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われら猫の子 単行本 – 2006/11/10
星野 智幸
(著)
星野智幸、10年の創作の軌跡、初の短編集さまざまな問題意識を強烈な想像力で昇華する星野作品に、短編小説でしか描かれない幻想譚などを横断的に収録した作品集。三島賞、野間新人賞作家、初の短篇集。
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/11/10
- ISBN-104062136953
- ISBN-13978-4062136952
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/11/10)
- 発売日 : 2006/11/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4062136953
- ISBN-13 : 978-4062136952
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,736,112位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 41,527位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年、 アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。88年、 早稲田大学卒業。2年半の新聞社勤務後、 メキシコに留学。97年『最後の吐息』で文藝賞を受賞しデビュー。2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、 03年 『ファンタジスタ』 で野間文芸新人賞、11年 『俺俺』 で大江健三郎賞、15年 『夜は終わらない』 で読売文学賞を受賞。『焔』『呪文』 『未来の記憶は蘭のなかで作られる』 など著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月16日に日本でレビュー済み
頭で考えた小説だなぁ。もっとマジックリアリズムとか
ラテンアメリカ文学の方向に向いてると思いました。
「ナルちゃん」「マサコ」は意図的なんでしょうね。
短編より長編の方が書きたいのかも。
ラテンアメリカ文学の方向に向いてると思いました。
「ナルちゃん」「マサコ」は意図的なんでしょうね。
短編より長編の方が書きたいのかも。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
主観と客観が倒錯するトリッキーな文体で編まれた短編集。
身近な日常から始まり、ラテンアメリカの深部に連れて行かれる感じが、不安と、不快感まで紙一重の不安定さから、にじみ出てくる。読んでいることで、著者の来歴に思いを馳せる。
「俺俺」で知った著者だが、この作品の方が著者の原点・本質に近いのではないかと勝手に推測。
傑作「夜は終わらない」へのモチーフがいくつか広げられている。
要再読の書籍です。
身近な日常から始まり、ラテンアメリカの深部に連れて行かれる感じが、不安と、不快感まで紙一重の不安定さから、にじみ出てくる。読んでいることで、著者の来歴に思いを馳せる。
「俺俺」で知った著者だが、この作品の方が著者の原点・本質に近いのではないかと勝手に推測。
傑作「夜は終わらない」へのモチーフがいくつか広げられている。
要再読の書籍です。
2006年12月7日に日本でレビュー済み
いろんな媒体で発表されてきた星野さんの短篇たちが
ようやく一冊になったファン待望の短篇集。帯にある
ようにラテン・アメリカに影響を受けている初期作品
から、最近発表された新機軸の短篇まで、たくさんの
カラーが愉しめる。
まさにこの一冊で「作家・星野智幸」がどんな作家かと
いうのがわかる、「星野色」の短篇集。
とはいえ、欲を言えば少しだけ物足りなさもある。
何か一篇、強烈な印象を植え付けるようなものがあると
よかったかな。
この本を読んで星野作品に興味を持った人は、次読むなら
『虹とクロエの物語』かな。その次に『アルカロイド・
ラヴァーズ』にいって、『ファンタジスタ』『目覚めよと
人魚は歌う』、そしてデビュー作の『最後の吐息』にいく
といいと思います。短篇から入りたいのなら、いきなり『ファン
タジスタ』にいってもいいと思いますよ。
ようやく一冊になったファン待望の短篇集。帯にある
ようにラテン・アメリカに影響を受けている初期作品
から、最近発表された新機軸の短篇まで、たくさんの
カラーが愉しめる。
まさにこの一冊で「作家・星野智幸」がどんな作家かと
いうのがわかる、「星野色」の短篇集。
とはいえ、欲を言えば少しだけ物足りなさもある。
何か一篇、強烈な印象を植え付けるようなものがあると
よかったかな。
この本を読んで星野作品に興味を持った人は、次読むなら
『虹とクロエの物語』かな。その次に『アルカロイド・
ラヴァーズ』にいって、『ファンタジスタ』『目覚めよと
人魚は歌う』、そしてデビュー作の『最後の吐息』にいく
といいと思います。短篇から入りたいのなら、いきなり『ファン
タジスタ』にいってもいいと思いますよ。