「制服マニア」向けの本ではありません。
自衛隊の現場で起こっていること…がカウンセラーの視点からリアルに書かれています。
著者は、「セレブな美しさを求める」女子アナ出身の自衛官(なんじゃそら!)。それだけで興味を引く…。
そんな彼女の激しい?半生も本の中で語られます(笑)
おちゃらけの内容もありますが、メンタルヘルスの基礎が分かりやすく書いてあるのでカウンセラーへの入門書としても、十分に活用できると思います。
男女問わずカウンセラーを目指す人、ニュースキャスターになりたい人、自衛官になりたい人も、読めば面接対策に生かせるかも。
サクッと読めるので、気軽にどうぞ
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女子アナ・吏良の海上自衛隊メンタルヘルス奮闘記 単行本 – 2010/12/7
山下 吏良
(著)
NHKキャスターから海自 ・臨 床心理士に大転身!
自殺や事故が頻発する海上自衛隊で、戦う男たちに寄り添う吏良1尉の24時間!
隊員の「うつ、心の病」のケアに奔走するメンタルヘルス最前線。
【内容紹介】
海自の現実を白日の下に晒す本書は、「海上自衛隊にとって両刃の剣である」
海上自衛隊といえども隊員の構成は日本社会の縮図。社会に若者の非行が蔓延すれば海上自衛隊でも非行が起こる。
世間にうつ病や自殺が増えれば海上自衛隊でも増える。
それどころか、自殺に関して言えば、不況にも強く壮健であるはずの海上自衛官の自殺発生率が、ときに成人男子の平均よりも高いというのはどうしたことだろうか? 海上自衛隊に特有の隠れた事故要因があるのか?
私が著者を知ったのは舞鶴地方総監のときだが、「海上自衛隊にもこういう人材が求められて入ってくる時代になったのか……」と、複雑な感慨を持った――。
――海上自衛隊佐世保地方総監・加藤耕司(「あとがき」より要旨抜粋)
【主な内容】
序章 事故の第一報
「くらまが衝突!」第一報が飛び込んできた
第1章 海自になぜ自殺者が多いのか
自殺の第一報! その日、私たちのチームは
第2章 女子アナの私が自衛隊に入った理由
私が転職を決意したあの出来事
第3章 入ってびっくり自衛隊ライフ
「軍人たる者、傘をさしてどうする」
第4章 メンタルヘルスの最前線へ
自衛隊を「弱音を吐ける組織」にしたい
第5章 日課は超多忙
「仕分け」面談開始
第6章 臨床心理士の役割
インド洋派遣艦へのメンタルヘルス
第7章 アフターケアの難しさ
惨事の現場とPTSD
第8章 心の病とどう付き合うか
身近な人がうつ病かなと思ったら
巻末レポート
うつ病とは何かー海上自衛隊医官・角田智哉
自殺や事故が頻発する海上自衛隊で、戦う男たちに寄り添う吏良1尉の24時間!
隊員の「うつ、心の病」のケアに奔走するメンタルヘルス最前線。
【内容紹介】
海自の現実を白日の下に晒す本書は、「海上自衛隊にとって両刃の剣である」
海上自衛隊といえども隊員の構成は日本社会の縮図。社会に若者の非行が蔓延すれば海上自衛隊でも非行が起こる。
世間にうつ病や自殺が増えれば海上自衛隊でも増える。
それどころか、自殺に関して言えば、不況にも強く壮健であるはずの海上自衛官の自殺発生率が、ときに成人男子の平均よりも高いというのはどうしたことだろうか? 海上自衛隊に特有の隠れた事故要因があるのか?
