再掲
図書館本
貧乏生活、苦学地方国大出、司法試験合格、特捜検事、ヤメ検弁護士、今は塀の中。まさに波乱万丈の人生を送る田中さんが上告棄却される寸前の田原さんとの対談をまとめた一冊。
バブルに翻弄されたのは日本国民全員であろう、そして今思えば当たり前の結末を迎えてしまった。
正義だけで回る世界で無い事を田中さんは示唆している。すなわち、生まれながらにして生きる道を決められてしまった人々(差別の中に居る人々)が必要悪と言わざるを得ないような任侠の世界や圧力団体の中で蠢く世界があると。そしてそんな中で生きる人の中にとてつもない魅力を持った人間がいるということを田原さんとの話の中で描いている。
後書きで田中さんが書いていた。田原総一郎というメディア界の検事に何もかもしゃべったと。
しかし、おそらくはテキストに出来ない事の方が多いのであろう、国策捜査と言う言葉が佐藤優、鈴木宗男事件でスポットライトを当てられたが、実はメディアにすら載らない国策捜査が普通に行なわれ、また事件としてオープンにすべき事件が闇に葬られているであろうことが容易に想像できてしまう本書である。
田中さんが娑婆に出られてからの生き様に注目したいと思う。
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検察を支配する「悪魔」 単行本 – 2007/12/6
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緊急出版! 日本最後のタブーに挑む対論
田中森一 「入獄前に検察の闇を全て告白する」。
田原総一朗「新聞が絶対に書かない真実を抉る」。
誰も捕まえかれなかった悪魔たちを紙上で「逮捕」する超問題作!
田中森一 「入獄前に検察の闇を全て告白する」。
田原総一朗「新聞が絶対に書かない真実を抉る」。
誰も捕まえかれなかった悪魔たちを紙上で「逮捕」する超問題作!
- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/12/6
- ISBN-104062144530
- ISBN-13978-4062144537
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/12/6)
- 発売日 : 2007/12/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 298ページ
- ISBN-10 : 4062144530
- ISBN-13 : 978-4062144537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 610,511位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2010年2月21日に日本でレビュー済み
田中森一氏
「実際には上がはっきりしてくれないと、検事ひとりでは何もできないのです。・・・
検察庁は独立性の官庁と言われながらもね。検察独立の原則があるのは確かだが、
いっぽうで「検察一体の原則」と矛盾する原則が同時並行して存在している。・・・
単独で好き勝手にやれるわけではない。現実からすれば、検察独立の原則とか独立性の官庁というのは、
内部にいた人間から見れば、一種の謳い文句に過ぎません。
上からの許可が出なければ、検事なんて、そりゃあ、もう哀れなものですよ」
「ロッキード事件以来、ある意味、検察の正義はいびつになってしまった。
政界をバックにした大きな事件に発展しそうな場合、最初に、検察によってストーリーがつくられる。
・・・初めに組み立てた推測による筋書きが、検察の正義になってしまうのです。
なぜ、そんなおかしなことになるのかと言えば、政界や官界に波及する可能性がある事件の捜査については、
法務省の刑事課長から刑事局長に、場合によっては、
内閣の法務大臣にまであげて了解をもらわなければ着手できない決まりになっているからです。
とくに特捜で扱う事件は、そのほとんどが国会の質問事項になるため、事前に法務省にその筋書きを送る。
・・・本当は長い目で見たら、途中で間違っていましたと認めるほうが国民の信頼につながる。
それは理屈として特捜もわかっているけれど、検察という組織の保身のためには、ごり押しせざるを得ないのが現実です。
