40代になっても、腕枕を朝まで持続させようと努力するとか、
グアムに旅行に来て、外国人のフレンドリーさにおびえてるとか、
どれもこれもがせつないです。
そして、穂村さんは
ずっとこのままで、おじいさんになってほしい。
タイトルにもなっている「整形前夜」というエッセイでは、
マリリン・モンローについて、
スターであり、いち女性であることのせつなさについて、
とってもせつなく言いあらわしていて、
眠れなくなったほどでした。
また、それぞれのエッセイに付属している短歌が、
とっても良いです。
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整形前夜 単行本(ソフトカバー) – 2009/4/1
穂村 弘
(著)
本当の今日は、いつも1日先にあるように思えてならない。
『世界音痴』『にょっ記』の著者による最新エッセイ集
明日死ぬかもしれない、を前にノーマ・ジーンは微笑み、詩人はお菓子をポケットにしのばせた。
非エレガンスのドミノ倒し/七三からの脱出/映画と現実/もうひとつの時間/普通列車「絶望」行/好き好きセンサー/他者の心の謎/逸脱者の夢/来れ好敵手/自意識トンネル/裏返しの宝石/共感と驚異/表現の痕跡/言葉の迷宮(低次元バージョン)/ふたつの人生が混ざる場所/恋への挑戦――<目次より>
『世界音痴』『にょっ記』の著者による最新エッセイ集
明日死ぬかもしれない、を前にノーマ・ジーンは微笑み、詩人はお菓子をポケットにしのばせた。
非エレガンスのドミノ倒し/七三からの脱出/映画と現実/もうひとつの時間/普通列車「絶望」行/好き好きセンサー/他者の心の謎/逸脱者の夢/来れ好敵手/自意識トンネル/裏返しの宝石/共感と驚異/表現の痕跡/言葉の迷宮(低次元バージョン)/ふたつの人生が混ざる場所/恋への挑戦――<目次より>
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/4/1
- ISBN-104062153963
- ISBN-13978-4062153966
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 267ページ
- ISBN-10 : 4062153963
- ISBN-13 : 978-4062153966
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,425,186位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,256位近現代日本のエッセー・随筆
- - 186,124位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月3日に日本でレビュー済み
「妄想系」の軽いエッセイもあれば、詩歌さらには文学について真面目に論じた文章もある。どうやら初出の掲載紙/掲載誌の違いらしい。
後者のなかで、詩歌が世間一般で「読まれない」のは「わからない」せいだろうとしたあと、著者は「私の場合、20年以上詠みまたは読み続けている短歌でも『わかる』のは全体の60%くらいである。俳句は25%、現代詩では10%くらいだろうか。(pp.105-106)」と書く。そうなんだ! そもそもそんなに簡単にわからないものなんだ。
もしかすると学校で詩歌の理解とか解釈とかを習うため、「わからなくてもいいのだ」と思えなくなっているのかもしれない。闇雲に音読させたり暗唱させたりするのがいいのかも分からないが。
著者の文章への期待度が上がってしまっているからだろうか、本書はそれほど面白くなかった(☆☆☆と☆☆☆☆の間でちょっと☆☆☆寄り)。
後者のなかで、詩歌が世間一般で「読まれない」のは「わからない」せいだろうとしたあと、著者は「私の場合、20年以上詠みまたは読み続けている短歌でも『わかる』のは全体の60%くらいである。俳句は25%、現代詩では10%くらいだろうか。(pp.105-106)」と書く。そうなんだ! そもそもそんなに簡単にわからないものなんだ。
もしかすると学校で詩歌の理解とか解釈とかを習うため、「わからなくてもいいのだ」と思えなくなっているのかもしれない。闇雲に音読させたり暗唱させたりするのがいいのかも分からないが。
著者の文章への期待度が上がってしまっているからだろうか、本書はそれほど面白くなかった(☆☆☆と☆☆☆☆の間でちょっと☆☆☆寄り)。
2009年7月6日に日本でレビュー済み
読んでみてつくづく、どうして穂村さんの文章はこう、人の心の琴線を揺さぶりまくるんだろうなーと思ってしまう。
(「大学デビュー」の話とか、特に・・・)
日常のふとした瞬間に感じる「ちょっと情けない自分」を、これでもかと思い起こさせてくれます(笑)。
でも、それが露悪的に書かれるわけじゃなく、ふっと笑ってしまったり、しみじみしてしまったりするところが穂村さんの文章。
効果的に挟まれる自作、他作の短歌も、いいアクセントになっています。
やたらと共感しながら、どんどん読み進めてしまう一冊です。
(「大学デビュー」の話とか、特に・・・)
日常のふとした瞬間に感じる「ちょっと情けない自分」を、これでもかと思い起こさせてくれます(笑)。
でも、それが露悪的に書かれるわけじゃなく、ふっと笑ってしまったり、しみじみしてしまったりするところが穂村さんの文章。
効果的に挟まれる自作、他作の短歌も、いいアクセントになっています。
やたらと共感しながら、どんどん読み進めてしまう一冊です。
2019年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
相変わらず面白かった。
ひとつひとつのエッセーから透けて見える著者の人柄に惹かれてしまう。
基本はナンセンスや卑屈さで笑えて、時折人生や世界への真剣な考察にハッとさせられる。
ひとつひとつのエッセーから透けて見える著者の人柄に惹かれてしまう。
基本はナンセンスや卑屈さで笑えて、時折人生や世界への真剣な考察にハッとさせられる。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
穂村氏の本はどれもおもしろい
その前提でいえば「ややおもしろい」は少し残念
心地よくシンクロできる自虐が彼の真骨頂だが
掲載雑誌の対象読者によっては
自虐の強弱をつけているので
私としてはやや不満なだけで
一般的には充分イケてます
その前提でいえば「ややおもしろい」は少し残念
心地よくシンクロできる自虐が彼の真骨頂だが
掲載雑誌の対象読者によっては
自虐の強弱をつけているので
私としてはやや不満なだけで
一般的には充分イケてます