何が言いたいのかわからないところは、自分で答えを見つけ自分で理解すれば良いと思い、
評価される星の低いこの本を購入。
長距離列車の中で一気に読みました。
自分の捜し求めた作品ではないので、次のページが予想外。
しかし、このような内容は、自己啓発本より遥かに説得力のある表現に出会える。
読み終えたときの脱力感は、やはり田中さんらしい作品。
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犬と鴉 単行本 – 2009/9/30
田中 慎弥
(著)
三島&川端賞作家の最新作
空から落とされた無数の黒い犬が戦争を終わらせた。悲しみによって空腹を満たすため、私は図書館に篭る父親の元へ通い続ける。歪んだ家族の呪われた絆を描く力作
空から落とされた無数の黒い犬が戦争を終わらせた。悲しみによって空腹を満たすため、私は図書館に篭る父親の元へ通い続ける。歪んだ家族の呪われた絆を描く力作
- 本の長さ170ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/9/30
- ISBN-10406215773X
- ISBN-13978-4062157735
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/9/30)
- 発売日 : 2009/9/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 170ページ
- ISBN-10 : 406215773X
- ISBN-13 : 978-4062157735
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,369,317位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犬と鴉(『群像』2009年7月号)
幻想の二回目の戦争での父と子の相克なのか? 鯨のヘリコプターから腸のような筒が降りて、その中から出てきた黒い玉が犬になって……とかいう感じ。悲しみがあれば満腹になれるとか面白いテーゼもあったが失敗作だろう。
血脈(『群像』2006年5月号)
キールと呼ばれる竜骨を作る家系の出来損ないの六代目と父との相克。こっちの方が面白い。
聖書の煙草(『群像』2008年2月号)
これが吉田修一だったら「パレード」になるんだろうが、田中さんだから聖書の一ページを破ってお仕舞い。普通の狂気が巧みか?
幻想の二回目の戦争での父と子の相克なのか? 鯨のヘリコプターから腸のような筒が降りて、その中から出てきた黒い玉が犬になって……とかいう感じ。悲しみがあれば満腹になれるとか面白いテーゼもあったが失敗作だろう。
血脈(『群像』2006年5月号)
キールと呼ばれる竜骨を作る家系の出来損ないの六代目と父との相克。こっちの方が面白い。
聖書の煙草(『群像』2008年2月号)
これが吉田修一だったら「パレード」になるんだろうが、田中さんだから聖書の一ページを破ってお仕舞い。普通の狂気が巧みか?
2013年1月21日に日本でレビュー済み
著者の作品は共喰いが初めて読む小説でしたので
期待が大きすぎたのかもしれませんが、この文庫
本に関しては見事にスカされました。
面白くなりそうな断片はあるのですが、構成や文章が
荒削りで発展途上の作家の手によるものとあきらかに
分かってしまいます。
漱石の「趣味の遺伝」という作品を読んだときに、難解
さは感じましたが、どことなくまた読んでみたいと思った
記憶があるのですが、「犬と鴉」には単なる冗長さ以外は
感じず、戦争に対する感性にも共感できませんでした。
個人的には「聖書の煙草」が最も読み応えがありましたが
世界観が狭すぎて尻すぼみ的作品だと思いました。
解説の平野氏は、田中作品と三島由紀夫氏を比較して論じて
おられますが、どうも作品のレベルが違いすぎて頓珍漢な
印象が拭えませんでした。
期待が大きすぎたのかもしれませんが、この文庫
本に関しては見事にスカされました。
面白くなりそうな断片はあるのですが、構成や文章が
荒削りで発展途上の作家の手によるものとあきらかに
分かってしまいます。
漱石の「趣味の遺伝」という作品を読んだときに、難解
さは感じましたが、どことなくまた読んでみたいと思った
記憶があるのですが、「犬と鴉」には単なる冗長さ以外は
感じず、戦争に対する感性にも共感できませんでした。
個人的には「聖書の煙草」が最も読み応えがありましたが
世界観が狭すぎて尻すぼみ的作品だと思いました。
解説の平野氏は、田中作品と三島由紀夫氏を比較して論じて
おられますが、どうも作品のレベルが違いすぎて頓珍漢な
印象が拭えませんでした。
2010年2月16日に日本でレビュー済み
確か新聞のレビューで見て、読んで見ようとおもったはずです。
レビューに載るぐらいだから、注目作なのでしょう。
しかし比喩が多く、何の意味かわかりません。
読み通すのが苦痛で、1/3程度であきらめました。
ケルベロス第五の首、以来ですね、挫折してしまったのは。
レビューに載るぐらいだから、注目作なのでしょう。
しかし比喩が多く、何の意味かわかりません。
読み通すのが苦痛で、1/3程度であきらめました。
ケルベロス第五の首、以来ですね、挫折してしまったのは。