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宿屋めぐり 単行本 – 2008/8/7

4.3 5つ星のうち4.3 41個の評価

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執筆7年。新たな傑作長編小説の誕生!

主はいつも言っていた。
「滅びにいたる道は広く、光にいたる道は狭い。おまえらはいつも広い道ばかり行こうとするが、それは天辺から誤りだよ」

主の命により大権現へ大刀を奉納すべく旅をする鋤名彦名は、謎のくにゅくにゅの皮に呑まれ、「偽」の世界にはまりこむ。嘘と偽善に憤り真実を求めながら、いつしか自ら嘘にまみれてゆく彦名の壮絶な道中。その苦行の果てに待ち受けるものは。
俺は俺の足で歩いていくのだ。俺の2本の足で正しい道を。

第61回野間文芸賞受賞
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/8/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 610ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062148617
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062148610
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 41個の評価

著者について

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町田 康
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作家、ミュージシャン。1962年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。97年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、 Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り 子」で川端康成文学賞を受賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞した(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 あなたにあえてよかった―テースト・オブ・苦虫〈8〉 (ISBN-13: 978-4120041235 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
41グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魂の救済!
否、畢竟知らんと放擲されるのだけれども。
死により生が香る、それは感動です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年7月21日に日本でレビュー済み
 町田パンク精神ワールドにすっかりぱまりこんだ、普通の人であるわたくし。告白の描く未知の精神世界を文章化した町田氏の筆力には感動した。今作にはさらに冷静な筆者の筆による勝手気ままに流動する主人公の「主義」の移ろいを「ありえない世界描写」「奇天烈な時代と場所」で想像するにも、困難な場面展開がぐるぐ〜ると回転し、パンクのリズムで進行する。
 告白でこの麻薬にすっかり慣れたはずのわたしにもあちこちで頭が痙攣した。そしてだんだんこの麻薬文章にもぱまりごんでしまった。今頃気づいたが、町田ワールドでは漢字の的確な当て込みがキラキラ光るように世界構築に活かされている。例えば
王裂=おおさかなどのように。古典文学に通じていなければ読めないような正統派の言葉遣いもそうだ。単なるパンク野郎、いや一般人には読めない作品となっている。これらは辞書も引けないしね。そうなるとどうなるか分からずにとにかく読み進むことになる。誤解したまま読む進むことになる。いいのか?それで!?
 それで、いいのだ!バカボンのパパの金言通りに訳わからなくても、精神は通じるのだ。英語が分からなくても映画が観れるのだ。なんで?そんなこたぁ、人の心、精神ってもんがそんなもんだから。
 さて、宿屋めぐりを映画化するつわものはいないか?!だれかいないか?!アニメならどうだ?!いけるんじゃないか!?
いや表紙のような日本人形による人形劇が良いのではないだろうか。あの気味の悪い眼、おっと深い思いのありそうな眼とたたずまい。イケそうな気がする。
 ★ひとつ減らしたのは、告白での筆に緩みが全くない完璧なワールドが、今回は後半から終結に向けてやや「ためらい」というか、詰めに「普通さ」や「まとめ!」がみられたこと。町田麻薬も限界なのか?もっと、もおおっとですよ。最後まで。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月1日に日本でレビュー済み
 一気に思いつくまま書き上げるような短編小説も良いですが、本書や「告白」のようなじっくり腰をすえて書き上げた長編小説には、短編小説にはない腹にずしりとくるような読後感があり、本を読んだ後の幸福感は長編小説の方が後を引きます。
 分厚い本書を手に持ったときに感じる重量感が、読み進めていくにつれ、心に侵入するくにゅくにゅした重みへと変わっていく感触があり、なんとも愉しいです。
 本書の主人公は、町田康の他の作品同様、あらゆる災難・濡れ衣を着せられる巻き込まれ型タイプです。
 しかし、本書の主人公は、苦難を避けイージーな方向へ進みたいのに災難に巻き込まれるうち、ポジティブな考えを持つようになります。
 たとえば
「もう一度生きようと思った。あの時のガッツを思い出せよ、俺。」
「考えてみればこの世界に落ちて以来、俺はどこか欺瞞的だった。どうせ贋の世界だ、と思って退嬰的な言動をとっていた。人間はそんなことではだめだ。いずれいま生きているところが真実・真正の世界だと思って行動しなければ人生そのものが嘘になる。いく先には様々な困難が待ち受けていることだろう。でもそれを恐れて欺瞞的に生きるより困難にたち向かって生を実感していた方がよい。いやあ目が覚めた」
 などと言ったりしてやる気を爆発させるのですが、調子が良くなり贅沢な暮らしをし始めると自分の行動を正当化する考えを持つ。
「俺は自分のためだけを考えて行動しているのではなく、他人のために生きる。義のために生きる。ということも少しはやっているのであって、主はそこのところを評価してくれるはずと思うのだ。俺はこの嘘と本当が二重写しになったような世界で、あの世のホンマとウソを我と我が身で抱え込んでこの世のホンマとウソをひっくり返しているのだ。」
 理想と現実のハザマで苦悶するまさにリアルな人間の生き様です。
 さて人間はいったいどのように生きればいいのでしょうか。
 本書におけるその答えは、「知らん。自分で考えろ」
 
 
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月25日に日本でレビュー済み
「現在位置の自覚をせんと結果は容易に予想できる。」
ナンバーガールの歌からの引用です。

