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ディアローグ 単行本(ソフトカバー) – 2007/12/5
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/12/5
- ISBN-104062143909
- ISBN-13978-4062143905
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/12/5)
- 発売日 : 2007/12/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 392ページ
- ISBN-10 : 4062143909
- ISBN-13 : 978-4062143905
- Amazon 売れ筋ランキング: - 557,700位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 567位論文集・講演集・対談集
- - 54,634位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。
1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。
以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。
美術、音楽にも造詣が深く、日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当(2009年~2016年)するなど、幅広いジャンルで批評を執筆。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催した。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
著書に、小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。
2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計58万部超のロングセラーとなっている。
2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。
photo: @ogata_photo
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[受賞歴]
『日蝕』(1999年 芥川龍之介賞)
『決壊』(2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞)
『ドーン』(2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞)
『マチネの終わりに』(2017年 渡辺淳一文学賞)
『ある男』(2019年 読売文学賞)
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[審査員・選考委員履歴]
三島由紀夫賞(2008年~2019年)
写真の町東川賞(2008年~2017年)
木村伊兵衛賞(2018年~)
芥川龍之介賞(2020年~)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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早熟な人間の、成熟していく過程を、話しコトバがもつ独特の開放感とともに堪能できる一冊となっている。やはり文学者だなと思うのは、対談する相手が文学者のほうが面白く、「言いたいこと」にブレがないことが確認できる部分だろうか。
あとがきにもあるように、大江健三郎との長い対談がもっともエキサイティングである。若くして作家になった人物特有の不安要素が極端に少ない両者だけに、内容も硬質で、視線は常に先にあることを感じさせる。
ただ、デビュー自体がセンセーショナル(古い)であっただけで、その後、彼を追いかけるのは本当に文学好きな人間に留まっている、と考えられる。初期の作品ほど、おおきく取り上げられることも、ないように。その理由も、もしかしたら本書にあるかもしれない。