私が著者を知ったのは舞鶴地方総監のときだが、「海上自衛隊にもこういう人材が求められて入ってくる時代になったのか……」と、複雑な感慨を持った――。
――海上自衛隊佐世保地方総監・加藤耕司(「あとがき」より要旨抜粋)
【主な内容】
序章 事故の第一報
「くらまが衝突!」第一報が飛び込んできた
第1章 海自になぜ自殺者が多いのか
自殺の第一報! その日、私たちのチームは
第2章 女子アナの私が自衛隊に入った理由
私が転職を決意したあの出来事
第3章 入ってびっくり自衛隊ライフ
「軍人たる者、傘をさしてどうする」
第4章 メンタルヘルスの最前線へ
自衛隊を「弱音を吐ける組織」にしたい
第5章 日課は超多忙
「仕分け」面談開始
第6章 臨床心理士の役割
インド洋派遣艦へのメンタルヘルス
第7章 アフターケアの難しさ
惨事の現場とPTSD
第8章 心の病とどう付き合うか
身近な人がうつ病かなと思ったら
巻末レポート
うつ病とは何かー海上自衛隊医官・角田智哉
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/12/7
- ISBN-104062160706
- ISBN-13978-4062160704
商品の説明
著者について
山下 吏良
(やました・りら)
1972年、京都生まれ。同志社大学(心理学専攻)卒。テレビ大阪報道部記者を経て、NHKでニュースキャスターを務めたのち、フリーアナウンサーに。
この間、阪神淡路大震災や臓器移植問題の取材を通して、メンタルヘルスケアに興味を持ち、京都ノートルダム女子大大学院で臨床心理学を履修。
臨床心理士試験に合格し、2 0 0 7年10月、海上自衛隊に入隊。
現在、佐世保地方総監部で日々、海自隊員の心のケアに奔走中。
(やました・りら)
1972年、京都生まれ。同志社大学(心理学専攻)卒。テレビ大阪報道部記者を経て、NHKでニュースキャスターを務めたのち、フリーアナウンサーに。
この間、阪神淡路大震災や臓器移植問題の取材を通して、メンタルヘルスケアに興味を持ち、京都ノートルダム女子大大学院で臨床心理学を履修。
臨床心理士試験に合格し、2 0 0 7年10月、海上自衛隊に入隊。
現在、佐世保地方総監部で日々、海自隊員の心のケアに奔走中。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/12/7)
- 発売日 : 2010/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4062160706
- ISBN-13 : 978-4062160704
- Amazon 売れ筋ランキング: - 852,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 107,729位社会・政治 (本)
- - 129,326位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2011年7月29日に日本でレビュー済み
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正しい文章は忘れたが、「いじめなどで自殺や精神に支障をきたすのは本当は稀である」といった内容が書かれていた。しかもその根拠を「報告書を見ると」とは。 自衛隊にいじめは存在するし、それで辛い思いをしてきた人を職業上大勢知っているが、この記述は誤解を招き兼ねない。 どうもこの本は、そうでないと書きながらも「本人にも責任がある」という意図が見え隠れする内容である。 自衛隊の異質な部分を暴露した後には「自分のためにしてくれたこと」などのフォローも必ず入るし「やっぱりそういうことを書かなければ出版させてもらえなかったんだろうな」と感じた。 読み物としては面白いが、そういった点で微妙だった。
2010年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『女子アナ吏良の〜』と題にあるので、あまっちょろい内容を想像されるかもしれないが、本文はちっともあまっちょろくない。世間にあまり知られていない海上自衛隊の内情について、「メンタルヘルス」という切り口から興味深く書かれていて、一気に読んでしまった。メンタルヘルス、というと「あぁ、読む前から内容分かるよ」と思いがちだが、他の本とは一線を隔する面白さである。
筆者が自衛隊という組織に入って初めて感じる「え〜!!なに、これ!!」と思う素朴な疑問なども織り込まれていて、ずんずん引きこまれた。
私達素人は「自衛官は心身ともに強靭で当り前じゃ!」と、思ってしまいがちだが、自衛官も人間。仕事で悲惨な惨状に遭遇した時の心の問題はもちろん、部下や同僚が個人的な理由で自殺してしまった時に動揺する職場のケアなど、著者が対応するケースは多様である。
