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ヤマダ電機の品格: No.1企業の激安哲学 単行本(ソフトカバー) – 2008/1/1
立石 泰則
(著)
家電量販店ナンバー1の本当の“品格” ヤマダ電機を業界ナンバー1に押し上げた社長・山田昇の激安哲学は、いかにして生まれたのか。故郷・宮崎での秘話、メーカーへの過酷な要求など裏側をすべて書く
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/1/1
- ISBN-10406214378X
- ISBN-13978-4062143783
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商品の説明
著者について
1950年、福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。『週刊文春』記者などを経て、88年に独立。現在、ノンフィクション作家・ジャーナリスト。93年に『覇者の誤算 日米コンピュータ戦争の40年(上・下)』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を受賞。2000年に『魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ』(文藝春秋)で99年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞する。その他の著書は、『ソニーと松下』、『ソニーインサイドストーリー』、『淋しきカリスマ 堤義明』(以上、講談社)、『ソニー厚木スピリット』(小学館)、『働くこと、生きること』(草思社)など
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/1/1)
- 発売日 : 2008/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 220ページ
- ISBN-10 : 406214378X
- ISBN-13 : 978-4062143783
- Amazon 売れ筋ランキング: - 265,541位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヤマダ電機に対し批判的な内容しかなく読み終わったあともあまり良い気分にはなれませんでした。もう少し、ヤマダ電機の功績も称えた上で批判内容を記載した方がバランスが取れた内容になったと思うのですが・・・。また、このような一方的な批判中傷的な内容の本は、読者を勘違いさせる部分を多く含んでいますので、マスコミ等の報道を全て信じてしまう方には、あまりおすすめできません。
2009年1月20日に日本でレビュー済み
全般的にヤマダ電機に批判的な内容になっている.「安売りだけ」,「売り方に特徴なし」,「未来は不安」みたいな流れで,ついには「松下電器との対比,リーディングカンパニーとしての器の欠落」,正直ここまでさげすむ必要はないように思うが,そういう印象をヤマダ電機は持たれているということ.見方を変えると,そこまでやらなければならない家電量販店の生き残りが難しいということ.ただ,本書の内容だけでヤマダ電機を判断することには少し危険かもしれない.筆者の記述にもあるように,取材にはかなり苦しんだうえでの内容であるからだ.ヤマダ電機は取材を拒んだようである.とはいえ,斬新な記述も多い.家電量販店とメーカーの関係,対立なのか蜜月なのか,家電量販店間での熾烈なシェア争い,読み物としての内容は非常に面白く,お勧めできる.
特に興味深いのが,何度も登場し,対比されている松下電器と松下幸之助の存在.お題の「品格」は松下電器との対比から,リーディングカンパニーとしての品格をヤマダ電機が備えているかを議論したいのである.ヤマダ電機は「公器の器」たりうるか? それは歴史が決めることなのかもしれない.
特に興味深いのが,何度も登場し,対比されている松下電器と松下幸之助の存在.お題の「品格」は松下電器との対比から,リーディングカンパニーとしての品格をヤマダ電機が備えているかを議論したいのである.ヤマダ電機は「公器の器」たりうるか? それは歴史が決めることなのかもしれない.
2011年12月10日に日本でレビュー済み
ヤマダ電機に関する著書は数冊出ていますが、こちらはまだ手にとっていないなと思い購入しました。他の方の意見にもありましたが、批判的な内容ばかりが目立ちガッカリしました。ただ、著者の記述とは裏腹にそれでも家電量販店のトップに君臨している訳だから、「恐るべしヤマダ電機」って感じでもありますね。
2008年2月8日に日本でレビュー済み
本書を手にして、改めてヤマダ電機の凄さを垣間見た気がします。但し、本書の内容どおりで
あれば、企業として?な部分は否めないかも知れません。もちろんこれは、ヤマダ電機だけで
はなく、家電業界全てに当てはまる事も含まれているような気がします。家電業界にお勤めの
方はもとより、広く一般消費者と呼ばれる方々にも一読して頂きたいと、切に思いました。
あれば、企業として?な部分は否めないかも知れません。もちろんこれは、ヤマダ電機だけで
はなく、家電業界全てに当てはまる事も含まれているような気がします。家電業界にお勤めの
方はもとより、広く一般消費者と呼ばれる方々にも一読して頂きたいと、切に思いました。
2008年8月15日に日本でレビュー済み
立石さんの企業ものは、読みやすく面白いですね。この本も一気に読めます。
この本では、ネガティブな側面に焦点があたっているのが少し気になります。ま、ヤマダの場合、非難されて当然の面もありますが、ヤマダがここまでマンモス企業に成り上がれた秘訣、とかヤマダ電機の巨大化の過程を丹念に追うとかすれば違った意味でおもしろかったと思う。
