家族を守るために必要な最小限の知識をさらっと読めて得られる本。新型インフルエンザは強毒性であり全身出血、多臓器不全などで一気に亡くなる可能性があることなど、政府が対処している新型インフルエンザ対策のニュースでは良く分からない事も最低限の知識がまとまっている。
しかしながら週刊誌的な表現が前半多様されていて人によってはうっとぉしいと思うかも。例えば文字が頻繁に「太字(bold)」で文章が強調されていたり、拡大文字が多用されていたり装飾過多な感もある。しかし難しくなく読みやすい。
自分で出来る家族を守る法は割と地味なものであったが、知っていると知っていないとでは大きく違うことになるだろう。本当に蔓延するかは分からないが、備えあれば憂いナシ。
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パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック 単行本 – 2006/10/24
岡田 晴恵
(著)
殺人ウイルスから生き延びる術がここにある死者数1億5000万人!史上最悪の猛毒ウイルス・新型インフルエンザの絶対知っておかなけばならない基礎知識や家族でできる防御法まで、分かりやすく解説
- 本の長さ162ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/10/24
- ISBN-104062136740
- ISBN-13978-4062136747
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/10/24)
- 発売日 : 2006/10/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 162ページ
- ISBN-10 : 4062136740
- ISBN-13 : 978-4062136747
- カスタマーレビュー:
著者について
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共立薬科大学薬学部大学院修士課程修了。順天堂大学医学部大学院博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学。国立感染症研究所ウ イルス第三部研究員を経て、現在、21世紀政策研究所シニア・アソシエイト。医学博士。専門は感染免疫学、ワクチン学、ウイルス学(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『病気の魔女と薬の魔女 ローズと魔法の地図』(ISBN-10:405203354X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ著者による、角川から出された本の方が、情報も新しく本の作りも落ち着いていて、私は好きですが、こちらの講談社バージョンの方がデザインのインパクトが強く、図解もあり挿絵も入っているので、普段本を読まない方や手っ取り早く知りたい方にはおすすめだと思います。
詳しくは角川版の方のレビューに書きましたが、一人一人が新型インフルエンザを知り、できるだけの心と物質両面の備えをしておくべきだと思います。そのためには著者の一連の本を読んだり、先日放送のNHKスペシャルを見るなり、とにもかくにもまずは「知る」ことが大切だと思います。「不安をあおるだけ」「よその国の話しだし」などと思わず、まずは読んでみてください。
私はこれらの本を読んで、食料や日用品、衣料品の備蓄を始めました。自衛が大切なのだと思ったからです。
アメリカでは食料の備蓄の呼びかけや、予防接種のシミュレーションなどの対策をしているそうですが、日本ではまだまだの様です。都内某区では新型インフルエンザが発生した場合に診察をするかしないかという区内の医師へのアンケートに、診察を拒否するという回答が多かったということです。(NHKスペシャルより)
ショックでした。
マスコミがあまり新型インフルエンザに触れないのが、かえって不気味だと思う今日この頃です。