そんな様々な事態が起こる中でも、必死で奮闘する筆者の姿は働く女性にも勇気をくれる。
総監のあとがきも心に残った。”持続可能な精強・即応” 深い言葉である。
筆者が自衛隊という組織に入って初めて感じる「え〜!!なに、これ!!」と思う素朴な疑問なども織り込まれていて、ずんずん引きこまれた。
私達素人は「自衛官は心身ともに強靭で当り前じゃ!」と、思ってしまいがちだが、自衛官も人間。仕事で悲惨な惨状に遭遇した時の心の問題はもちろん、部下や同僚が個人的な理由で自殺してしまった時に動揺する職場のケアなど、著者が対応するケースは多様である。
そんな様々な事態が起こる中でも、必死で奮闘する筆者の姿は働く女性にも勇気をくれる。
総監のあとがきも心に残った。”持続可能な精強・即応” 深い言葉である。
2010年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「自衛隊」といえば、現憲法下でこそそういうものなんだろうが、常識的に考えればその能力はやはり「国防軍」なわけで、そういった組織に臨床心理士が採用されているということ自体に先ず驚いた。。。
自衛隊員と聞くと心身ともに健康で強靱という印象があったが、一般の「ひと」と何らかわりはないんだなぁということが良く分かった。そういえば、外国の軍隊にも従軍牧師がいたりするんだから、当たり前と言えば当たり前なのだろう。。
そのような「ひと」の集合体を機能させようとする志向が臨床心理士の採用というところに現れているのだろうか。
あとがきにもあるように本書は自衛隊にとって両刃の剣かも知れないが、一方で「身体」だけでなく、「ひと」の「精神やこころ」を大切にしようと奮闘努力している姿勢が伝わってきたように思う。
変に隠されるより、本当の姿が見えて、「魅力」になるところもあるのだなぁと感じた一冊だった。
自衛隊員と聞くと心身ともに健康で強靱という印象があったが、一般の「ひと」と何らかわりはないんだなぁということが良く分かった。そういえば、外国の軍隊にも従軍牧師がいたりするんだから、当たり前と言えば当たり前なのだろう。。
そのような「ひと」の集合体を機能させようとする志向が臨床心理士の採用というところに現れているのだろうか。
あとがきにもあるように本書は自衛隊にとって両刃の剣かも知れないが、一方で「身体」だけでなく、「ひと」の「精神やこころ」を大切にしようと奮闘努力している姿勢が伝わってきたように思う。
変に隠されるより、本当の姿が見えて、「魅力」になるところもあるのだなぁと感じた一冊だった。
2010年12月8日に日本でレビュー済み
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メンタルも海上自衛隊も肩肘張らずに読めて、すんなりと入る一冊です。
入門書としてどうぞ。
入門書としてどうぞ。
2011年9月23日に日本でレビュー済み
一般社会よりやや自殺率が高い海上自衛隊,その理由は・・・,相次ぐ衝突事故の根本は・・・,メンタルヘルス奮闘の内容は全体の1/3くらいで決して多いとはいえない.内容の多くは遅れて入った自衛隊幹部の目から見た海上自衛隊の活写である.勤務の大半を占める艦内生活ではプライバシーがなく,普通社会との接点が極端に少ない生活,また多忙を極める業務内容など,描かれているからは海上自衛隊のイメージは決して良いものではない.しかし解説で加藤海将が述べているように,この本は海上自衛隊の負の現実を公衆の面前にさらすのと同時に,改善に向けての前向きな問題提起であると捉えるべきである.建前・強がりがまかり通って改善が望めない,そんな硬直化し酸欠に陥っている組織に風穴を開けて新鮮な空気を通わせている著者は,組織内では異質ぶりにとまどいながらも歓迎され,かっての美貌と活発さおよび共感力を生かして組織内で支持者を得,臨床心理士として生き生きと活躍しているようだ.変に女性の権利を主張して組織の機能を阻害したりせず,この調子で国防の重要部分を担い地道に危険をものともせずにがんばっている海上自衛隊の隊員達をより元気にして欲しい.また硬直しがちな海自の組織風土が健全になることを祈る.
2010年12月20日に日本でレビュー済み
自衛官とて生身の人間。心も体も問題を抱えることがある。それに正面から向き合っているという事実を公表することに対してGOサインを出した海上自衛隊に「アッパレ」。組織のメンタルヘルスという重要課題をわかりやすく解説している良書である。
2014年2月2日に日本でレビュー済み
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富士通マウスは思ったほど軽くなかった 重い感じがする肩がこる
リモコンはよかった
リモコンはよかった