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ともしびマーケット (100周年書き下ろし) 単行本(ソフトカバー) – 2009/7/22
朝倉 かすみ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
“吉川新人賞受賞後第一作の長編小説” 自己破産した男、片思い中の中学生、行き遅れた中年女性──ここ「ともしびマーケット」で、いろいろな人生が重なり合う。それぞれの「いい日」を夢見て。
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/7/22
- ISBN-104062156288
- ISBN-13978-4062156288
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/7/22)
- 発売日 : 2009/7/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 258ページ
- ISBN-10 : 4062156288
- ISBN-13 : 978-4062156288
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月24日に日本でレビュー済み
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連作短編集ですが、各章ごとに主人公が、異なります。ともしびマーケットにやってくる人たちに興味が持てれば、はまります。個人的には最後の章は、いらなかったかな?重なる人生とすれ違う人生があってもいいと思った。
2012年5月14日に日本でレビュー済み
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「いい日」の専業主婦・敷波智子(しきなみ・ともこ)さん(29)は、ともしびマーケット鳥居前店で赤子のようにネスカフェ大瓶を抱く月足(つきたり)さん(齢六十前後)を訝しみます。
「冬至」の門田新子(もんでん・しんこ)さん(44)は、ともしびマーケット鳥居前店の生肉部門で働いていますが、同じ部門の清野(せいの)さん(53)に想いを寄せています。「平河」の砥部俊平(とべ・しゅんぺい)さん(44)が、ともしびマーケット鳥居前店で雲丹を買わずにハーフで五百五十円の鰻を買って外に出ると、そこには中学の同級生の稲垣さんがいます。
「ピッタ・パット」の加藤シズク(中学二年生・滴)さんは同じ学年の佐藤ミガク(研)くんに恋をしていますが、彼女のオバサンは月足かず子さんです。シズクさんは、ともしびマーケット鳥居前店でチョコレート購入します。
「232号線」の真島汐音(ましま・しおね)さん(20?)は父母の離婚後に家出をした清野さんの娘さんですが、彼女が今日ともしびマーケット鳥居前店を訪れたのは別れて十年の父に無心をするためです。
「流星」の後町広蔵(うしろまち・こうぞう)さん(70)は、ともしびマーケット鳥居前店に妻・初子(69)さんと買物に来ますが、彼は清野さんの義理の兄です。
「私(わたくし)」の明田(あけた)まひろさん(23)は恋に破れたフリーターですが、郵便局で局員と激しく交渉している野口たき子さん(小柄な老婆)を見かけます。その後、ともしびマーケット鳥居前店によると月足さんがいて、妊娠六ヶ月の敷波智子さんを紹介され、また野口たき子さんとも知り合いになります。
「その夜が来て」の蜂須蓉子(はちす・ようこ)さん(32)はともしびマーケット鳥居前店でノッポとちびと太っちょの三人組に出会いますが、彼らは花屋の近くに立っていた稲垣さんのことを「先生」と呼びます。
「土下座」の菊池大悟(きくち・だいご)さん(27)は現在無職ですが、恋人のお金を盗むようなろくでなしです。ともしびマーケット鳥居前店に続々と集結した登場人物たちに囂々の非難を浴びますが、やがて大団円を迎えます。
習作なので技はこなれていないが(例えば複数話に登場するコインの扱い方など)、後に作品化された小説の文字通り「原点」なので、作家・朝倉かすみを知る上で重要な作品だと思われる。語り口は三種類あって、オーラスは舞台劇となっている。全体構成的に成功しているとは思えないが、個人的には気に入った。
「冬至」の門田新子(もんでん・しんこ)さん(44)は、ともしびマーケット鳥居前店の生肉部門で働いていますが、同じ部門の清野(せいの)さん(53)に想いを寄せています。「平河」の砥部俊平(とべ・しゅんぺい)さん(44)が、ともしびマーケット鳥居前店で雲丹を買わずにハーフで五百五十円の鰻を買って外に出ると、そこには中学の同級生の稲垣さんがいます。
「ピッタ・パット」の加藤シズク(中学二年生・滴)さんは同じ学年の佐藤ミガク(研)くんに恋をしていますが、彼女のオバサンは月足かず子さんです。シズクさんは、ともしびマーケット鳥居前店でチョコレート購入します。
「232号線」の真島汐音(ましま・しおね)さん(20?)は父母の離婚後に家出をした清野さんの娘さんですが、彼女が今日ともしびマーケット鳥居前店を訪れたのは別れて十年の父に無心をするためです。
「流星」の後町広蔵(うしろまち・こうぞう)さん(70)は、ともしびマーケット鳥居前店に妻・初子(69)さんと買物に来ますが、彼は清野さんの義理の兄です。
「私(わたくし)」の明田(あけた)まひろさん(23)は恋に破れたフリーターですが、郵便局で局員と激しく交渉している野口たき子さん(小柄な老婆)を見かけます。その後、ともしびマーケット鳥居前店によると月足さんがいて、妊娠六ヶ月の敷波智子さんを紹介され、また野口たき子さんとも知り合いになります。
「その夜が来て」の蜂須蓉子(はちす・ようこ)さん(32)はともしびマーケット鳥居前店でノッポとちびと太っちょの三人組に出会いますが、彼らは花屋の近くに立っていた稲垣さんのことを「先生」と呼びます。
「土下座」の菊池大悟(きくち・だいご)さん(27)は現在無職ですが、恋人のお金を盗むようなろくでなしです。ともしびマーケット鳥居前店に続々と集結した登場人物たちに囂々の非難を浴びますが、やがて大団円を迎えます。
習作なので技はこなれていないが(例えば複数話に登場するコインの扱い方など)、後に作品化された小説の文字通り「原点」なので、作家・朝倉かすみを知る上で重要な作品だと思われる。語り口は三種類あって、オーラスは舞台劇となっている。全体構成的に成功しているとは思えないが、個人的には気に入った。
2009年8月1日に日本でレビュー済み
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「初の書き下ろし小説」と帯にありますが、4・5年前の出来事であることがわかる描写になっています。特にその年にこだわる必要もないので、古さを感じたのが残念です。
松チョイで宣伝していなかったら読まなかったでしょうが、読後に「損した。時間を返せ!」とは思いませんでした。
なお、ドラマ化や映画化しやすいと感じました。九つの短編集ですが、すれ違いで登場人物が色々リンクします。
松チョイで宣伝していなかったら読まなかったでしょうが、読後に「損した。時間を返せ!」とは思いませんでした。
なお、ドラマ化や映画化しやすいと感じました。九つの短編集ですが、すれ違いで登場人物が色々リンクします。
2014年7月21日に日本でレビュー済み
札幌にある「ともしびスーパーマーケット鳥居前店」にからむ、様々な人々の人間模様。連作短編9編である。最近の短編集って、それぞれまったく独立した短編集ではなく、何かしらリンクしているものが目につく。同じ登場人物が必ず出てきたり、・・・・・たり。
これは同じお店に絡まる物語群だ。ただ何だか意味ありげな短編集がおおいが(それはそれで嫌いではないが)これはどちらかというとほのぼの系?
