愚かなことをする・・』という思い、家族の中で自分だけ疎外されているような孤独感がよみがえった。結局優しさの嘘はお祖父ちゃんをだましおおせるものではなく、父親も無力な子どもであった。
 家族の優しさなんていう簡単なテーマではなく、人生の終末が近付く高齢者、仕事にエネルギーを傾ける中年の息子、思春期の娘それぞれの世代の思いが対比されている。
 特に11章のお祖父ちゃんが孫娘のイザベルに語る言葉が重く胸に迫る。
中学生向けに、、と選んだ一冊でしたが各世代の方々に読んで欲しい本。映画を見ているようにそれぞれの場面がイメージできた。携帯小説しか読まないという中高生に読んでほしい一冊。 
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート