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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝 単行本 – 2007/11/30
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戦争と平和を
奇襲攻撃とキリスト教伝道を
人生を二度生きた男
○真珠湾攻撃隊、360機を率いてハワイ上空からトラトラトラを打電した男
○ミッドウェー海戦時、艦上で病に倒れ沈没する空母から九死に一生を得た男
○海戦史上名高いレイテ湾突入作戦を、連合艦隊参謀として構想した男
○航空参謀として原爆投下の前日まで広島に滞在し、7日に爆心地に入った男
○敗戦に抵抗した厚木基地を解放し、そこにマッカーサーを出迎えた男
○降伏調印式を戦艦「ミズーリ」号で、屈辱のうえに目撃した男
この男、淵田美津雄海軍大佐は終戦6年後、突然、キリスト教に回心し、
平和の伝道者として憎しみの連鎖を断つよう、アメリカで、日本で人々に訴えた。
日米合作映画『トラトラトラ』では、田村高廣が演じた日本海軍のヒーローが、
生前したためていた自叙伝を発掘!
真珠湾攻撃から66年目にあたる今年初公開する。
海軍でも名文家の誉れが高かった男の文章は、
臨場感あふれ読み応え十分。
かつ推薦の言葉を寄せてくださった保阪正康氏に、資料性も高いと言わしめた一冊です。
奇襲攻撃とキリスト教伝道を
人生を二度生きた男
○真珠湾攻撃隊、360機を率いてハワイ上空からトラトラトラを打電した男
○ミッドウェー海戦時、艦上で病に倒れ沈没する空母から九死に一生を得た男
○海戦史上名高いレイテ湾突入作戦を、連合艦隊参謀として構想した男
○航空参謀として原爆投下の前日まで広島に滞在し、7日に爆心地に入った男
○敗戦に抵抗した厚木基地を解放し、そこにマッカーサーを出迎えた男
○降伏調印式を戦艦「ミズーリ」号で、屈辱のうえに目撃した男
この男、淵田美津雄海軍大佐は終戦6年後、突然、キリスト教に回心し、
平和の伝道者として憎しみの連鎖を断つよう、アメリカで、日本で人々に訴えた。
日米合作映画『トラトラトラ』では、田村高廣が演じた日本海軍のヒーローが、
生前したためていた自叙伝を発掘!
真珠湾攻撃から66年目にあたる今年初公開する。
海軍でも名文家の誉れが高かった男の文章は、
臨場感あふれ読み応え十分。
かつ推薦の言葉を寄せてくださった保阪正康氏に、資料性も高いと言わしめた一冊です。
- 本の長さ438ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/11/30
- ISBN-104062144026
- ISBN-13978-4062144025
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/11/30)
- 発売日 : 2007/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 438ページ
- ISBN-10 : 4062144026
- ISBN-13 : 978-4062144025
- Amazon 売れ筋ランキング: - 490,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 319位戦記・体験記
- - 6,658位日本史一般の本
- - 85,141位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山本五十六元帥に対する著者の評価は、これまでの英雄視するような評価ではなくて、実践部隊の経験の中で思ったことを書いていて、真実をついているように思われた。太平洋戦争が、大艦隊の編成で勝ち抜くという戦略で指導されるが、著者によれば、これは日ロ戦争の遺産であって、はやくに戦略の切り替えをしなければいけなかったのに、それが出来ていなかったと指摘する。時代は、航空母艦と飛行機の時代に入っていたのに、戦艦重視にこだわって、敗戦まで変わらなかったという。ハワイ攻略が、空母と飛行機で成功していたにもかかわらず、この成功は、後の数々の海戦では、活かされなかったという。
