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姉ちゃんの詩集 (MouRa) 単行本(ソフトカバー) – 2006/12/21

4.4 5つ星のうち4.4 38個の評価

その物語は、「姉ちゃんの自作の詩集をみつけた」という、掲示
板に書き込まれたひとつの投稿からはじまりました。お姉さんがひそかにつづ
り、書きためていた詩を弟が発見。
"無断で"1編ずつネットの掲示板に公開していったのです。

その詩は、思春期の女の子らしい奔放さで読む人をどきっとさせながら、たとえ
ば描かれる家族、ときには青春の情景のあたたかさが人の心に癒しと笑いをもら
たすという、今まで誰も見たことがない魅力に満ち溢れていました。
お姉さんの詩を支持する人の輪は瞬く間に広がり、ネットワークの世界最大級の
事件となりました。

そんな、短期間でとても多くの人を癒した作品群に未公開作、本人の書き下ろし
エッセイ、彼女を見守る母による寄稿他を加えて、緊急出版でお届けします。

自然で、ときにシュールで、優しくて、新鮮な旋律に、癒されてください。

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商品の説明

抜粋

●「お母さん」  お母さんだいすき  お母さんが死んじゃったら私も
死んじゃうくらい悲しいです  だから  ずーっと一緒にいてください!!!!  
一緒におばあちゃんになって楽しく過ごしましょう!!!!!!   ●「生きる」
 生きてるってなんだろう  生きてるってなぁに  死んだらどこにいくの?
 思い出はどこに消えるの?  あと悲しくないのかな  たましいって浮くの?
しずむの?破れつする?  火葬はあつそう  どそうはさみしそう  しにたく
ないよ!本当に死にたくない!  好きなことも出来なくなる  嫌いな人にも会
えないとさみしくなる  私はいま生きてるから なみだがあったかくてうれしい
です    ●「ゆせん」 私の心を くばります 切り売りしています 背の
びしています 最後に残ったひとかけは 私に下さい  私をそれで作ります

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/12/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062138166
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062138161
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 38個の評価

著者について

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サマー
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犯罪者の書いた手記なんて最低だ。
でも、そんなものに群がって便乗レビュー書くのは、もっと最低だ。
安っぽくて薄っぺらい上っ面だけの独善正義を振りかざし、
みっともなくプルプルする害虫杉下右京大発生の集団ヒステリー現象はホント気持ち悪い。

自分が直接的に多大な被害を受けた当事者ではなく、全く何の関係もないのに、
絶対正義の代弁者気取りで、イアンフガーと意味不明な謎の呪文を唱える某国人たちと、
やってることは、すっかり同じじゃん。

事故として穏便に解決している案件をお節介にも御丁寧に掘り起こし、
善意の関係者全員を不幸のどん底に叩き落としては悦に入る悪意の塊である害虫杉下右京。
全くアレは何なのか?ろくな証拠もないのに詭弁を弄して自白を引き出し、
犯人を捏造する彼の卑劣極まるやり口は、まるっきり某国人そのままではないか。
杉下右京ってホント気持ち悪い。

証拠なんて何もないんだから、頑なに否認を続ければ逃れられたケースがどれだけあったことか。

杉下右京「これこれこういう妄想で、あなたが犯人です!」
石野真子「そうですよ。ていうか、あなた、私のすぐ隣にいましたよね。
どうして何もしないで呑気に傍観してたんですか?警察のくせに身を挺して止める気はなかったんですか?」
杉下「そんなことはどうでもいいっ!(怒りのプルプル…←コイツわけわからん)
問題はあなたが意図的に彼を撃ち殺したということなんです!つまり正当防衛などではなかった!」
真子「意図的だなんて、とんでもない。正当防衛です。だから不起訴になったんでしょう?」
杉下「しかし、あなたには殺意があったのではないのですか!」
真子「殺意…ですか?なかったですね」
杉下「そんな筈はありません!あなたには殺意があったんです!」
真子「ないですって」
杉下「嘘おっしゃい!あなたは明確な殺意を持って彼を撃ったのです!」
真子「だから、それはなかったですってば」
伊丹「まあまあ、警部殿。真子ちゃんがこう言ってるんですから」
杉下「そんな筈はないのです!」プルプル…。
米沢「まあまあ、杉下警部。そんなことより落語でも聞きに行きましょうか」
真子ちゃん「(テヘペロ)」

まったく最低だな杉下右京。どうせ奴が中学時代に書いたとかいうラノベも、
その程度の内容だったに違いねえわ。読んでねえけど。
毎回毎回、そんな害虫杉下右京の無能っぷりが露わになる、
こういう結末の方が、どんだけスッキリすることか。

そんな警察ドラマ史上最低最悪の害虫屑野郎、杉下右京が書いたクソラノベなんかよりも、
この呑気極まりない平和なポエム集ですわ。

私はつるになりたい
お父さんのうそつき
まーただまされちゃったよ
いざ、決戦!
やなこった!
権力が…人を狂わせる…
むかつくのに見てしまう
もう大丈夫だよ
切腹!
勉強しろ!
白米をありがたがれ
ショック!
どうかこのとうり
だって知ってるよ!
死ぬ気でやれば死んでも生き返るさ
みんなのカカト取れろって念じた
目には目をあげるよ
アリでも観察してろ
目薬さしなよ
私は昨日になる

以上はタイトルではなく、それぞれの詩から一部を抜粋。
何てことないのに絶妙に素敵な言語感覚!

