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ドロップス 単行本 – 2007/7/26
永井 するみ
(著)
三十代、女。モヤモヤ思春期まっ只中! 主婦、バツイチ子持ち、未婚の母。3人の三十代女性が抱える、愛を渇望する気持ち、新たな恋愛へのためらいなど、いじましくも繊細な女心を克明に描く。
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/7/26
- ISBN-104062141701
- ISBN-13978-4062141703
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/7/26)
- 発売日 : 2007/7/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4062141701
- ISBN-13 : 978-4062141703
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
隣の芝生はあおく見えるもの?現実と葛藤する7人の女達が何とも言えずおもしろかったです。満たされていて平和なのに何かが足りない女。失ったものを取り戻そうとしている女。彼女たちにとっての幸せとは?ありがちな話で参考になりました。
2015年2月13日に日本でレビュー済み
全員「相手に気持ちを伝えようとはしない」で、自己完結で消化してる部分はあんまり同意できませんでしたが、何というか「引っ掛かる」部分の描写が「そう!それ!」って感じで移入しちゃいますw
2007年9月15日に日本でレビュー済み
というか、誰だって訳ありなんです。パーフェクトな人生なんて、幻想でしかない。
はたから見ても波乱万丈な略奪愛夫婦と、エキセントリックな未婚の母の歌手と、バツ一母子と、一見平凡で幸せそうな家庭という、ママの見本市みたいな設定です。ママであり、女であることにどう折り合いをつけるかが、実に日本的な感性で描かれているのではないでしょうか。
読み終わって納得しながらもスカッとしない感じを引きずります。そこがなかなか趣き深い。
はたから見ても波乱万丈な略奪愛夫婦と、エキセントリックな未婚の母の歌手と、バツ一母子と、一見平凡で幸せそうな家庭という、ママの見本市みたいな設定です。ママであり、女であることにどう折り合いをつけるかが、実に日本的な感性で描かれているのではないでしょうか。
読み終わって納得しながらもスカッとしない感じを引きずります。そこがなかなか趣き深い。
2007年8月23日に日本でレビュー済み
相変わらず女性の心理描写が巧みです。短編のように見えますが7つの話の登場人物は、別の話の脇役となって現れます。すべてが巧みに計算されて、ラストのクライマックスに向かう流れは、思わずホロリです。巧み巧みと書いてしまいましたが、表面的には軽めの文体でさらっと読み進められます。このへんも登場人物に感情移入できる所以なのでしょう。
2007年10月24日に日本でレビュー済み
ある音楽ホールを中心として、
4人の女性の不安と不満に満ちた日常を描きます。
各章ごとに、4人のうちの誰かが主人公となる連作タイプのお話です。
やりがいのある仕事だったり、独身の気楽さだったり、
幸福に見える家庭であったり・・・
4人はそれぞれ他人から≪羨ましがられるもの≫を持っています。
でも本人は人には見えない部分で悩んでて、満たされていない。
自分のもっていないものこそ欲しい。
愛されるだけじゃなくて、愛したい。
恋愛・仕事・結婚・子育て
一通りの経験をした30代だからこそ見えてくる迷いが見事に描かれています。
女性心理の描写のうまさにはドキッとします。
言い当てられたようなバツの悪〜いかんじ?
「同窓会は今の自分に自信の持てる者だけが参加するもの」なんて
きっついこと言うな〜と思うけどわかるな〜。
これで男側の思惑も描かれていればひと味違ったのかも。
ぜひぜひこれの男性バージョンを読んでみたい。
各章、ちょっとスッキリしない締め方ではあったんだけど、
最後の最後で4人すべての悩みがうまく解決できたようで
ラストはキレイにおさまってたと思います。
4人の女性の不安と不満に満ちた日常を描きます。
各章ごとに、4人のうちの誰かが主人公となる連作タイプのお話です。
やりがいのある仕事だったり、独身の気楽さだったり、
幸福に見える家庭であったり・・・
4人はそれぞれ他人から≪羨ましがられるもの≫を持っています。
でも本人は人には見えない部分で悩んでて、満たされていない。
自分のもっていないものこそ欲しい。
愛されるだけじゃなくて、愛したい。
恋愛・仕事・結婚・子育て
一通りの経験をした30代だからこそ見えてくる迷いが見事に描かれています。
女性心理の描写のうまさにはドキッとします。
言い当てられたようなバツの悪〜いかんじ?
「同窓会は今の自分に自信の持てる者だけが参加するもの」なんて
きっついこと言うな〜と思うけどわかるな〜。
これで男側の思惑も描かれていればひと味違ったのかも。
ぜひぜひこれの男性バージョンを読んでみたい。
各章、ちょっとスッキリしない締め方ではあったんだけど、
最後の最後で4人すべての悩みがうまく解決できたようで
ラストはキレイにおさまってたと思います。