山本長官が乗った飛行機が、いとも簡単に敵襲に会ったのは、着地を知らせる情報の暗号が読み取られていたからというが、その暗号は、読み取られてもしかたがない低レベルの通信で発信されたものであったという。なぜ低レベル通信が利用されたのか、であるが、気を使った部下が、「長官がそちらに着かれて、失礼があってはよくない」という内容で、軍隊内のこうした気配りが、長官の位置情報を知らせてしまうことになってしまったという。暗号通信の無知もあったのであろう。
本書では、戦後に生き残った著者が、キリスト教に改宗して、米国に渡って布教活動に従事する様子が、具体的に語られて、興味深いのだが、あの淵田隊長が、どうしてキリスト教にすがったのか、その点を納得するのが難しい。多くのアメリカ人兵士、と同時に部下や仲間の日本人兵士を死に追いやった自責の念は分かるとしても、何故キリスト教になったのかが分かりにくかった。
山本長官が乗った飛行機が、いとも簡単に敵襲に会ったのは、着地を知らせる情報の暗号が読み取られていたからというが、その暗号は、読み取られてもしかたがない低レベルの通信で発信されたものであったという。なぜ低レベル通信が利用されたのか、であるが、気を使った部下が、「長官がそちらに着かれて、失礼があってはよくない」という内容で、軍隊内のこうした気配りが、長官の位置情報を知らせてしまうことになってしまったという。暗号通信の無知もあったのであろう。
本書では、戦後に生き残った著者が、キリスト教に改宗して、米国に渡って布教活動に従事する様子が、具体的に語られて、興味深いのだが、あの淵田隊長が、どうしてキリスト教にすがったのか、その点を納得するのが難しい。多くのアメリカ人兵士、と同時に部下や仲間の日本人兵士を死に追いやった自責の念は分かるとしても、何故キリスト教になったのかが分かりにくかった。
2010年9月5日に日本でレビュー済み
戦時中の士官の目から見た当時が知りたくて読んでみました。 なるほど興味深いものではありましたが、最後の6章はキリスト教徒の色が強すぎて私には読めませんでした。 やはり仏教徒の私には考え方が理解出来ません。 ただ、そこも含めてのこの本の面白さ、ポイントです。 次は別の視点から見れるものを読みたいと思いました。
2022年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともと戦記好きなのと、キリスト教関係も興味があるので、両方の側面がある本書を買いました。
前半は戦記です。当事者の回想なので迫力があります。
後半はキリスト教伝道者としての記録です。ルカ福音書の一節で回心しキリスト教信者として生きる決心をしたというあたり、感動的です。何度も渡米し、布教に務め、その姿を見たお二人のお子さんもアメリカに移住することになります。
部下からの人望もあり、家族にも慕われる魅力的な人だったんだろうなと思います。
前半は戦記です。当事者の回想なので迫力があります。
後半はキリスト教伝道者としての記録です。ルカ福音書の一節で回心しキリスト教信者として生きる決心をしたというあたり、感動的です。何度も渡米し、布教に務め、その姿を見たお二人のお子さんもアメリカに移住することになります。
部下からの人望もあり、家族にも慕われる魅力的な人だったんだろうなと思います。
2022年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時の日本人の叡智の結集である。
しかし、その叡智を継続出来ない日本は寂しい。
政治家は自身の票を優先し、日本国として国防の在り方を検討して来なかったのは、政治家として失格だ。
しかし、その叡智を継続出来ない日本は寂しい。
政治家は自身の票を優先し、日本国として国防の在り方を検討して来なかったのは、政治家として失格だ。
2022年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何ケ月前の朝日新聞の夕刊に、この本に関する記事が載っていたので、興味を持ち購入。興味を持ったのは特に山本五十六凡将論だったが、読了後納得した。最初は、あまりピンと来なかったが、やはり実際に経験した重み、攻撃隊長としての判断力、実戦能力等が感じられ、引き込まれていった。ミッドウェー海戦等の敗北の真因、巨艦主義、航空機軽視の傾向等内実がよくわかった。あくまでも、一面的な面も多分にあると思うが、一読を勧める。
2022年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
真珠湾攻撃の実動トップ、何度この奇跡を経て辿り着いたところとは?