非常に面白かった。
急成長する会社の法則をまとめており参考になる。
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ブレイクスルー・カンパニー 小さな会社が大きく伸びる法則 単行本 – 2008/11/21
キース R マクファーランド
(著),
高橋 由紀子
(翻訳)
■不況・逆境にも負けない会社の条件とは?
「王冠」の法則
「賭け金」の法則
「インサルタント」の法則・・・・・・
アドトラン、チコズFAS、エクスプレス・パーソネル、ファステナル、インテュイット、ペイチェックス、ポラリス、SAS、ストーバック—---日本では、あまり知られていない「小さな大企業」にこそ、飛躍(ブレイクスルー)の秘訣があった!
■ビジネス書不朽の名著として名高い「ビジョナリー・カンパニー」。本書はその優れた分析手法を、より小さな規模の企業に応用することで誕生しました。これは著者マクファーランド氏の、「大半のビジネス書は、トップ0.1%の会社に焦点を当てて書かれているが、巨大企業のやり方を学ぶことで中小・ベンチャー企業のリーダーが実際に学び取れることは少ない。むしろ、同じ規模の企業から成功要因を学習する方がより有益なはずだ」という考え方から生まれたものです。このアイデアは、著者の恩師でもあるP・ドラッカー氏、そして「ビジョナリー・カンパニー」でもお馴染みのジェームズ・コリンズ氏によって強く支持されました。発売と同時に、「ウオールストリート・ジャーナル」のビジネス書部門1位にも輝いた話題作、ついに邦訳刊行です!
■目次
第1章 まえがき
第2章 ダイノを試みる
第3章 会社に王冠をかぶせる
第4章 賭け金を上げる
第5章 会社の“性格”を創る
第6章 ビジネスの「バミューダ・トライアングル」を航行する
第7章 外部に足場を築く
第8章 インサルタントの力を借りる
第9章 「タフタイム(困難な時期)大学」を卒業する
第10章 ブレイクスルー・パワーを作り上げる ほか
■ブレイクスルー・カンパニーの特徴とは?
・「経営者が王様になる」のではなく、「会社が王冠をかぶる」。
(リーダーが統治する経営から、組織が統治する経営形態に移行する)
・「時には大勝負」するための、「賭け」のノウハウに精通している。
(より大きな勝負が、実は最大のリスク削減につながる)
・「会社の性格」が、社内中・全社員に浸透している。
(ただ行動指針を定めたぐらいでは、「会社の性格」は創れない)
・企業の成長にあわせてバランスのとれた構造を作り上げる。
(小さな企業の優位性は、会社が大きくなるにつれて次第に維持できなくなる)
・外部にいくつもの「足場」を持っている。
(自らの力だけでなく、外部からのサポートを上手く活用する)
・インサルタントを社内に育てる。
(社の経営方針に対し、信念を持って異を唱える社員を大切にする)・・・・・ほか。
「王冠」の法則
「賭け金」の法則
「インサルタント」の法則・・・・・・
アドトラン、チコズFAS、エクスプレス・パーソネル、ファステナル、インテュイット、ペイチェックス、ポラリス、SAS、ストーバック—---日本では、あまり知られていない「小さな大企業」にこそ、飛躍(ブレイクスルー)の秘訣があった!
■ビジネス書不朽の名著として名高い「ビジョナリー・カンパニー」。本書はその優れた分析手法を、より小さな規模の企業に応用することで誕生しました。これは著者マクファーランド氏の、「大半のビジネス書は、トップ0.1%の会社に焦点を当てて書かれているが、巨大企業のやり方を学ぶことで中小・ベンチャー企業のリーダーが実際に学び取れることは少ない。むしろ、同じ規模の企業から成功要因を学習する方がより有益なはずだ」という考え方から生まれたものです。このアイデアは、著者の恩師でもあるP・ドラッカー氏、そして「ビジョナリー・カンパニー」でもお馴染みのジェームズ・コリンズ氏によって強く支持されました。発売と同時に、「ウオールストリート・ジャーナル」のビジネス書部門1位にも輝いた話題作、ついに邦訳刊行です!
■目次
第1章 まえがき
第2章 ダイノを試みる
第3章 会社に王冠をかぶせる
第4章 賭け金を上げる
第5章 会社の“性格”を創る
第6章 ビジネスの「バミューダ・トライアングル」を航行する
第7章 外部に足場を築く
第8章 インサルタントの力を借りる
第9章 「タフタイム(困難な時期)大学」を卒業する
第10章 ブレイクスルー・パワーを作り上げる ほか
■ブレイクスルー・カンパニーの特徴とは?