・・・大きい事件はまず軌道修正しない。いや大きな事件になるほど修正できない」
「東京の特捜では、まずストーリーありきの捜査しかしない。・・・
東京に来て驚いたのは、調書ひとつをとっても、上が介入する。調書作成段階で、副部長や主任の手が入ることも多く、
筋書きと大幅に異なったり、筋書きを否定するような供述があると、ボツにされる。・・・
東京では、尋問もしていない上役が事実関係に手を入れる」
田原総一朗氏
「検察を戦前の特高警察にしてはならぬ」
「実際には上がはっきりしてくれないと、検事ひとりでは何もできないのです。・・・
検察庁は独立性の官庁と言われながらもね。検察独立の原則があるのは確かだが、
いっぽうで「検察一体の原則」と矛盾する原則が同時並行して存在している。・・・
単独で好き勝手にやれるわけではない。現実からすれば、検察独立の原則とか独立性の官庁というのは、
内部にいた人間から見れば、一種の謳い文句に過ぎません。
上からの許可が出なければ、検事なんて、そりゃあ、もう哀れなものですよ」
「ロッキード事件以来、ある意味、検察の正義はいびつになってしまった。
政界をバックにした大きな事件に発展しそうな場合、最初に、検察によってストーリーがつくられる。
・・・初めに組み立てた推測による筋書きが、検察の正義になってしまうのです。
なぜ、そんなおかしなことになるのかと言えば、政界や官界に波及する可能性がある事件の捜査については、
法務省の刑事課長から刑事局長に、場合によっては、
内閣の法務大臣にまであげて了解をもらわなければ着手できない決まりになっているからです。
とくに特捜で扱う事件は、そのほとんどが国会の質問事項になるため、事前に法務省にその筋書きを送る。
・・・本当は長い目で見たら、途中で間違っていましたと認めるほうが国民の信頼につながる。
それは理屈として特捜もわかっているけれど、検察という組織の保身のためには、ごり押しせざるを得ないのが現実です。
・・・大きい事件はまず軌道修正しない。いや大きな事件になるほど修正できない」
「東京の特捜では、まずストーリーありきの捜査しかしない。・・・
東京に来て驚いたのは、調書ひとつをとっても、上が介入する。調書作成段階で、副部長や主任の手が入ることも多く、
筋書きと大幅に異なったり、筋書きを否定するような供述があると、ボツにされる。・・・
東京では、尋問もしていない上役が事実関係に手を入れる」
田原総一朗氏
「検察を戦前の特高警察にしてはならぬ」
2007年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田中森一の前作「反転ー闇社会の守護神と呼ばれて」は、今年出会った書籍の中でも屈指の面白さだった。華やかな表社会と闇の裏社会が必然的に絡み合い、騙しあい、補填しあって歴史は動いているとの事実を認識させつつ、「法曹界の仕事はドブ掃除、ならばそれに相応しく、人間らしく汚くリアルにやる」とのスタンスでことを進める田中の、その剛直かつ情誼な破天荒な生き様にぐっと引き込まれてしまったのだ。今作はその第2作、良くも悪くも現在最も高名なジャーナリストである田原総一朗が問う戦後疑獄事件の闇と真相、そして検察の内情と彼の持つ闇の人脈に、元特捜豪腕検事でヤメ検弁護士であった田中が答える形式、帯には“日本最後のタブー”、“なぜ無実の人間ばかりがあげられるのか?”と煽情的な惹句が並び、これはと期待したのだが、、、。結論から言うと、切り口の違いはあれ、本書で延べられている事の大半は、「反転」や田原の今までの言動、左派、リベラルなジャーナリズム(例えば「噂の真相」)の中で語られてきたことの繰り返しに過ぎない。「反転」を読んだうえで本書を手に取った読者からすれば、さほど真新しくなく刺激的な内容でもないし、佐藤優の各著作がベストセラーとなり、“国策捜査”の内実が白日のもとに晒された今では、もはや、この程度で何がタブーなの?と言いたくもなる。前作の大ベストセラーに安易に便乗しようとする出版業界の悪しき商魂が窺える1冊、“検察はマッチポンプ”、“いままで数多くの疑獄の闇に政治家が介入、圧力をかけて潰された事件は実は一握りであって、つぶれたのは、検察の思惑が働いているに他ならない。それは検察頂点の感覚が時の権力と合致しているから”との言説はなるほど、と感じだが。