詳しくは角川版の方のレビューに書きましたが、一人一人が新型インフルエンザを知り、できるだけの心と物質両面の備えをしておくべきだと思います。そのためには著者の一連の本を読んだり、先日放送のNHKスペシャルを見るなり、とにもかくにもまずは「知る」ことが大切だと思います。「不安をあおるだけ」「よその国の話しだし」などと思わず、まずは読んでみてください。
私はこれらの本を読んで、食料や日用品、衣料品の備蓄を始めました。自衛が大切なのだと思ったからです。
アメリカでは食料の備蓄の呼びかけや、予防接種のシミュレーションなどの対策をしているそうですが、日本ではまだまだの様です。都内某区では新型インフルエンザが発生した場合に診察をするかしないかという区内の医師へのアンケートに、診察を拒否するという回答が多かったということです。(NHKスペシャルより)
ショックでした。
マスコミがあまり新型インフルエンザに触れないのが、かえって不気味だと思う今日この頃です。
2010年3月18日に日本でレビュー済み
表紙からしてショッキングですが、
内容もかなり悲観的な内容のオンパレード。
ちょっと煽り過ぎなんじゃないですか?と言いたくなります。
最悪の事態を想定して厳しい文章を書いても国民の行動変容にはつながらないと思いますが。
内容もかなり悲観的な内容のオンパレード。
ちょっと煽り過ぎなんじゃないですか?と言いたくなります。
最悪の事態を想定して厳しい文章を書いても国民の行動変容にはつながらないと思いますが。
2007年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイムリーで良くまとまった手引書です。本来なら政府が編纂して全戸に配る類の行動指針書です。内容は5つ星ながら、本の装丁やレイアウトが商業主義的でセンセーショナリズムに流された臭いがしてちょっと残念です。
総論とスペイン風邪などはもっと簡潔にまとめ、予想されるシナリオと備蓄品のリストなどを充実して欲しい。最善のシナリオ、最悪のシナリオ(資源・エネルギー大量消費に依拠する都市型現代文明の崩壊)、その中間の現実的なシナリオ。備蓄品リストはもっともっと具体的に。
この本に描かれる最悪のシナリオは、まだまだおとなしくてとても最悪とは言えないのと、パンデミック中の状況しか説明していないのが残念です。実際には最悪の場合、現代文明がほぼ崩壊、大混乱無秩序状態を経て原始的生活の復活、というシナリオが想定可能です。箱船をしっかりと準備するノア一家が少しでも多い程混乱は軽くなるでしょう。その意味でも全戸必携の書ではないでしょうか。
スイス政府が永久中立を維持するために全国民に配っている「民間防衛」(原書房。自然災害から戦争やテロ等、ありとあらゆる危機への準備の指針)も参考になります。地球規模での人類活動のシミュレーションは「成長の限界」「限界を超えて」(共にダイヤモンド社)が参考になります。
総論とスペイン風邪などはもっと簡潔にまとめ、予想されるシナリオと備蓄品のリストなどを充実して欲しい。最善のシナリオ、最悪のシナリオ(資源・エネルギー大量消費に依拠する都市型現代文明の崩壊)、その中間の現実的なシナリオ。備蓄品リストはもっともっと具体的に。
この本に描かれる最悪のシナリオは、まだまだおとなしくてとても最悪とは言えないのと、パンデミック中の状況しか説明していないのが残念です。実際には最悪の場合、現代文明がほぼ崩壊、大混乱無秩序状態を経て原始的生活の復活、というシナリオが想定可能です。箱船をしっかりと準備するノア一家が少しでも多い程混乱は軽くなるでしょう。その意味でも全戸必携の書ではないでしょうか。
スイス政府が永久中立を維持するために全国民に配っている「民間防衛」(原書房。自然災害から戦争やテロ等、ありとあらゆる危機への準備の指針)も参考になります。地球規模での人類活動のシミュレーションは「成長の限界」「限界を超えて」(共にダイヤモンド社)が参考になります。
2007年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新型インフルエンザに対しての恐ろしさを認識する必要があるかと思います。
少なくとも楽観的に考えている人には一読をお勧めします。
鳥インフルエンザは専門家の予想を遥かに上回る勢いで拡大しつつあり、
人類を脅かす新型の発生はもはや秒読み段階の差し迫った状況であるとのこと。
本書に記述されている具体的な対策もどこまで効果があるかは疑問ですが、、