読みながら僕と主人公がどこにおるのか容易に見失います。

リズムでしかない。
そして救いようがない。

ただひたすら「どうにかしよ」でなく「どうにかなる」。
その先が気になるので着いていく。

分厚い本ですけど、乗ってしまえば無茶苦茶読みやすいです。

この調子でどんどんください。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月3日に日本でレビュー済み
町田康さんの「告白」は分厚い長編だったけど、この宿屋めぐりはさらに上を行く600ページ超の大ボリューム。
僕は最初これを読み始めた時、途中で挫折してしまって、再びページを開いたのは、しばらく経ってからだった。
文体はいつもの町田節。くにゅくにゅの皮の世界へばまりこんだ主人公鋤名彦名の旅の物語。
初めは、社会の不条理を説いた、町田さん得意テーマの小説なのかと思い読んでいた。
ところが物語が終盤に近づくにつれ、どうもおかしい。
不条理を訴えている側の鋤名彦名がどんどん窮地に追いやられていく。
そして、ラストシーンでの主との会話。
不条理と戦っていたはずの鋤名彦名は、己こそが滅びに至る広い道を歩いていたことを諭される。
この主がどことなくキリストを彷彿とさせるのだけど、それだけではなく、仏教の輪廻思想や解脱と受け取れるような内容もあり、これはもしかしたら、町田さんの宗教観や死生観をテーマにした小説なのかもしれないと、読み終えてから思い直した。
この物語の中では結局誰も救われない。皆が皆、原罪を抱え、それぞれの破滅の形へと向かって行く。
壮絶な小説だ。町田さんにしか書けない圧倒的な作品だと思う。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この書物、長編小説「宿屋めぐり」は過去の長編小説「告白」に次ぐ物。
「告白」より単行、文庫は頁数が落ちるが、分割されることなく分厚い
文庫で読んだ。文庫は解説があるのも良いし。

この作品は、「告白」「パンク侍〜」等の一連の時代物と同時期に
作品執筆されていたようで、被る様な台詞も多々ある。その上、休筆
されていた期間が数年と長く、7年掛けて単行化されたようだ。

話の進み方は(リズムと言うのか)かなり上手いが
全体的な纏まりはあまり感じられず、ありえない急の展開が多い。
彼独特の造語(当て字)や、意味不明な文体、常用外の漢字・言葉などは
調べても何処にも載ってない言葉もある。この辺は他の読者はスルーするのか
私は気になって仕方が無い。

主人公が芸人になる辺りまでの話は比較的面白みがあり、テンポも良い。
町田氏の粋な文体が特に好きで、同じ関西人として気持ちが良い。

この本書のピークは「贋の世界」にばまりごんだ少々横柄な主人公が
その世界で出会う人間たちに騙され貶められ、あらぬ罪障を背負って行き
主人公の仕事であった太刀奉納の太刀を盗んだ偽善者である「別鱈珍太」に
逆襲、報復、拷問するシーンだと思うが、表現の自由なのか何なのか
今までの町田氏作品のレベルの表現の度を遥か超えて、有害図書並みにグロテスクである。
この表現でも賞は取れるのか・・・。残忍度では最高度と言っても誤りは無い。
町田氏が持余す最大限の言語の残忍さで、大人の私でも凍りつくレベルである。
学生、婦女子なんかには到底勧められないし、これを何とも思わない他のレビュー者は
冷酷人間で、所詮パラパラ読み。
本書は安易に手は出さない心得も必要であると警告する。それ故、評価は低い。
(終盤の表現を見て、態勢派の私でも中途放棄も考えたほど。)

悩みながらも利益利潤優先で行動をしてしまう主人公は、何ら私らと変わらない。
人は迷いながら、失敗しながら痛手を負い、それでもまた改めながら生きて行く。
その様の主人公は「人現模様」そのものではないだろうか。
最後こそ主が見捨てるなど、「主」も「主」ではないような気もする。
何処までも救いの手があり、最早「菩薩の域」が「主」でありたいと願うのは間違いか。。。

主人公を騙し貶めた連中は主の使いで、別鱈珍太は本物の偽善者だったのか?
その辺がピークなのに、主人公の揺るぐ思念の文面が長々と続き「結局は何?」と
突っ込みたくなるその渦は、町田氏文体の特徴でもあり彼の長編の証。

結句、主人公は道理一つ間違えてはいけない主の創造で駒でしかないのか。。。悲しいな。
例えば、自分を救ってくれた人間が処刑されるなら、助けに行く覚悟で自分も死なないと
それは正義でないの?真実でないの?違うような気もする。あくまで冷静に。

終盤面白おかしく書いている文面と、極まった文面とが交錯し過ぎて肝心の小説の軸が相殺され
弱まっている感がある。ラスト何かは漫画並みの描き方で、長編の割りにかなり締めが弱い。
ラストの締めがもう少し極まっていて欲しかった。長編だけに物惜しい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月21日に日本でレビュー済み
 町田康の文章はでたらめに書いてあるようで、要点はしっかりと把握している。でたらめに書いてあるようなところも、むしろ一種のギャグとなっている。
 日本らしいところが舞台なのだろうという設定以外は、時代も状況も設定がムチャクチャになっているのだが、それがある種現代日本の心情を反映していて、そこが前衛的な面白さがあるのだろうとか思われる。
 この本も、よんでいると、これはどういう小説なのだというような表現が出てきて、荒唐無稽ではあるのだが、読み取られる意匠は確固としてある。読んでいて笑えるところがいっぱいある。分厚い本だが、読み甲斐はたしかにあった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年12月6日に日本でレビュー済み
名作「告白」にはおよばないと思いますが、町田康しか書けない、ぶっ飛んだ世界を展開してくれます。
年を経るに従い、物語の世界が深化してきているのは素晴らしいのですが、笑いの要素が少なくなってきているのは、ちょっとさみしい感じもしますね。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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