インテルメッツォとして間々に挿まれたエッセイからは、
子供の天才っぷりが炸裂しまくるポエムに見られる輝きは既に失われているのが
少し淋しく感じられはするものの、所々で「ミュージカルを観劇して感激した」
「空を見つめる弟、それを見ている私」相変わらずに美しい言語センスが発揮されているのが嬉しい。

やっぱりサマー姉ちゃんの詩集は最高だ。
杉下右京の書いたラノベとは大違いに面白くて超素敵だ。
便乗してレビュー書いちゃったけど、許いとうせや。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的な日記の盗み見的な面白さがこの詩集の特徴でしょう。
この弟は姉ちゃんからどんな仕打ちを受けたでしょうか?
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世に出た経緯を知らなくても楽しめる1冊。
ヨーデル
ヨーデル
世出る?
2006年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の5年以上の2ch歴の中でも最高のクオリティでした。

今まで、言葉にこれほどの衝撃を受けたことはありません。

それくらい、この言葉の群れは私を感動させました。

何が素晴らしいのかというと、幼い感性が

直球で言葉に詰め込まれていることです。

しかも、所々で韻を踏んでいるなど、天然のセンス(原石であること)を感じます。

また、サマーが成長して語彙が増えていく様子など、

人間としてどのように成長していくかが分かります。

それらはカオスともいうべき意味不明なものに映る可能性がありますが、

奇跡的に一つの世界に完結しています。

これは実際に読んでみないと分からないかも知れません。

これからもサマーには素晴らしい作品を書き下ろしていってほしいです。

書籍に関しては、活字でなく肉筆があってもよかったですかね。

今後に期待します。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カジ速のはVIPPERといっしょに読んだから楽しかったのだと思った。
抱腹絶倒の楽しさがあった。
あのスレには神が降りてきていたのだと思った。
熱狂するコンサート会場の、観客が一つの感情の元に収束するような感じ。
その楽しさが書籍の上であらわされていることを期待したが、講談社がしたのは詩を詩として紙に印刷し、寸評を載せただけである。
VIP板の独特の雰囲気も、スレの楽しさも、全て拭い去ってしまった。
VIPPERが居てこその踊るような楽しさ、エンターテイメント性を破壊し、小難しい芸術でも現すつもりだったのか、カジ速のように文字を大きくする努力もしなかった。
むしろ大人になったサマーの文章を大きく載せた。
あんな編集をしてほしくなかった、というのが本音である。

あと、ルイーゼの貢献が全くといっていいほど無視されたのには腹が立った。
むしろルイーゼは悪者として書かれていて、「ルイーゼは酷いことをしたが何々」などと評論家が言っている。
しかしVIPPER(この場合2ちゃんねらーというべきか)にとってはルイーゼこそ最大の貢献者であり、降臨した神である。
私はむしろルイーゼのあとがきを欲しかったと思う。
151人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まあ、この本はまさしく姉ちゃんの詩集だ。

日本の姉ちゃんの7割以上はこんなの書いてそうだ。

ただ、サマーさんのはなんというか、自由律俳句(咳をしても一人)のように

心の動きをばっさりあるいはまったり描いている。

まあそろそろ時代もかなり進んできた訳だし、

このような文豪が現れてもおかしくはないと個人的に思う。

しかし100年たってこの「フレグランス・ド・フラワー」の解釈を巡って

ああでもないこうでもないと言い争いがあるかどうかは定かでないw

残念ながらと言うわけではないが、この本、部屋のどこかにいってしまった…。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに面白いのだけれども、本になると実際にスレでワイワイやりながら見るのと違ってちょっと冷めた目線で読んでしまいます。

詩集とか歌集って何度も繰り返して読むものな気がするのですが、この本に関しては一回でいいかなと言う感じでした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 リアルタイムで追えなかったのが残念だけど、サマーの詩は時に非情に、時に残酷に、時に無邪気に、時に暖かく、言葉の一片がココロに訴え掛けてくる。

 そんな彼女の詩集となれば、これは買わずにおれましょうか。

 近所の本屋で買ってもいいよ。

 そして袋を飛ばして猫と間違えて追ってもいいよ。
130人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート