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蜘蛛の糸は必ず切れる 単行本 – 2007/9/11

4.7 5つ星のうち4.7 7個の評価

「伝説の漫画家」の小説集ふたたび! 「妖怪ハンター」「マッドメン」など、独特の作品世界をもつあの諸星大二郎の小説集! 「船を待つ」「同窓会の夜」など、諸星ワールドを堪能できる4編収録。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2007/9/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/9/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 310ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062140608
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062140607
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 7個の評価

著者について

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諸星 大二郎
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1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本 格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子 暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。異形、寓意、そして或る時は“クトゥ ルー”をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『MUD MEN 最終版』(ISBN-10:4334901670)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
7グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「生物都市」以来のファンです。原画展に行って、小説が読みたくなり、購入した次第。購入正解!!
2007年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 これはマンガではありません。著者の小説本です。お間違えなく。ボクはマンガと思って買ってしまいました。
91人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月13日に日本でレビュー済み
『キョウコのキョウは恐怖の恐』に続く諸星先生二冊目の小説集。
冒頭の『船を待つ』は夢のように朦朧とした状況の恐怖感をとらえ、
サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を思わせる不条理劇のような作品。
三番目の『同窓会の夜』は、登場人物の会話とナレーターの独白によって
過去の事件が次第に解き明かされるひねりの聞いた怪談。
あとの二作品も、モロホシ・ワールドが好きな人にはそれなりに満足いく
読後感をもたらしてくれると思う。

個人的には、諸星先生はやはり漫画表現に向いている方ではないかと思うが
割合コンスタントに短編・中編を発表されているのは、
文章を通じて表現したいことがおありだからだろう。
今後は長編にチャレンジされても良いのではないだろうか。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート