大勢の科学者の沈黙、真実を語る人々への偏見は21世紀になっても存在している。
私は、この著者が日本に存在することを大いに誇っています。
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「地球温暖化」論に騙されるな! 単行本 – 2008/5/30
丸山 茂徳
(著)
「二酸化炭素犯人説」を真っ向論破する! 全世界が「温暖化狂想曲」に踊る中、実はCO2は原因ではなく、地球はむしろ寒冷化に向かっているという真実を豊富なデータを元に詳説。世界観が変わる衝撃の書
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/5/30
- ISBN-104062147211
- ISBN-13978-4062147217
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/5/30)
- 発売日 : 2008/5/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 189ページ
- ISBN-10 : 4062147211
- ISBN-13 : 978-4062147217
- Amazon 売れ筋ランキング: - 691,285位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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1 星
他者の主張を丸写しにしているだけの書籍
88Pで14Cの炭素同位体について触れているのにも関わらず、海からCO2が放出されているとする主張を展開しています。14Cと13Cが減少しており、12Cが増加していることから、大気中に溜まっているCO2が化石燃料由来であることを疑っている人などいないはずなのですが、批判のためによく考えずに書いてしまった(59P)のでしょう。58Pでの59Pの図に関する説明は、CO2濃度の変化の長期上昇成分を除いた図であることを一切説明せず、グラフのみ貼り付けて、気温が上がった後にCO2濃度が上昇している、と記述しています。62Pに書かれているような海水温が上昇して海からCO2が放出される状態ならば、年1ppm程度の上昇ペースで収まるはずがありませんし、現在でも正味では海洋はCO2を吸収していると考えられているはずですが、なぜ海から放出された、と読者を欺く虚偽の主張をするのでしょうか。年間何ppm放出し、何ppmが海洋や植物に吸収され、大気中に留まっているか、程度の知識を持たない(炭素循環に関しての知識がないのではないか)まま、IPCCや温暖仮説を否定してるのですから、話になりません。45Pと82Pで、5年、10年で決着がつくと書いています。出版が2008年なので、10年のタイムリミットまではあと1年(2018年)しかありませんが、2015、2016年と世界の年平均気温は続けて史上最高を更新しています。丸山氏はこのことをどのように説明するのでしょうか。科学的な知識を持たなくとも、丸山氏の主張の誤りは、文章の読解力があれば気付くレベルのものです。例えば、雲が気温を下げるとの記述がありますが、雲は一方的に気温を下げるのではなく、温室効果を併せ持ちますが、そのような説明は全くありません。http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html※参考画像は気象庁のHPに掲載されている世界の年平均気温のグラフです。丸山氏は主張の誤りについて説明責任があると考えます。
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2021年2月15日に日本でレビュー済み
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2024年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この時から地球温暖化が嘘ということを暴いていたとは。この本を読むと左派勢力が嘘を扇動してあたことがよくわかる。
2010年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の本はこれが2冊目になりますが、改めて著者の主張は傾聴に値すると思いました。
著者自身が専門とする研究分野からの見方が最も重要な内容と思いますが、
専門外とされる部分においても大胆な(?)主張をしていることについて、
その内容の是非はともかくとして著者の必死の思いが伝わってくる点も重要に思えます。
思うに、著者が自分の専門外の分野において多くを述べることは、
著者自身が自分の研究分野で培ってきた研究者としてのモノの見方・考え方や発言・著述の
あるべき姿などを、ややもすれば踏み外してしまう可能性があるのではないか?
もしも踏み外してしまった場合には自分の地位や名声に傷がつくことになるわけで、
そういう意味で大きなリスクがあるでしょう。
著者がそれを意識できないとは考えにくく、ある程度は承知のうえで専門外の分野にまで
言及しているのではないか?
つまり、そのようなリスクを冒してまでもここは主張しておかなければならない・・・
というような著者の覚悟あるいは使命感のようなものを感じました。
著者自身が専門とする研究分野からの見方が最も重要な内容と思いますが、
専門外とされる部分においても大胆な(?)主張をしていることについて、
その内容の是非はともかくとして著者の必死の思いが伝わってくる点も重要に思えます。
思うに、著者が自分の専門外の分野において多くを述べることは、
著者自身が自分の研究分野で培ってきた研究者としてのモノの見方・考え方や発言・著述の
あるべき姿などを、ややもすれば踏み外してしまう可能性があるのではないか?