いつもネスカフェの大瓶をかかえているおばさん、それを訝しく思う主婦、44歳独身の女性従業員、その彼女が昔憧れていた中年男性、女子中学生と片思いしている男子、従業員の無口な男と生き別れしているその娘、その男と曰くのある老境の夫婦、破恋で「引きこもっていた」がやっと表に出て行く気になった娘、東京から転勤してきた保険会社勤め男性の妻、その筋っぽく見えるが案外気の良い失業中の男、などなどがそれぞれに主人公になる短編の中に、他の人々が絡んでくる、それがまるで井戸端会議のを聞いているような、雑多なおかしな、又はもの悲しい物語になってくるのである。
読んでて、向田邦子の文体に似てると思ったり、角田光代に似ていると思ったり、もしかしたら一編ごとに少し文体を変えているのかなと思ったが考えすぎかもしれない。総体に重松清系?そうでもないか、暖かな余韻の残る作品だったといっておこう。
これは同じお店に絡まる物語群だ。ただ何だか意味ありげな短編集がおおいが(それはそれで嫌いではないが)これはどちらかというとほのぼの系?
いつもネスカフェの大瓶をかかえているおばさん、それを訝しく思う主婦、44歳独身の女性従業員、その彼女が昔憧れていた中年男性、女子中学生と片思いしている男子、従業員の無口な男と生き別れしているその娘、その男と曰くのある老境の夫婦、破恋で「引きこもっていた」がやっと表に出て行く気になった娘、東京から転勤してきた保険会社勤め男性の妻、その筋っぽく見えるが案外気の良い失業中の男、などなどがそれぞれに主人公になる短編の中に、他の人々が絡んでくる、それがまるで井戸端会議のを聞いているような、雑多なおかしな、又はもの悲しい物語になってくるのである。
読んでて、向田邦子の文体に似てると思ったり、角田光代に似ていると思ったり、もしかしたら一編ごとに少し文体を変えているのかなと思ったが考えすぎかもしれない。総体に重松清系?そうでもないか、暖かな余韻の残る作品だったといっておこう。
2010年3月28日に日本でレビュー済み
朝倉かすみさんの作品は今までほとんど読んできていますが、個人的には今回の作品ではなんだか少し腕が落ちたような感じを覚えました。
短編集でひとつひとつの話が成り立っていて、なおかつそれらが少しずつリンクしていて、物語のどこかで【出会ったことのある人】が何度か登場するのは、作風としては好きですし面白かったです。
でも、人々の日常を書いているにもかかわらず、なぜか私には作品全体として変な不気味さや、もちろんフィクションなのですが【嘘くささ】が感じられたりしました…登場人物の名前が変わっていて何だか現実的じゃなかったのもあったかもしれません。
あと、最終話もなんだか一つだけ浮いていて…
これが腕が落ちたと感じた理由でしょうか?
それでも、朝倉さんには他の誰にも当てはまらない良い世界があると思うので、これからも期待していきたいです。
短編集でひとつひとつの話が成り立っていて、なおかつそれらが少しずつリンクしていて、物語のどこかで【出会ったことのある人】が何度か登場するのは、作風としては好きですし面白かったです。
でも、人々の日常を書いているにもかかわらず、なぜか私には作品全体として変な不気味さや、もちろんフィクションなのですが【嘘くささ】が感じられたりしました…登場人物の名前が変わっていて何だか現実的じゃなかったのもあったかもしれません。
あと、最終話もなんだか一つだけ浮いていて…
これが腕が落ちたと感じた理由でしょうか?
それでも、朝倉さんには他の誰にも当てはまらない良い世界があると思うので、これからも期待していきたいです。
2009年9月11日に日本でレビュー済み
マーケットを舞台まわしにして、人物のかすかなつながりや、生活や感情の微妙な起伏が、簡潔な描写で描かれている。ただ、最終章だけは、この本の中で浮いている。削除するか、どうしても必要なら、産気づいた智子をヒモの彼女が介護して救急車で病院につきそった後に、二人の関係を周囲の人物との会話を絡めて描く方がよい。その途中に親子の再会などなどを織り込めばよかったのではなかろうか。ということで、星3個です。読みながら、「If Nobody Speakes of Remarkable Things」と「美しい人(Nine Lives)」を思い出したが、昔からある手法なので、まねたわけではないだろう。独特の語り口と世界があるのだから。