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新世界より (下) 単行本 – 2008/1/24
貴志 祐介
(著)
見せかけの平和がいま崩れる。
人類が手にしたのは、神の力か、悪魔の力か。
空前絶後のエンターテインメント、ついに佳境!
八丁標の外に出てはいけない――悪鬼と業魔から町を守るために、大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。
新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。少女は、決死の冒険に身を投じる。
第29回日本SF大賞受賞
人類が手にしたのは、神の力か、悪魔の力か。
空前絶後のエンターテインメント、ついに佳境!
八丁標の外に出てはいけない――悪鬼と業魔から町を守るために、大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。
新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。少女は、決死の冒険に身を投じる。
第29回日本SF大賞受賞
- 本の長さ582ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/1/24
- 寸法14.5 x 3.7 x 19.5 cm
- ISBN-104062143240
- ISBN-13978-4062143240
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商品の説明
著者について
貴志 祐介
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年、『十三番目の人格――ISOLA』が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作に選ばれる。1997年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞長編賞を受賞。その他の著書に、『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』などがある。『十三番目の人格――ISOLA』『黒い家』『青の炎』が映画化されるなど、つねに話題作を発表し続ける、エンターテインメント界の鬼才。
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年、『十三番目の人格――ISOLA』が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作に選ばれる。1997年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞、2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞長編賞を受賞。その他の著書に、『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』などがある。『十三番目の人格――ISOLA』『黒い家』『青の炎』が映画化されるなど、つねに話題作を発表し続ける、エンターテインメント界の鬼才。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/1/24)
- 発売日 : 2008/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 582ページ
- ISBN-10 : 4062143240
- ISBN-13 : 978-4062143240
- 寸法 : 14.5 x 3.7 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 458,134位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 40,549位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人に頼まれて購入しました。安く購入出来て喜んでいます。状態がとてもきれいでした。
2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻に続いてこちらもとにかく先が気になる展開です。
特に下巻に関しては、「怒涛の展開」という言葉がしっくりきます。
物語には都合のいい展開「ご都合主義」がよくありますが、この作品は容赦がありません。
「なんだかんだいい形に収まるだろう」と思えないぐらい容赦がなく、先が読めません。
自分が一気に読めたのには「この後どうなるか心配」という気持ちがあったと思います(笑)
あとは上巻のものも含めて、各所に張り巡らされた伏線が回収されていく様は本当に読んでて楽しいです!
下巻は何を言ってもネタバレにしかならないと思うので、内容はあまり語りたくありません。
ただ最後まで読んだら、確実にもう一度読みたくなるはずです!
特に下巻に関しては、「怒涛の展開」という言葉がしっくりきます。
物語には都合のいい展開「ご都合主義」がよくありますが、この作品は容赦がありません。
「なんだかんだいい形に収まるだろう」と思えないぐらい容赦がなく、先が読めません。
自分が一気に読めたのには「この後どうなるか心配」という気持ちがあったと思います(笑)
あとは上巻のものも含めて、各所に張り巡らされた伏線が回収されていく様は本当に読んでて楽しいです!
下巻は何を言ってもネタバレにしかならないと思うので、内容はあまり語りたくありません。
ただ最後まで読んだら、確実にもう一度読みたくなるはずです!
2008年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
貴志先生の作品は全て読みました。この作品も一気に読み進めて
しまいました。いやあ、さすがの一言です。ハリーポッターと猿の
惑星、スタンドバイミーと漂流教室を足したような...それらの
魅力が渾然一体となりつつ、宗教観を絶妙に交える事で、チャチな
超能力モノには到達できない完璧な世界観を作り上げています。
普通の人間の恐ろしさというか、人はどこで一線を超えてしまう
のか。
ウィルス?遺伝子異常?薬物?...自分の信じる正義のため?
これで4000円なら安い買い物です。
しまいました。いやあ、さすがの一言です。ハリーポッターと猿の
惑星、スタンドバイミーと漂流教室を足したような...それらの
魅力が渾然一体となりつつ、宗教観を絶妙に交える事で、チャチな
超能力モノには到達できない完璧な世界観を作り上げています。
普通の人間の恐ろしさというか、人はどこで一線を超えてしまう
のか。
ウィルス?遺伝子異常?薬物?...自分の信じる正義のため?
これで4000円なら安い買い物です。
2017年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やっと読み終えたが、上巻よりは読みやすかった。
だが、はっきり言ってここまで時間をかけて読む価値はないだろう。
やはり主人公が好きになれないし、人間のあまりの身勝手さに後半から化けネズミ側を応援したくなる。
途中で、覚や早紀が自分の命を犠牲にしてまで悪鬼と戦いたくないうんぬんのことを鬼狼丸に言っているシーンがあったが、ここで主人公らに怒りを覚えるどころか呆れてしまう。
いったいここまで来るのに何人もの仲間が命を捨てて二人を守ってきたのか、土壇場になって命が惜しいからなどと通用するのか、鬼狼丸のことばが正論過ぎて、化けネズミ側に惚れてしまう。
しかも、数々の命を踏み台にして手に入れたサイコ兵器も、覚を殺したくないという主人公のエゴによって燃やしてしまう始末である。
これには鬼狼丸も本気でキレていいと思うが、こんなことも鬼狼丸は次の策を考えましょうといって前向きに捉えるのである。もはや主人公を鬼狼丸にすべきでは?