もしも踏み外してしまった場合には自分の地位や名声に傷がつくことになるわけで、
そういう意味で大きなリスクがあるでしょう。
著者がそれを意識できないとは考えにくく、ある程度は承知のうえで専門外の分野にまで
言及しているのではないか?
つまり、そのようなリスクを冒してまでもここは主張しておかなければならない・・・
というような著者の覚悟あるいは使命感のようなものを感じました。
2017年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
88Pで14Cの炭素同位体について触れているのにも関わらず、海からCO2が放出されているとする主張を展開しています。
14Cと13Cが減少しており、12Cが増加していることから、大気中に溜まっているCO2が化石燃料由来であることを疑っている人などいないはずなのですが、批判のためによく考えずに書いてしまった(59P)のでしょう。
58Pでの59Pの図に関する説明は、CO2濃度の変化の長期上昇成分を除いた図であることを一切説明せず、グラフのみ貼り付けて、気温が上がった後にCO2濃度が上昇している、と記述しています。
62Pに書かれているような海水温が上昇して海からCO2が放出される状態ならば、年1ppm程度の上昇ペースで収まるはずがありませんし、現在でも正味では海洋はCO2を吸収していると考えられているはずですが、なぜ海から放出された、と読者を欺く虚偽の主張をするのでしょうか。
年間何ppm放出し、何ppmが海洋や植物に吸収され、大気中に留まっているか、程度の知識を持たない(炭素循環に関しての知識がないのではないか)まま、IPCCや温暖仮説を否定してるのですから、話になりません。
45Pと82Pで、5年、10年で決着がつくと書いています。出版が2008年なので、10年のタイムリミットまではあと1年(2018年)しかありませんが、2015、2016年と世界の年平均気温は続けて史上最高を更新しています。丸山氏はこのことをどのように説明するのでしょうか。
科学的な知識を持たなくとも、丸山氏の主張の誤りは、文章の読解力があれば気付くレベルのものです。
例えば、雲が気温を下げるとの記述がありますが、雲は一方的に気温を下げるのではなく、温室効果を併せ持ちますが、そのような説明は全くありません。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
※参考画像は気象庁のHPに掲載されている世界の年平均気温のグラフです。丸山氏は主張の誤りについて説明責任があると考えます。
14Cと13Cが減少しており、12Cが増加していることから、大気中に溜まっているCO2が化石燃料由来であることを疑っている人などいないはずなのですが、批判のためによく考えずに書いてしまった(59P)のでしょう。
58Pでの59Pの図に関する説明は、CO2濃度の変化の長期上昇成分を除いた図であることを一切説明せず、グラフのみ貼り付けて、気温が上がった後にCO2濃度が上昇している、と記述しています。
62Pに書かれているような海水温が上昇して海からCO2が放出される状態ならば、年1ppm程度の上昇ペースで収まるはずがありませんし、現在でも正味では海洋はCO2を吸収していると考えられているはずですが、なぜ海から放出された、と読者を欺く虚偽の主張をするのでしょうか。
年間何ppm放出し、何ppmが海洋や植物に吸収され、大気中に留まっているか、程度の知識を持たない(炭素循環に関しての知識がないのではないか)まま、IPCCや温暖仮説を否定してるのですから、話になりません。
45Pと82Pで、5年、10年で決着がつくと書いています。出版が2008年なので、10年のタイムリミットまではあと1年(2018年)しかありませんが、2015、2016年と世界の年平均気温は続けて史上最高を更新しています。丸山氏はこのことをどのように説明するのでしょうか。
科学的な知識を持たなくとも、丸山氏の主張の誤りは、文章の読解力があれば気付くレベルのものです。
例えば、雲が気温を下げるとの記述がありますが、雲は一方的に気温を下げるのではなく、温室効果を併せ持ちますが、そのような説明は全くありません。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
※参考画像は気象庁のHPに掲載されている世界の年平均気温のグラフです。丸山氏は主張の誤りについて説明責任があると考えます。
![カスタマー画像](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/G/01/x-locale/common/transparent-pixel._V192234675_.gif)
88Pで14Cの炭素同位体について触れているのにも関わらず、海からCO2が放出されているとする主張を展開しています。
