幼少期の夢をめぐる12人の作家と12人のイラストレーターによる競作。
大人の絵本。短時間で読み終わる。
ベスト3を選ぶとしたら、順不同で、角田光代「男」、穂村弘「おしっこを夢から出すな」、高橋源一郎「さらば、ゴヂラ」だろうか。
なかには、お題に苦労したのか、やっつけ仕事だったのか、かなり不出来な作品や駄作にちかい凡作も雑じっているようだ。
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こどものころにみた夢 単行本 – 2008/6/10
人気作家12人による「夢」の「絵本」! 怖い夢、儚い夢、おもらしの夢? 角田光代、島本理生、西加奈子、阿川弘之、堀江敏幸、穂村弘、高橋源一郎他、豪華作家陣が美しい絵とと共に綴る「夢」の物語。
- 本の長さ154ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/6/10
- ISBN-104062147653
- ISBN-13978-4062147651
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/6/10)
- 発売日 : 2008/6/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 154ページ
- ISBN-10 : 4062147653
- ISBN-13 : 978-4062147651
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,010,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 251,081位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空間庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞。著者に『三月の招待状』『森に眠る魚』『くまちゃん』など多数。2010年7月には、毎日新聞の連載『ひそやかな花園』も単行本化された。
1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEENフォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 5年3組リョウタ組 (ISBN-13: 978-4043854059 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こどものころにみた夢というキーワードをもとに様々な作家が
想像力を膨らませて作品を提供。
小説もあれば、エッセイ物もあり、形式もさまざまであり、
また内容も実に多様。
ひとつのテーマでありながら、
作家の個性があふれている。
とても楽しめる一冊。
想像力を膨らませて作品を提供。
小説もあれば、エッセイ物もあり、形式もさまざまであり、
また内容も実に多様。
ひとつのテーマでありながら、
作家の個性があふれている。
とても楽しめる一冊。
2008年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夢というお題で、それぞれ十二人の作家さんによる文章と絵のコラボ本だ。作家さんが豪華だったので、読んでみる。
人間は大抵摩訶不思議な夢を見るということが、よくわかり納得する。
島本理生さんの夢物語でふと立ち止まる。夢か現かよくわからない。夢という単語が一度でてくるだけだ。現実をうけとめるということに重きをおいた叙情的な物語だ。
堀江さんは個人的に大好きな作家さんであり、今回も凛とした文章で、まるでスナフキンの紀行文を読んでいるようだった。
穂村さんは穂村節で、自分も寝うんこ人間の仲間ということがわかり(とほほ)、辻村深月さんのスピード間がある夢に心が躍った。
おしっこをする夢は、子供の頃にだれもが見ているらしいということもわかった。
夢物語と絵のコラボということで、全体的にとても素敵な装丁になっている。暑くて眠れない夜のお友によい一冊だ。
人間は大抵摩訶不思議な夢を見るということが、よくわかり納得する。
島本理生さんの夢物語でふと立ち止まる。夢か現かよくわからない。夢という単語が一度でてくるだけだ。現実をうけとめるということに重きをおいた叙情的な物語だ。
堀江さんは個人的に大好きな作家さんであり、今回も凛とした文章で、まるでスナフキンの紀行文を読んでいるようだった。
穂村さんは穂村節で、自分も寝うんこ人間の仲間ということがわかり(とほほ)、辻村深月さんのスピード間がある夢に心が躍った。
おしっこをする夢は、子供の頃にだれもが見ているらしいということもわかった。
夢物語と絵のコラボということで、全体的にとても素敵な装丁になっている。暑くて眠れない夜のお友によい一冊だ。