この本では、ネガティブな側面に焦点があたっているのが少し気になります。ま、ヤマダの場合、非難されて当然の面もありますが、ヤマダがここまでマンモス企業に成り上がれた秘訣、とかヤマダ電機の巨大化の過程を丹念に追うとかすれば違った意味でおもしろかったと思う。
2008年3月8日に日本でレビュー済み
月刊『現代』07年9月及び10月号に掲載した記事を大幅増補加筆した上で
ヤマダ電機商法の現状をまとめた一冊。
後書に筆者自身も記していますが、取材対象先の口が予想以上に固かった
模様で(当事者のヤマダ電機は取材拒否とのこと)、ヤマダ電機商法の
肝心要の役割を担う山田昇社長については過去のインタビュー記事(経済誌や
専門紙等。筆者によるインタビューは一切無い)から拾って、それを*1)現実と
付け合わせる手法になっています。
*1)コジマやケーズデンキとの安売り合戦、広島や大阪進出、そして宮崎県
延岡市&日向市で行った零細電気店との容赦の無い乱売合戦等。
ヤマダの売りは「安売りしかない」という指摘はこの企業の核心をついて
います。一消費者として店舗に赴いてもそれを感じます(本のレビュー
なので仔細は省きます)。
それ故に常に背伸びした経営方針を取らないといけない(売上高至上主義
とも言える攻めの経営)、同業を徹底的につぶそうと安売りを仕掛ける
(日替わりで目玉商品を投入し「ヤマダは安い」というイメージを植え付ける
戦略)、しかし本当にライバルをつぶして地域一番店になったことが無い
(広島ではデオデオに、大阪と福岡ではヨドバシに挑むも未だその座を
掴めず)・・・
外堀から(当事者は取材拒否なので)攻める取材を行ってそのような点を
明らかにしていることは評価出来るのですが、当事者に迫れなかったことも
あり(これは本書がヤマダの急所・陰部にターゲットを定めていることも
影響しているだろう)、どうしてそういう選択をしたのか?そういう思考に
至ったのかという点がいまいち弱いのです。
(筆者の本文中に於ける推測はおそらく正しいと思われます。が、その推測を
裏付ける部分が良くできたノンフィクションものよりは弱いのです)
・・・と少し批判的なレビューにはなってしまいましたが、創業35年で
売上高約1.5兆円という専門系小売店最大の勢力を誇るグループとなった
企業の生い立ちから現況、そしてその企業の問題点を明らかにした点は
興味深いものがあります。
そして一気に読ませる筆力なのも事実。一読の価値有ります。
ヤマダ電機商法の現状をまとめた一冊。
後書に筆者自身も記していますが、取材対象先の口が予想以上に固かった
模様で(当事者のヤマダ電機は取材拒否とのこと)、ヤマダ電機商法の
肝心要の役割を担う山田昇社長については過去のインタビュー記事(経済誌や
専門紙等。筆者によるインタビューは一切無い)から拾って、それを*1)現実と
付け合わせる手法になっています。
*1)コジマやケーズデンキとの安売り合戦、広島や大阪進出、そして宮崎県
延岡市&日向市で行った零細電気店との容赦の無い乱売合戦等。
ヤマダの売りは「安売りしかない」という指摘はこの企業の核心をついて
います。一消費者として店舗に赴いてもそれを感じます(本のレビュー
なので仔細は省きます)。
それ故に常に背伸びした経営方針を取らないといけない(売上高至上主義
とも言える攻めの経営)、同業を徹底的につぶそうと安売りを仕掛ける
(日替わりで目玉商品を投入し「ヤマダは安い」というイメージを植え付ける
戦略)、しかし本当にライバルをつぶして地域一番店になったことが無い
(広島ではデオデオに、大阪と福岡ではヨドバシに挑むも未だその座を
掴めず)・・・
外堀から(当事者は取材拒否なので)攻める取材を行ってそのような点を
明らかにしていることは評価出来るのですが、当事者に迫れなかったことも
あり(これは本書がヤマダの急所・陰部にターゲットを定めていることも
影響しているだろう)、どうしてそういう選択をしたのか?そういう思考に
至ったのかという点がいまいち弱いのです。
(筆者の本文中に於ける推測はおそらく正しいと思われます。が、その推測を
裏付ける部分が良くできたノンフィクションものよりは弱いのです)
・・・と少し批判的なレビューにはなってしまいましたが、創業35年で
売上高約1.5兆円という専門系小売店最大の勢力を誇るグループとなった
企業の生い立ちから現況、そしてその企業の問題点を明らかにした点は
興味深いものがあります。
そして一気に読ませる筆力なのも事実。一読の価値有ります。
2010年10月25日に日本でレビュー済み
ヤマダ電機の都心の店に行くと、何かスカスカした空間のように感じる。ビックやヨドバシのような活気が見られない。大きな箱を持ちながら活用できていない。来店した客をワクワクさせるような仕掛けが無いのである。その理由は、本書を読むことによりわかった。急成長を急いだあまり、人材の育成がついていかず、魅力ある店舗づくりができていないのだ。顧客に提供する価値が、安さしかない。
本書では、ヤマダ電機の成り立ち、広島、なんば、日向での出店における戦いが描かれている。その中では、新聞でも報道されている、ヘルパーの派遣の問題、日向での卑劣な中傷に関する裁判についても、紙面を大いに割いて報じている。結局、提供しているのは安さだけで、ヤマダの公器としての企業のあり方、コンプライアンスの考え方の甘さが気になって仕方ない。取材拒否で肝心のところは物足りなさを覚えるが、企業の提供する価値とは何かという視点の重要性はよくわかった。
本書では、ヤマダ電機の成り立ち、広島、なんば、日向での出店における戦いが描かれている。その中では、新聞でも報道されている、ヘルパーの派遣の問題、日向での卑劣な中傷に関する裁判についても、紙面を大いに割いて報じている。結局、提供しているのは安さだけで、ヤマダの公器としての企業のあり方、コンプライアンスの考え方の甘さが気になって仕方ない。取材拒否で肝心のところは物足りなさを覚えるが、企業の提供する価値とは何かという視点の重要性はよくわかった。