14Cと13Cが減少しており、12Cが増加していることから、大気中に溜まっているCO2が化石燃料由来であることを疑っている人などいないはずなのですが、批判のためによく考えずに書いてしまった(59P)のでしょう。
58Pでの59Pの図に関する説明は、CO2濃度の変化の長期上昇成分を除いた図であることを一切説明せず、グラフのみ貼り付けて、気温が上がった後にCO2濃度が上昇している、と記述しています。
62Pに書かれているような海水温が上昇して海からCO2が放出される状態ならば、年1ppm程度の上昇ペースで収まるはずがありませんし、現在でも正味では海洋はCO2を吸収していると考えられているはずですが、なぜ海から放出された、と読者を欺く虚偽の主張をするのでしょうか。
年間何ppm放出し、何ppmが海洋や植物に吸収され、大気中に留まっているか、程度の知識を持たない(炭素循環に関しての知識がないのではないか)まま、IPCCや温暖仮説を否定してるのですから、話になりません。
45Pと82Pで、5年、10年で決着がつくと書いています。出版が2008年なので、10年のタイムリミットまではあと1年(2018年)しかありませんが、2015、2016年と世界の年平均気温は続けて史上最高を更新しています。丸山氏はこのことをどのように説明するのでしょうか。
科学的な知識を持たなくとも、丸山氏の主張の誤りは、文章の読解力があれば気付くレベルのものです。
例えば、雲が気温を下げるとの記述がありますが、雲は一方的に気温を下げるのではなく、温室効果を併せ持ちますが、そのような説明は全くありません。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
※参考画像は気象庁のHPに掲載されている世界の年平均気温のグラフです。丸山氏は主張の誤りについて説明責任があると考えます。
14Cと13Cが減少しており、12Cが増加していることから、大気中に溜まっているCO2が化石燃料由来であることを疑っている人などいないはずなのですが、批判のためによく考えずに書いてしまった(59P)のでしょう。
58Pでの59Pの図に関する説明は、CO2濃度の変化の長期上昇成分を除いた図であることを一切説明せず、グラフのみ貼り付けて、気温が上がった後にCO2濃度が上昇している、と記述しています。
62Pに書かれているような海水温が上昇して海からCO2が放出される状態ならば、年1ppm程度の上昇ペースで収まるはずがありませんし、現在でも正味では海洋はCO2を吸収していると考えられているはずですが、なぜ海から放出された、と読者を欺く虚偽の主張をするのでしょうか。
年間何ppm放出し、何ppmが海洋や植物に吸収され、大気中に留まっているか、程度の知識を持たない(炭素循環に関しての知識がないのではないか)まま、IPCCや温暖仮説を否定してるのですから、話になりません。
45Pと82Pで、5年、10年で決着がつくと書いています。出版が2008年なので、10年のタイムリミットまではあと1年(2018年)しかありませんが、2015、2016年と世界の年平均気温は続けて史上最高を更新しています。丸山氏はこのことをどのように説明するのでしょうか。
科学的な知識を持たなくとも、丸山氏の主張の誤りは、文章の読解力があれば気付くレベルのものです。
例えば、雲が気温を下げるとの記述がありますが、雲は一方的に気温を下げるのではなく、温室効果を併せ持ちますが、そのような説明は全くありません。
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
※参考画像は気象庁のHPに掲載されている世界の年平均気温のグラフです。丸山氏は主張の誤りについて説明責任があると考えます。
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2014年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やや持論に偏る傾向はあるが、一方的に二酸化炭素原因説で政治的な目論見を感じさせる、検討の経緯に信頼がおけないIPCCの検討結果を元に影響を説いている環境研究所や武田教授より、真摯に地球温暖化の要因を自ら考えてて論理展開しており、地球温暖化の要因を特定することが難しいことを教えてくれる良い本である。
2008年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書では、海水が温められることにより、海水に溶けていた二酸化炭素が放出され大気中の二酸化炭素の濃度が上昇すると解説されていた。このことについては、高校程度の化学の知識があればすぐ理解できるだろうが、ここでIPCCの説が正しいと仮定した場合ひとつの問題が生ずる。それは、ひとたび気温が上昇すれば、海水からの二酸化炭素の放出と太陽光線の吸収による気温上昇が繰り返され、気温が延々と上がり続けることになる。ということで、IPCCの説が正しくないことは明らかと感じた。