挙げ句のはてには、最後の作戦では鬼狼丸にもっとも危険な役回りを与えるだ。
それに笑って引き受けてくれる鬼狼丸はまさに人類の救世主であった。
主人公はほとんど何もしてないどころか、足手まといになるだけである。最後の作戦を思い付いただけで、ほとんど役になっていない。
結末ではスクィーラのいっていたことが最も共感できるし、この世界に生きる人間は本当に好きになれなかった。
最初から最後まで物語に登場する人間に嫌悪感しか抱かなかった。
なお、上巻のレビューは上巻に書いているので、よければそちらも参考にされたい。
だが、はっきり言ってここまで時間をかけて読む価値はないだろう。
やはり主人公が好きになれないし、人間のあまりの身勝手さに後半から化けネズミ側を応援したくなる。
途中で、覚や早紀が自分の命を犠牲にしてまで悪鬼と戦いたくないうんぬんのことを鬼狼丸に言っているシーンがあったが、ここで主人公らに怒りを覚えるどころか呆れてしまう。
いったいここまで来るのに何人もの仲間が命を捨てて二人を守ってきたのか、土壇場になって命が惜しいからなどと通用するのか、鬼狼丸のことばが正論過ぎて、化けネズミ側に惚れてしまう。
しかも、数々の命を踏み台にして手に入れたサイコ兵器も、覚を殺したくないという主人公のエゴによって燃やしてしまう始末である。
これには鬼狼丸も本気でキレていいと思うが、こんなことも鬼狼丸は次の策を考えましょうといって前向きに捉えるのである。もはや主人公を鬼狼丸にすべきでは?
挙げ句のはてには、最後の作戦では鬼狼丸にもっとも危険な役回りを与えるだ。
それに笑って引き受けてくれる鬼狼丸はまさに人類の救世主であった。
主人公はほとんど何もしてないどころか、足手まといになるだけである。最後の作戦を思い付いただけで、ほとんど役になっていない。
結末ではスクィーラのいっていたことが最も共感できるし、この世界に生きる人間は本当に好きになれなかった。
最初から最後まで物語に登場する人間に嫌悪感しか抱かなかった。
なお、上巻のレビューは上巻に書いているので、よければそちらも参考にされたい。
2009年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
間違いなく面白いです。
近未来冒険物でありながら、
超能力物であり、
サイコホラーでもあります
面白いものがすべて、詰め込んであり
しかもそれが、絶妙なバランスです
貴志祐介ここにあり!って感じですか
近未来冒険物でありながら、
超能力物であり、
サイコホラーでもあります
面白いものがすべて、詰め込んであり
しかもそれが、絶妙なバランスです
貴志祐介ここにあり!って感じですか
2020年5月8日に日本でレビュー済み
(上下巻通してのレビューです)
読みごたえがありました。SFのようでもあるが、いかにも人間がやりそうなこと。現実に起きてもおかしくない。人類の別(黒)歴史かもしれません。
読みごたえがありました。SFのようでもあるが、いかにも人間がやりそうなこと。現実に起きてもおかしくない。人類の別(黒)歴史かもしれません。
2015年2月6日に日本でレビュー済み
千年後の日本を舞台とし呪力という絶対的な力の影響で、今とは全く異なった世界を描いている。
正直、読み始めた時は設定の難解さについていくことが出来ずにいた。しかし途中から一気に物語の世界観が明らかにされ、加速度的に面白くなる。そしてそこからは最後まで一気読みだった。途中だれる部分はあるが、たいして気にならない。あまりにも凄まじい想像力に圧倒されてしまい、文句をつけることが出来なかった。特に、夏闇、深秋、闇に燃えし篝火は、の部分は最高だった。
エンターテイメントとして、これをこす作品は中々出会えない。続編が出る可能性もあるため、その時はもう一度読み返してみたいと思う。まだ読んでいない人はぜひ読んで欲しい。圧倒的な世界観に必ず満足するはずだ。
正直、読み始めた時は設定の難解さについていくことが出来ずにいた。しかし途中から一気に物語の世界観が明らかにされ、加速度的に面白くなる。そしてそこからは最後まで一気読みだった。途中だれる部分はあるが、たいして気にならない。あまりにも凄まじい想像力に圧倒されてしまい、文句をつけることが出来なかった。特に、夏闇、深秋、闇に燃えし篝火は、の部分は最高だった。
エンターテイメントとして、これをこす作品は中々出会えない。続編が出る可能性もあるため、その時はもう一度読み返してみたいと思う。まだ読んでいない人はぜひ読んで欲しい。圧倒的な世界観に必ず満足するはずだ。