・「経営者が王様になる」のではなく、「会社が王冠をかぶる」。
(リーダーが統治する経営から、組織が統治する経営形態に移行する)
・「時には大勝負」するための、「賭け」のノウハウに精通している。
(より大きな勝負が、実は最大のリスク削減につながる)
・「会社の性格」が、社内中・全社員に浸透している。
(ただ行動指針を定めたぐらいでは、「会社の性格」は創れない)
・企業の成長にあわせてバランスのとれた構造を作り上げる。
(小さな企業の優位性は、会社が大きくなるにつれて次第に維持できなくなる)
・外部にいくつもの「足場」を持っている。
(自らの力だけでなく、外部からのサポートを上手く活用する)
・インサルタントを社内に育てる。
(社の経営方針に対し、信念を持って異を唱える社員を大切にする)・・・・・ほか。
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/11/21
- ISBN-104062145855
- ISBN-13978-4062145855
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商品の説明
著者について
キース・R・マクファーランド
弱冠26歳でペパーダイン大学ビジネススクールの副学部長に任命される。その後、2つのテクノロジー企業のCEOを務めた後、「マクファーランド・ストラテジー・パートナーズ」を設立。数多くの成長期の企業にアドバイスを与える一方、マイクロソフト、モトローラ、モルガン・スタンレーといった業界のリーダー企業にもコンサルティングを行う。現在、「ビジネスウィーク」誌のコラムニストも務める。ユタ州在住。
弱冠26歳でペパーダイン大学ビジネススクールの副学部長に任命される。その後、2つのテクノロジー企業のCEOを務めた後、「マクファーランド・ストラテジー・パートナーズ」を設立。数多くの成長期の企業にアドバイスを与える一方、マイクロソフト、モトローラ、モルガン・スタンレーといった業界のリーダー企業にもコンサルティングを行う。現在、「ビジネスウィーク」誌のコラムニストも務める。ユタ州在住。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/11/21)
- 発売日 : 2008/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 316ページ
- ISBN-10 : 4062145855
- ISBN-13 : 978-4062145855
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,382位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「私はこうやって成功した」というような
個人の経験談が多い中小企業向けの経営書のなかで、
しっかりとした分析に基づいた調査・研究を行っている
貴重な本。
大企業と違い公開情報の少ない中小企業で、
ここまで労力をかけてリサーチを行った著者達には
頭が下がります。
肝心の中身も著者自身が
中小企業の元経営者であることもあってか、
非常に実践的。
他のレビューでも既に触れられていますが、
『価値観』ではお題目に過ぎず、
行動に反映される『性格』を作る必要がある。
上記の主張は、『価値観』という言葉が
いまいちしっくりこなくてもやもやしていた原因を、
ズバリ指摘された気がして特に心に残りました。
その他、『バスに適切な人が乗っているか』を気にするより
『そのバスを乗るに値するものにする』ことに集中するべき
といった耳の痛いアドバイスも豊富にあります。
中小企業に限らず、どんな規模でも組織に属している人なら
一度は読んでみて損はないかと。
個人の経験談が多い中小企業向けの経営書のなかで、
しっかりとした分析に基づいた調査・研究を行っている
貴重な本。
大企業と違い公開情報の少ない中小企業で、
ここまで労力をかけてリサーチを行った著者達には
頭が下がります。
肝心の中身も著者自身が
中小企業の元経営者であることもあってか、
非常に実践的。
他のレビューでも既に触れられていますが、
『価値観』ではお題目に過ぎず、
行動に反映される『性格』を作る必要がある。
上記の主張は、『価値観』という言葉が
いまいちしっくりこなくてもやもやしていた原因を、
ズバリ指摘された気がして特に心に残りました。
その他、『バスに適切な人が乗っているか』を気にするより
『そのバスを乗るに値するものにする』ことに集中するべき
といった耳の痛いアドバイスも豊富にあります。
中小企業に限らず、どんな規模でも組織に属している人なら