また、IPCC説のスパコン予測で二酸化炭素が増えたことによる森林の二酸化炭素吸収量の増加や気温上昇による雲の量の変化が与えるエネルギー収支の変化がパラメータに入っていないという問題点が指摘されていた。著者は、そもそも地球にはある程度一定の温度に保つ機構があり、それをIPCCの説および計算では無視している主張している。この主張は至極まっとうなものと感じた。
また、IPCC説のスパコン予測で二酸化炭素が増えたことによる森林の二酸化炭素吸収量の増加や気温上昇による雲の量の変化が与えるエネルギー収支の変化がパラメータに入っていないという問題点が指摘されていた。著者は、そもそも地球にはある程度一定の温度に保つ機構があり、それをIPCCの説および計算では無視している主張している。この主張は至極まっとうなものと感じた。
2008年9月20日に日本でレビュー済み
2008の年明け多くのエコノミストは予測した。TOPIXは年末には1800〜2000になると。そして9月多くのエコノミストは10月中1000〜1300くらい。エコノミストも専門家。
地球温暖化の主因が炭酸ガスと言っているのも専門家。著者は少数派で炭酸ガスは主たる原因でないと自信を持って主張。そして言う、5〜10年たてばどっちが正しいかわかると。
著者の言う気候変動の主因は
○太陽の活動が活発なら気温は上がる・・これから太陽の活動は弱まる方向
○地磁気が強ければ宇宙線が地球に到達する宇宙線が少なくなり、宇宙線が少ないと雲の発生が少なくなって気温は上がる。・・地磁気は弱まっている。
○火山の噴火活動で微粒子が空中を漂うと光がさえぎられ気温が下がる要因
○地球の軌道が太陽だけでなく、木星、土星との位置関係で変わり気温に影響
○炭酸ガスなど温暖化ガス
この中で太陽の活動、地磁気、火山噴火微粒子の要因が大きい。炭酸ガスは毎年1.4ppmくらい増えているがこれでは毎年0.004℃しか上昇しない。炭酸ガス主因説には無理がある。これに比べて雲が1%減れば1℃気温上昇。
炭酸ガス主因説で利を得る人が政財官学にいて、その人たちはニュートラルではいられない。
地球は45億年前に誕生。全球凍結は23億年前。恐竜の栄えた白亜紀は非常に温暖だった。
現人類が出現してからは12000年前はすごく寒く、ニューヨークの迷い石はこの時の氷河が運んだもの。6000年前は暖かく三内丸山遺跡がそのころ。気温の変化は先に述べた要因が複雑にからむ。これから、地球は寒冷化に向かう。
人類の歴史を見ても温暖化の弊害より寒冷化の弊害がずーっと大きく、このままでは地球は人口が増え深刻な食糧、水不足に陥る。
もっとも、化石燃料の消費を抑えて核エネルギーにうまくつなげてエネルギー不足にならないようにとの深遠なはかりごとであれば炭酸ガス説も分からないではない。
地球温暖化の主因が炭酸ガスと言っているのも専門家。著者は少数派で炭酸ガスは主たる原因でないと自信を持って主張。そして言う、5〜10年たてばどっちが正しいかわかると。
著者の言う気候変動の主因は
○太陽の活動が活発なら気温は上がる・・これから太陽の活動は弱まる方向
○地磁気が強ければ宇宙線が地球に到達する宇宙線が少なくなり、宇宙線が少ないと雲の発生が少なくなって気温は上がる。・・地磁気は弱まっている。
○火山の噴火活動で微粒子が空中を漂うと光がさえぎられ気温が下がる要因
○地球の軌道が太陽だけでなく、木星、土星との位置関係で変わり気温に影響
○炭酸ガスなど温暖化ガス
この中で太陽の活動、地磁気、火山噴火微粒子の要因が大きい。炭酸ガスは毎年1.4ppmくらい増えているがこれでは毎年0.004℃しか上昇しない。炭酸ガス主因説には無理がある。これに比べて雲が1%減れば1℃気温上昇。
炭酸ガス主因説で利を得る人が政財官学にいて、その人たちはニュートラルではいられない。
地球は45億年前に誕生。全球凍結は23億年前。恐竜の栄えた白亜紀は非常に温暖だった。
現人類が出現してからは12000年前はすごく寒く、ニューヨークの迷い石はこの時の氷河が運んだもの。6000年前は暖かく三内丸山遺跡がそのころ。気温の変化は先に述べた要因が複雑にからむ。これから、地球は寒冷化に向かう。
人類の歴史を見ても温暖化の弊害より寒冷化の弊害がずーっと大きく、このままでは地球は人口が増え深刻な食糧、水不足に陥る。
もっとも、化石燃料の消費を抑えて核エネルギーにうまくつなげてエネルギー不足にならないようにとの深遠なはかりごとであれば炭酸ガス説も分からないではない。
2014年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
殺菌剤の臭いなのか鼻に付く臭いが気になりました。
それ以外は説明どおり綺麗な書籍で満足いたしました。
それ以外は説明どおり綺麗な書籍で満足いたしました。