それでも知っておくべきことは知っておき自分ができる最大限の準備はしてしておかなければならないのではないでしょうか。
少なくとも楽観的に考えている人には一読をお勧めします。
鳥インフルエンザは専門家の予想を遥かに上回る勢いで拡大しつつあり、
人類を脅かす新型の発生はもはや秒読み段階の差し迫った状況であるとのこと。
本書に記述されている具体的な対策もどこまで効果があるかは疑問ですが、、
それでも知っておくべきことは知っておき自分ができる最大限の準備はしてしておかなければならないのではないでしょうか。
2007年4月7日に日本でレビュー済み
科学者の間では数年前からその危険性が認知されている鳥インフルエンザですが、一般の人にはなぜ新型インフルエンザについての危機感が十分共有されていないと感じます。この本は、初心者にも分かりやすく解説したよい本だと思います。私も、親族、知り合い等に読ませています。
「家禽類からの感染も懸念されているために恐れられているのだろう」などというレベルでないことが分かりやすく説明されています。
人間の免疫の仕組みについての知識もつくと思います。
「家禽類からの感染も懸念されているために恐れられているのだろう」などというレベルでないことが分かりやすく説明されています。
人間の免疫の仕組みについての知識もつくと思います。
2006年12月18日に日本でレビュー済み
パンデミックとは、世界的な大流行のことを言いますが、今や世界中で発生が恐れられている新型インフルエンザとは、過去にスペイン風邪などで大流行したことが知られている、A型インフルエンザ・ウイルスの突然変異によって起きるとされています。これがいったん始まると、人類にはまだ免疫がないので、世界中で一気に大流行すると予測されているのです。しかも今回発生の兆しが見られる新型インフルエンザの場合、スペイン風邪とは違って致死率が強いことがわかっているから恐ろしいのです。
スペイン風邪が流行ったのは第一次世界大戦の頃で、当時に比べれば衛生状態もいいし、医療環境も整っている。それはたしかにそうですが、今回は交通網の発達によって、当時とは比べものにならない流行のスピードが予想されます。うっかり対応が遅れると、社会機能が麻痺する可能性も高い。しかも余所に応援や援助を要請したくても困難になって、各地域でいかに対応の準備が出来ているかが重要になる。これが局所的な津波や大地震とは違う重要なポイントです。
いったんパンデミック・フルーが始まってしまうと、外出そのものが感染の危険を伴う行動になってしまうので、学校も会社も病院も危険な場所になってしまうと考えられる。それでも地震と違い、家に帰る時間の余裕ぐらいはあるはずで、だからこそ家に蓄えの準備をしておくことが大切になる。それでは自分の家でどの程度の蓄えや準備をしておけばいいか?そうしたことも、この本には丁寧にQ&Aで書いてあります。大切な家族を守るためにも、一読されることをお勧めします。
スペイン風邪が流行ったのは第一次世界大戦の頃で、当時に比べれば衛生状態もいいし、医療環境も整っている。それはたしかにそうですが、今回は交通網の発達によって、当時とは比べものにならない流行のスピードが予想されます。うっかり対応が遅れると、社会機能が麻痺する可能性も高い。しかも余所に応援や援助を要請したくても困難になって、各地域でいかに対応の準備が出来ているかが重要になる。これが局所的な津波や大地震とは違う重要なポイントです。
いったんパンデミック・フルーが始まってしまうと、外出そのものが感染の危険を伴う行動になってしまうので、学校も会社も病院も危険な場所になってしまうと考えられる。それでも地震と違い、家に帰る時間の余裕ぐらいはあるはずで、だからこそ家に蓄えの準備をしておくことが大切になる。それでは自分の家でどの程度の蓄えや準備をしておけばいいか?そうしたことも、この本には丁寧にQ&Aで書いてあります。大切な家族を守るためにも、一読されることをお勧めします。
2006年12月13日に日本でレビュー済み
どうしても避けられない、大流行になるのだろうか・・・・
もし私たちが感染したら、どうしたら良いのだろうか・・・・
知識として知っていたら、パニックにならなくてすむのだろうか・・・・
もし私たちが感染したら、どうしたら良いのだろうか・・・・
知識として知っていたら、パニックにならなくてすむのだろうか・・・・