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小鳥を愛した容疑者 単行本(ソフトカバー) – 2010/7/29
大倉 崇裕
(著)
こんなに手強いヤツは初めてだ!!
元捜査一課・鬼警部補の前に立ちはだかったもの。それは可愛くも凶暴な――。
警視庁捜査一課で活躍していた鬼警部補・須藤友三。ある現場で銃撃を受けて負傷し、やむなく最前線を離れることに。数ヵ月後、リハビリも兼ねて容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課動植物管理係に配属され……た途端、今まで静かだったこの部署に、突如、仕事の依頼が次々と舞い込む。刑事時代にはあり得なかった現場、に“驚愕”の須藤! 動植物保護だけのはずが、なぜか事件の捜査にまで踏み込むハメになり、腕がなる!?
元捜査一課・鬼警部補の前に立ちはだかったもの。それは可愛くも凶暴な――。
警視庁捜査一課で活躍していた鬼警部補・須藤友三。ある現場で銃撃を受けて負傷し、やむなく最前線を離れることに。数ヵ月後、リハビリも兼ねて容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課動植物管理係に配属され……た途端、今まで静かだったこの部署に、突如、仕事の依頼が次々と舞い込む。刑事時代にはあり得なかった現場、に“驚愕”の須藤! 動植物保護だけのはずが、なぜか事件の捜査にまで踏み込むハメになり、腕がなる!?
- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/7/29
- ISBN-104062163497
- ISBN-13978-4062163491
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/7/29)
- 発売日 : 2010/7/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 354ページ
- ISBN-10 : 4062163497
- ISBN-13 : 978-4062163491
- Amazon 売れ筋ランキング: - 811,308位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 210,750位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマを見た後に読むという邪道読者ですが原作は、はるかに面白く一気に読み進めさす禁断のものでした。
2014年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
動物のことは詳しい方だけど、この本では知らないことも書いてあって、本当に面白く読めました。
続編も出たようなので、読んでみたいです。
続編も出たようなので、読んでみたいです。
2012年11月23日に日本でレビュー済み
10年07月の単行本
からの文庫化.初出は,09-10年に渡って掲載された『メフィスト』になります.
容疑者の逮捕により,置き去りにされたペットの世話をするという,警視庁内の新設部署が舞台.
実在するのかはともかくとして,確かに起こりえる問題であり,その着眼点がまずおもしろいです.
中身の方は,四篇の連作ミステリですが,読み手が作中からヒントを拾って考えるのではなく,
登場人物のやり取りや推理の過程,その解説,はたまた動物のうんちくを楽しむといったタイプ.
表題作の小鳥(ジュウシマツ)に始まり,ヘビ,カメ,フクロウと,だんだん珍しさを増していき,
そんな彼らの世話や飼育形跡,そして生態などから,ほころびを見つけ出し,解決へ導いていきます.
また,各篇のタイトルは『○○(動物名)を愛した容疑者』と,すべて統一されているのですが,
実際,彼らを一番愛しているのは,名推理を見せる主人公の女性警察官だというのもユニークです.
元捜査一課の鬼刑事との,いわゆる凸凹コンビも楽しく,会話中心のため,気軽に読み進められます.
その反面,動物への愛情が強すぎるあまり,人命や事件を軽んじるような言動を見せることがあり,
浮き世離れしたキャラクタと言ってしまえばそれまですが,このあたりはいささか引っ掛かりました.
あと,動物にエサをやる場面で,一部ですがグロテスクな部分がありますので,苦手な方はご注意を….
容疑者の逮捕により,置き去りにされたペットの世話をするという,警視庁内の新設部署が舞台.
実在するのかはともかくとして,確かに起こりえる問題であり,その着眼点がまずおもしろいです.
中身の方は,四篇の連作ミステリですが,読み手が作中からヒントを拾って考えるのではなく,
登場人物のやり取りや推理の過程,その解説,はたまた動物のうんちくを楽しむといったタイプ.
表題作の小鳥(ジュウシマツ)に始まり,ヘビ,カメ,フクロウと,だんだん珍しさを増していき,
そんな彼らの世話や飼育形跡,そして生態などから,ほころびを見つけ出し,解決へ導いていきます.
また,各篇のタイトルは『○○(動物名)を愛した容疑者』と,すべて統一されているのですが,
実際,彼らを一番愛しているのは,名推理を見せる主人公の女性警察官だというのもユニークです.
元捜査一課の鬼刑事との,いわゆる凸凹コンビも楽しく,会話中心のため,気軽に読み進められます.
その反面,動物への愛情が強すぎるあまり,人命や事件を軽んじるような言動を見せることがあり,
浮き世離れしたキャラクタと言ってしまえばそれまですが,このあたりはいささか引っ掛かりました.
あと,動物にエサをやる場面で,一部ですがグロテスクな部分がありますので,苦手な方はご注意を….
