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木蓮荘綺譚 伊集院大介の不思議な旅 単行本(ソフトカバー) – 2008/6/26

3.7 5つ星のうち3.7 13個の評価

大人気伊集院大介シリーズ 老貴婦人の住む、花に囲まれた館。大介が誘われるように入り込んだその場所には、概観とは裏腹に、まがまがしい事件の臭気が立ち込めていたのだった。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/6/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/6/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 306ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062147890
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062147897
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 13個の評価

著者について

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栗本 薫
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別名に中島梓。東京生まれ。

早稲田大学文学部卒。1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。

1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。

小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。1979年よりスタートした、ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、2009年著者病没により130巻が最終巻となった。著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高校生の時に「伊集院大介」に出会ってから二十数年。
本書を最後に、もう伊集院大介の活躍を読むことはできなくなってしまいました。
彼のことが大好きで、彼のような優しい人になりたいと思いました。

しかし、本書の中では、彼は探偵というものに少し疲れ始めていたようで、このタイミングで最後になったのは、かえって良かったのかもしれません。
久しぶりに、「絃の聖域」から読み返してみたくなりました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当に久々に読みました。今まで読んだイメージと少し違っていましたが、おもしろかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月30日に日本でレビュー済み
不思議な旅という副題があるが,伊集院大介は近所を散歩するだけだ。
栗本薫らしい表現だろう。

伊集院大介は栗本薫自身だが,
アトムくんも栗本薫かもしれない。

中心人物の木蓮荘の住人は,ピアノの先生。
お手伝いの老女との二人暮し。

子供の失踪事件と殺人事件。

ながく続く叙述の後に,急展開で事件が収束する。
文学と音楽の接点をうまく編み出している。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月5日に日本でレビュー済み
 僕はあなたが大好きでした。
さようなら、伊集院大介。
僕はあなたと出会えて幸せでした。

これからお読みになる方には、 六月の桜を読んでからにした方がとだけ言っておきます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月9日に日本でレビュー済み
内容についてはringmooさんがお書きになった通りと思います。

ちょっと別の視点から・・・。
11ページ2行目にこういう下りがあります。
「伊集院大介はしだいにおのれのなりわいであるはずの私立探偵業、というものにいくぶん疲れはじめていた」

この一文を読んだ時に、ずっと私立探偵として走り続けてきた伊集院大介が、人生の最終コーナーに差し掛かり
つつあるのではないかと、少なからずショックを受け、寂しい気持ちになりました。同時に、栗本先生が意識す
るしないに関わらず、現在のご自分の状況が影響しているのではないかと思いました。

もちろん、伊集院大介の活躍はこれからも読みたいですが、私を含め栗本ファンの大半は「グイン・サーガ」の
完結を心待ちにしているはずです。ことここに至っては、他のシリーズを差し置いてでも「グイン・サーガ」に
専念していただき、少しでも完結に向けて筆をすすめて欲しい、そういう気持ちでいっぱいです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年8月4日に日本でレビュー済み
栗本薫好みの大正浪漫的なものと、現代的な孤独な老人の問題、大人になりきれない「夢見る夢子さん」といったいくつかの要素が組み合わされた作品になっています。

タイトルにあるように、「木蓮荘」と言う旧い邸宅が舞台です。そこに住むのは、80歳になるピアノ教師とお手伝いの老女の二人です。
その周りを散歩する伊集院大介は、そこで娘を捜す婦人に出会います。そこから、過去の3つの少年少女の失踪事件が浮かび上がります。
伊集院大介の苦渋に満ちた推理が展開されます。

非常に雰囲気のある作品です。
しかし、推理小説の楽しみという点では、怪しい人物が限られてしまうため、結果は見えてしまいます。
従って、この作品は謎含みの文字通り「綺譚」として読むべきだと思います。そうすれば、十分に楽しめる作品だと思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート