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被取締役新入社員 単行本 – 2008/3/11

3.8 5つ星のうち3.8 42個の評価

TBS・講談社 第1回ドラマ原作大賞受賞作

コメディなのに、ジンと、涙こぼれる!?
ダメ男の逆サクセスストーリー!
特命。あなたは会社の「はけ口」となりなさい――

ダメ男・鈴木信男はたまたま試験を受けた一流広告代理店に入社する。社長から彼に
与えられた使命は、他の社員の軽蔑や罵詈雑言を一身に浴び、社内ストレスの“はけ口”
となること。表向きは制作局のアシスタントディレクター、実は役員待遇の被(と り)取締役
(しまられやく)。名前も「羽ヶ口(はけぐち)信男(のぶお)」と改められた。 天性のダメ人間ぶり
を発揮し、他の社員の心に余裕をもたらしたことで、会社の業績 は急伸。「ひとりいじめられっこ
政策」は成功を収めたかに見えたのが・・・・・・。

応募1403作品の頂点!!
人間関係を逆転の発想で捉えた「爆笑&ハートウォーミング」の長編小説!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/3/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/3/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 274ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062141914
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062141918
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 42個の評価

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安藤 祐介
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白くてどんどんページが、進みました。人間て、やっぱり人間ですね。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
大分、前から気になっていた作品をようやくと読書。
話の本筋自体は、よくあるサクセスストーリーとも思われますが、主人公が「平凡な人」ではなく、「ダメ人間」なだけに、振幅はダイナミック。
中盤まで、「被取締役」の仕込み人である社長と人事局長の計算の上でのサクセスストーリーなのかと思いましたが、さにあらず。
社長と人事局長は、結局、根っからの狐と狸という設定なのですが、344頁2行目の社長のセリフには、涙腺崩壊でした。
一読を強くお薦めします。

最後に、☆ひとつ減点の理由を。
「登場人物」紹介図と58頁で、「工藤沙紀」は入社3年目と紹介されているのに、318頁に行くと主人公の羽ケ口くんよりも半年前に入社したとされていて、それだと、入社歴は3年にはならないはず。
作者も校正者も羽ケ口くん並の失敗ですね。
ストーリーに直接大きな影響はなく、小さいミスかもしれませんが、書き手、作り手としての姿勢といいますか、気が全編に行き渡っていないことを示すミスなので、敢えて指摘させていただきます。
沙紀さんは、結構な重要人物ですから、その設定が前後で矛盾してしまっているのは、ミスではないと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いじめられっこ世にはばかる

非常に面白い内容だった。
安藤祐介の本は毎回ストーリーの展開と設定に驚かされるが、
同時に社会風刺というか、現代社会の問題点も指摘しているように思える。

しかしまあ、遅刻してドジすることが仕事で年収3000万って
こんな仕事があったらと思うとゾッとする。

そして3000万と女って・・・・・
そりゃあ女性取らなきゃ!!ね
2013年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単純におもしろい。読み出したらとまらない。仕事は何か?仕事に対する自分の存在感など再発見することができる一冊。下から目線でしか見えてこないこともある人間描写がたまらない。
2014年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう作品が小説、しかも”下から目線が会社を変える”だとしたらバカらしくて読んでいられない。
バカさ加減にもほどがあるとしか言いようがない。
がっかりした作品。
一般文学通算1180作品目の感想。2014/04/10 19:20
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月4日に日本でレビュー済み
何をやってもダメな主人公が大企業の被取締役として雇われて奮闘する話。
個人的にはかなり面白い話だったけど、好き嫌い分かれそうな感じかな。結局いじめに始まりいじめに終わる話だからそこを受け入れられるかどうか。
もちろん最後はみんなハッピーエンドだから良いんだけど。
2013年4月15日に日本でレビュー済み
 購入しようと思っていたものがなくて、とりあえず買った。
 だからそんなに期待していたわけではないのだけど、いい意味で期待を裏切ってくれた面白い作品だった。

 『代表被取締役(とりしまられやく)』という、ありえない設定や、第一制作局の個性あふれるメンバーと彼らに対する主人公の突っ込みも面白かった。

 物語全体から感じたのは、なんて言ったらいいのか難しいけど、「人生においてまったく『旨み』を知らない人間がその味を覚えたらどうなるのか」ということ。
 
 仕事で「まぐれ当たり」をする前と後の、仕事やメンバーたちの受け取り方の違いなどを見ているとそれを強く感じた。

 仕事をしている全ての人に読んでもらいたいが、中でも新入社員や新しいことを始めるという人に読んでもらいたい。
 きっとそれに対する価値観などを考えさせられると思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態良く、支障有りませんでした。また機会があれば宜しくお願いします。