一度は読んでみて損はないかと。
2010年3月1日に日本でレビュー済み
企業経営の名著といわれる『ビジョナリー・カンパニー』の中小企業、
ベンチャー企業版と紹介されているように、多くの時間と優れた
分析手法を用いて、小さな会社が大きく伸びる法則を述べている1冊。
自らも企業経営をしてきた著者が、コンサルタントとしての目で解説
しているということもあり、どの業種、業態を問わず実践できる内容が
満載である。先行き不透明な今の時代において、経営の指針となる
本である。
ベンチャー企業版と紹介されているように、多くの時間と優れた
分析手法を用いて、小さな会社が大きく伸びる法則を述べている1冊。
自らも企業経営をしてきた著者が、コンサルタントとしての目で解説
しているということもあり、どの業種、業態を問わず実践できる内容が
満載である。先行き不透明な今の時代において、経営の指針となる
本である。
2009年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のビジネス書とは違って、読みながら「確かに!」「そうそう・・・」と思わずつぶやいてしまうほど、この本には納得できる内容が詰まっていました。
筆者自身の苦境を切り抜けた経験と、5年間にわたる実地調査を元した、本物の「秘訣」だからこそ、説得感を持っているのだと思います。
今まで、成功したベンチャー企業に対しては「MBAホルダーがベンチャーキャピタルから資金を集めて起業し、ある程度たった時点でIPO・・・」といったイメージを持っていました。しかし筆者の「予想外の発見」によると、ブレークスルーカンパニーにはそのようなステレオタイプは、あまり当てはまらないそうです。ちょっと意外でした。
筆者が「ブレークスルーカンパニー」として選出した9社は、ほとんど聞いたことのない企業ばかりです。日本の99.7%は中小企業という事実を考えれば、より身近で実践的な経営のヒントをもらえる、日本企業の経営者にも役に立つ一冊だと思います。
筆者自身の苦境を切り抜けた経験と、5年間にわたる実地調査を元した、本物の「秘訣」だからこそ、説得感を持っているのだと思います。
今まで、成功したベンチャー企業に対しては「MBAホルダーがベンチャーキャピタルから資金を集めて起業し、ある程度たった時点でIPO・・・」といったイメージを持っていました。しかし筆者の「予想外の発見」によると、ブレークスルーカンパニーにはそのようなステレオタイプは、あまり当てはまらないそうです。ちょっと意外でした。
筆者が「ブレークスルーカンパニー」として選出した9社は、ほとんど聞いたことのない企業ばかりです。日本の99.7%は中小企業という事実を考えれば、より身近で実践的な経営のヒントをもらえる、日本企業の経営者にも役に立つ一冊だと思います。
2008年12月17日に日本でレビュー済み
本書は、創業間もない企業が起業レベルを超えてブレイクスルーした一握りの
会社は小さいまま成長できない会社とどこが違うのか。そのために企業のリー
ダーは何ができるのか、を考察しています。まえがきで著者が本書を執筆した
きっかけが、『ビジョナリー・カンパニー』の著者ジェームズ・コリンズとの会
話であったことを披露しています。『ビジョナリー・・・』は大企業で創業後長
い年月を経ている会社ばかりを取り上げているが、企業レベルにある会社を助け
るような本がないことをコリンズに話したところ、『ビジョナリー・・・』で
使ったのと同じ手法で分析してみたらと、勧められたそうです。
『ビジョナリー・カンパニー』はその手法も、分析から導き出された考察もす
ばらしいものだったので、何か新しい学びがあるのではないかと思い、手に取り
ました。本書の著者もそれを素直に見習って、候補会社の選出過程も同様のアプ
ローチをしています。巻末のリサーチ・ノートを読むと研究者としての苦労とそ
れに勝る粘り強さに脱帽します。
本書でもブレイクスルーする会社の共通要因を考察しています。私が感銘を受
けたのは第5章の「会社の性格を作る」です。企業の「性格」は、「価値観」より
ずっと重要だといいます。「価値観」とは、自分の信じていることを表現するも
のですが、「性格」は実際にどう行動するかを捉えています。性格とは価値観の
延長線上にあり、著者は法句経を引用しています。
考えは言葉(価値観)になって表れる。言葉は行動になって表れる。
行動は習慣になる。習慣は性格となって固まる
このことはまさにどのような組織であってもまた個人に対してもブレイクダウ
ンできる考え方のように思います。価値観を行動に置き換えなければブレイクス
ルーはないことを本書は語っており、それはそのまま自分自身への戒めとしたい