2017年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今年一月、「蜂に魅かれた容疑者」を読んでからこのシリーズに注目。書店では在庫がなかったので通販を利用。
2014年12月7日に日本でレビュー済み
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いろいろな動物の驚きの生態が,わかりそれだけでも大変おもしろかったです。それが推理小説ということで,続きがよみたーいと思いました。
2012年12月6日に日本でレビュー済み
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著者には落語を中心とするゆるいミステリのほか、フィギュアおたくを扱った『無法地帯』など、さまざまな持ち駒がありますが、本書は、その『無法地帯』のマニア物の系列にあり、被害者または容疑者が飼っていたペット動物を中心に据えた、きわめてユニークな作品です。
けがで捜査一課の現場をいったんひいた須藤警部は、総務課に配属、獣医資格を持つ若い女性の薄巡査と組まされ、放置されたペット動物のケアのかたわら、ふたりしてそこから謎を解いてゆきます。
はじめ、ペットとは犬や猫かと思って軽く手にとったのですが、十姉妹、ヘビ(ボア含む)、カメ(かなり大きなもの)、フクロウと特に後半はかなり珍しい動物で飼い方についても興味深いものがありました。しぐさもリアルに描写され、目の前に浮かぶようです。
作者の徹底的な調査も生かされていますし、何より動物マニアの薄巡査の動物への熱愛ぶり、博学ぶりがほほえましく、全く素人の須藤警部は翻弄されながらも、しだいに感化されてゆきます。
動物好きの自分としても、なじみのなかった爬虫類やフクロウが実に生き生きと描きだされていること、その習性やえさの与え方(冷凍のひよこなどが売られているとは!)にも感心しましたが、それだけではなく、ミステリの謎解きがその動物の習性や飼育法とぴたりとかみ合っていることに、舌を巻きました。さすがです。
ことにカメの事件では、少しおどろおどろしい博物学的雰囲気も漂い、ミステリとしても素晴らしい快感が味わえます。
それぞれの動物飼育の雑学的知識も楽しめ、充実した一冊でした。
ラストでは現場に戻るのをやめ、チャーミングな薄巡査とふたたびコンビを組むことにした須藤警部。気持ちは十分わかります。そして、続編が待ち遠しいです。
けがで捜査一課の現場をいったんひいた須藤警部は、総務課に配属、獣医資格を持つ若い女性の薄巡査と組まされ、放置されたペット動物のケアのかたわら、ふたりしてそこから謎を解いてゆきます。
はじめ、ペットとは犬や猫かと思って軽く手にとったのですが、十姉妹、ヘビ(ボア含む)、カメ(かなり大きなもの)、フクロウと特に後半はかなり珍しい動物で飼い方についても興味深いものがありました。しぐさもリアルに描写され、目の前に浮かぶようです。
作者の徹底的な調査も生かされていますし、何より動物マニアの薄巡査の動物への熱愛ぶり、博学ぶりがほほえましく、全く素人の須藤警部は翻弄されながらも、しだいに感化されてゆきます。
動物好きの自分としても、なじみのなかった爬虫類やフクロウが実に生き生きと描きだされていること、その習性やえさの与え方(冷凍のひよこなどが売られているとは!)にも感心しましたが、それだけではなく、ミステリの謎解きがその動物の習性や飼育法とぴたりとかみ合っていることに、舌を巻きました。さすがです。
ことにカメの事件では、少しおどろおどろしい博物学的雰囲気も漂い、ミステリとしても素晴らしい快感が味わえます。
それぞれの動物飼育の雑学的知識も楽しめ、充実した一冊でした。
ラストでは現場に戻るのをやめ、チャーミングな薄巡査とふたたびコンビを組むことにした須藤警部。気持ちは十分わかります。そして、続編が待ち遠しいです。
2016年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正確には主人公二人とも警察官であるので、「探偵」という表現は当てはまりませんが… 動物に造詣の深いキャラクターというのはありますが、古今東西見渡しても動物研究者(マニア&オタク)が探偵役というのは珍しいのでは無いでしょうか。福家警部シリーズといい、この作者はキャラの立った女性の主人公を作り出すのがうまいと感じます。ついでに言えば、小柄で童顔で警察官に見えないというのも同じで、筆者の理想像なのかも知れません。動物への博学さだけでなく、数多くの刑事との会話から得た警察知識とも相まって、推理が小気味よく進んでいくのが爽快です。当初はやる気のなかった相棒で上司の男性刑事が振り回されつつも感化され、保護者になっていく展開も読後感を良いものにしています。Kindleで思わず続編2つもクリックしてしまいました。
2012年11月21日に日本でレビュー済み
>「時間がないので、簡単に済ませるぞ。かいつまんで言うとだな……」
>「カイツマン?」
>「人間の言葉も少し勉強しろ」
>「すみません。イルカの言語でしたら、もう少し……」
あり得ないっ!!。私にご縁があった“理系女性”は、すべて聡明で魅力的な方
ばかりでした。ヒロイン・薄(うすき)圭子巡査、獣医師の免許を持ちながら、現在
26歳という設定に少々無理があるし、ですから!、そのあり得ない、“天然”ぶり。
その制服姿で現場に臨場するなんて、“コスプレ”を狙いすぎ。
激しい抗議の意味を、こめて!(笑)。☆ひとつ減。
でも、
>結婚もせず、男一人、捜査畑で飯を食ってきた
須藤刑事との“ラブコメ”路線もありですよね?
続編、楽しみに期待させていただきます。
>「カイツマン?」
>「人間の言葉も少し勉強しろ」
>「すみません。イルカの言語でしたら、もう少し……」
あり得ないっ!!。私にご縁があった“理系女性”は、すべて聡明で魅力的な方
ばかりでした。ヒロイン・薄(うすき)圭子巡査、獣医師の免許を持ちながら、現在
26歳という設定に少々無理があるし、ですから!、そのあり得ない、“天然”ぶり。
その制服姿で現場に臨場するなんて、“コスプレ”を狙いすぎ。
激しい抗議の意味を、こめて!(笑)。☆ひとつ減。
でも、
>結婚もせず、男一人、捜査畑で飯を食ってきた
須藤刑事との“ラブコメ”路線もありですよね?
続編、楽しみに期待させていただきます。