と感じました。
会社は小さいまま成長できない会社とどこが違うのか。そのために企業のリー
ダーは何ができるのか、を考察しています。まえがきで著者が本書を執筆した
きっかけが、『ビジョナリー・カンパニー』の著者ジェームズ・コリンズとの会
話であったことを披露しています。『ビジョナリー・・・』は大企業で創業後長
い年月を経ている会社ばかりを取り上げているが、企業レベルにある会社を助け
るような本がないことをコリンズに話したところ、『ビジョナリー・・・』で
使ったのと同じ手法で分析してみたらと、勧められたそうです。
『ビジョナリー・カンパニー』はその手法も、分析から導き出された考察もす
ばらしいものだったので、何か新しい学びがあるのではないかと思い、手に取り
ました。本書の著者もそれを素直に見習って、候補会社の選出過程も同様のアプ
ローチをしています。巻末のリサーチ・ノートを読むと研究者としての苦労とそ
れに勝る粘り強さに脱帽します。
本書でもブレイクスルーする会社の共通要因を考察しています。私が感銘を受
けたのは第5章の「会社の性格を作る」です。企業の「性格」は、「価値観」より
ずっと重要だといいます。「価値観」とは、自分の信じていることを表現するも
のですが、「性格」は実際にどう行動するかを捉えています。性格とは価値観の
延長線上にあり、著者は法句経を引用しています。
考えは言葉(価値観)になって表れる。言葉は行動になって表れる。
行動は習慣になる。習慣は性格となって固まる
このことはまさにどのような組織であってもまた個人に対してもブレイクダウ
ンできる考え方のように思います。価値観を行動に置き換えなければブレイクス
ルーはないことを本書は語っており、それはそのまま自分自身への戒めとしたい
と感じました。
2008年11月24日に日本でレビュー済み
著者も序説で述べているように巷にでているビジネス書や論文はほとんど大企業のマネージメントに向けられたもので、ベンチャー企業の経営に携わる人にとっては話はわかるのだけど実情に即していないというものが多かった気がします。
本書は自らベンチャー企業を経営し、優良企業(ブレークスルーカンパニー)にした著者が小さな企業が大きく成長を続けるブレークスルーカンパニーになるために何が必要か、共通項は何なのかという疑問を解き明かすために書かれたベンチャー企業の経営者向けのはじめての本ではないかと思います。。
多くの人に読まれた名著「ビジョナリーカンパニー」はどちらかというと優良企業が成長を維持し続けたのは何故なのか?を解説した本である一方、本書は中小・零細企業がブレークスルーカンパニーになる過程で経営上の課題に対してどのように対処したか?を非常にわかり易く事例として解説してあるのですぐに実行できる施策も多く、非常に共感できる実践的な内容になっています。
小さな会社の経営に携わられる方はもちろん、欧米と違い比較的緩やかな権限委譲が進められている日本では大企業でも経営の意思決定に関わっていらっしゃる方にはバイブルとなるに違いありません。ご一読を強くお勧めします。
本書は自らベンチャー企業を経営し、優良企業(ブレークスルーカンパニー)にした著者が小さな企業が大きく成長を続けるブレークスルーカンパニーになるために何が必要か、共通項は何なのかという疑問を解き明かすために書かれたベンチャー企業の経営者向けのはじめての本ではないかと思います。。
多くの人に読まれた名著「ビジョナリーカンパニー」はどちらかというと優良企業が成長を維持し続けたのは何故なのか?を解説した本である一方、本書は中小・零細企業がブレークスルーカンパニーになる過程で経営上の課題に対してどのように対処したか?を非常にわかり易く事例として解説してあるのですぐに実行できる施策も多く、非常に共感できる実践的な内容になっています。
小さな会社の経営に携わられる方はもちろん、欧米と違い比較的緩やかな権限委譲が進められている日本では大企業でも経営の意思決定に関わっていらっしゃる方にはバイブルとなるに違いありません。ご一読を強くお勧めします。
2009年1月8日に日本でレビュー済み
外資系IT大企業の日本の責任者を歴任し現在ITベンチャーを経営している。一読して大企業向けのマネジメント本とは違うことが分かる。特に10章の「ブレークスルー・パワーを作り上げる」が興味深い。「戦略作りにたくさんの社員を参加させる」「社員全員を会社の成長に伴って育てて行く」などは日本の優良企業が日常的にやっていることではないか。ブレークスルー・パワーの源泉が人にあると分析しているところがアメリカの一般的な経営書と違うところだ。金融危機が原因で経済不況にある今経営の基本に立ち返る観点からも価値ある一冊である。